世界がわかる理系の名著 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
3.48
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本棚登録 : 581
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166606856

作品紹介・あらすじ

ファーブル『昆虫記』、ワトソン『二重らせん』、カーソン『沈黙の春』、ガリレオ『星界の報告』、ニュートン『プリンキピア』、アインシュタイン『相対性理論』等々、世界を変えた理系本を取り上げ、知っているようで知らないその中身、当時のエピソード、そして現代にどう役立てるかなどをわかりやすく解説。エデュケイション(教育)とエンターテインメント(娯楽)が合体したエデュテインメントな一冊。

感想・レビュー・書評

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  • ダーウィン『種の起源』やレイチェル・カーソン『沈黙の春』、アインシュタイン『相対性理論』など、自然科学分野の礎を彩った14の作品が挙げられています。
    「著者の生い立ち」から始まり、「本書の概要」「その後の世界への影響」「著者や著書に関するエピソード」「著者の教訓」さらに「本文紹介(一部)」、さらにさらに「本書が関連する現代の本」まで、概要としてはなんとも丁寧なまとめです。

    読んでいる最中に“日本へヒアリ初上陸か”というニュースを聞き、ヒアリ(火蟻)に触れているレイチェル・カーソンの『沈黙の春』が再注目されていると耳にしました。この本を読む良いタイミングだったように思います。

    理系出身の方にとっては周知の情報かもしれません。しかし著者の名前とタイトル程度しか把握しておらず、原作に手を伸ばすのは少々敷居が高いなぁと思っていた生粋の文系育ちの私にとっては有難い一冊でした。本書で知ったふりをするのではなく、ちゃんと原作にも手を伸ばしたいと思います。

  • 誰もが名前を知ってる、でもあまり読んだ事はない、そんな名著とその著者を紹介した本。
    どの本も大変魅力的に紹介されているため、実際に原著を手にとって読んでみたくなりました。

    どの本をとってみても「意外と読みやすい」との事。時代の先駆者達が、自分たちの研究をどうやって伝えるか、苦心した結果と言えるそうです。
    天才の人間っぽさが感じられて好きですね。

    以下紹介図書のリスト。
    ダーウィン「種の起源」
    ファーブル「昆虫記」
    メンデル「雑種植物の研究」
    ワトソン「二重らせん」
    ユクスキュル「生物から見た世界」
    パブロフ「大脳半球の働きについてー条件反射学」
    カーソン「沈黙の春」
    ガリレイ「星界の報告」
    ニュートン「プリンキピア」
    アインシュタイン「相対性理論」
    ハッブル「銀河の世界」
    プリニウス「博物誌」
    ライエル「地質学原理」
    ウェゲナー「大陸と海洋の起源」

  • レファレンス資料として

  • ダーウィン「種の起源」
    ファーブル「昆虫記」
    メンデル「雑種植物の研究」
    ワトソン「二重らせん」
    ユクスキュル「生物から見た世界」
    パヴロフ「大脳半球の働きについて」
    カーソン「沈黙の春」
    ガリレイ「星界の報告」
    ニュートン「プリンキピア」
    アインシュタイン「相対性理論」
    ハッブル「銀河の世界」
    プリニウス「博物誌」
    ライエル「地質学原理」
    ウェゲナー「大陸と海洋の起源」

  • 1

  • サイエンス

  • サイエンスっぽくなるための、お手軽なブックガイド。

    ここから原典を当たるもよし、中で紹介されている現代の書籍に当たるもよし。そういう意味でもよくまとまっている。

    残念なのは、ここに挙げられている本は名著なのだろうが、その選定基準がよくわからないこと。

    [more]
    (目次)
    はじめに
    第1章 生命の世界
     ダーウィン『種の起源』
     ファーブル『昆虫記』
     メンデル『雑種植物の研究』
     ワトソン『二重らせん』
    第2章 環境と人間の世界
     ユクスキュル『生物から見た世界』
     パヴロフ『大脳半球の働きについてー条件反射学』
     カーソン『沈黙の春』
    第3章 物理の世界
     ガリレイ『星界の報告』
     ニュートン『プリンキピア』
     アインシュタイン『相対性理論』
     ハッブル『銀河の世界』
    第4章 地球の世界
     プリニウス『博物誌』
     ライエル『地質学原理』
     ウェゲナー『大陸と海洋の起源』
    あとがき

  • 読みたい本がいろいろ見つかった。
    この本書くから読んだと知ってがっかりではあるが。

  • 斎藤孝推薦本。

    理科の教科書や受験で耳にタコができるほど聞かされる、素晴らしい発見をした科学者の数々。
    しかし彼らの著書にまで目を通した人は、何人ぐらいいるのだろう。取っつきにくそうな彼らの著書を、分かりやすく、そしてエッセンスを解説してくれた一冊である。

    なるほど、と読んでいる内に1章に登場したダーウィンと13章に登場するライエルが結びついたことに感動した。
    科学者というのは個々で生きているように見えるが、横のつながりがあることも、この本では示してくれた。

  • 社会に影響を与えた科学者を何人も取り上げて次々と紹介している。個々の内容はそこまで踏み込んだものではなく、ここから更に読書を進めていくための道標が示されているような感じ。個人的には少し物足りなかったかな。

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著者プロフィール

鎌田浩毅(かまた・ひろき)
京都大学大学院 人間・環境学研究科教授。1955年東京生まれ。1979年東京大学理学部地学科卒業。通産省地質調査所主任研究官、米国内務省カスケード火山観測所上級研究員などを経て、1997年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授、京都大学総合人間学部教授。東京大学理学博士。日本地質学会火山部会長、日本火山学会理事、気象庁活火山改訂委員、内閣府災害教訓継承分科会委員などを歴任。
京大の講義は毎年数百人を集める人気で教養科目1位の評価。科学啓発に熱心な「科学の伝道師」としても活躍。
『火山はすごい』(PHP新書)、『成功術 時間の戦略』(文春新書)、『火山噴火』(岩波新書)、『富士山噴火』『地学ノススメ』(いずれも講談社ブルーバックス)、『地球の歴史』(中公新書、全3巻)など著書多数。

「2019年 『富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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