なぜ日本の政治はダメなのか 政治家失格 (文春新書)

  • 文藝春秋 (2009年3月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784166606870

みんなの感想まとめ

日本の政治についての深い考察が展開される本で、著者は政治家たちの人間味やシステムの問題を鋭く指摘しています。特に、政治家に対する独自の視点や、新聞では触れられないエピソードが豊富に盛り込まれており、読...

感想・レビュー・書評

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  • 麻生政権時代に書かれた政治本。テレビでもこの人のコメントは結構好きだったので面白く読めたけど、なんか経歴を察すると昔から筋金入りだったんだなぁと。うまいこといいポジションについているけど…
    と、それはさておき、各政治家に対する考察やあまり新聞では語られることの少ないエピソードなど、個人的にはとても面白い話が満載でよかったです。ただまぁ、この手の本は数年後に読んじゃうと陳腐になってしまうのが世の常なんで、そこはもったいないところですが。
    タイトルは現代の政治家たちの人間味の無さを表現しているのでしょう。昔が決して良かったとも思いませんが、まぁなんとなく言いたいことはわからないでもないです。もちろん選挙制度がすべての元凶であるとも思いませんけども。

  • 地元の駅ビルで購入する。新書を定価で購入するのは、久しぶりです。非常に読みやすい本です。著者の本は、全て読んでいます。第1作目は、抜群に面白かったです。ただし、第2作目は、どうも好きになれません。題名と中身は一致しません。「わたしが取材した政治家」が適当だと思います。そのため、取り上げられる政治家には偏りがあります。旧田中派中心です。竹下、金丸、小沢、梶山、小渕です。それに対して、他の派閥の政治家は、小泉、麻生だけです。森、安倍、福田は無視です。小泉元首相には、敬意はありますが、冷淡です。それに対して、小沢氏に対する愛情を感じます。小泉氏と麻生氏の違いは、知性に対するスタンスです。小泉氏は、専門家に任せれば、後は細かいことは話さないそうです。それに対して、麻生氏は、細かいことまで話すそうです。しかし、それが、いい加減なのです。小沢氏に対する評価は、面白いです。政治関連の本をまとめて読もうかな。

  • 政治記者の田崎史郎氏の著作。2009年3月の本なので、小泉政権後の短命三政権・民主党政権誕生前夜の時期である。

    政治家個人ごとに項があるが、田中派の番記者だけあってまずは田中角栄からスタートする。
    その後時代順に政治家について記述されてゆく。
    小泉政権後自民党がガタガタの時期だったので、昔の政治家を褒めて当時旬の政治家を批判するスタイル。

    一方、07年参院選の勝利から民主党政権が現実味を帯びてきていた時期でもあるので、民主党に対する期待も大きい。

  • 田中角栄、竹下登、金丸信、梶山静六・・・・。かつていた真の政治家。群像を追いながら今の政治家に何が足りないのかを教えてくれる。政治の混迷はすべてが人災であるとまではいえないが、政治家一人ひとりの人間力は間違いなく弱体化しているのがよく分かる。他方、未来に向けての明るい萌芽の紹介もあった。真の政治家の到来を激しく待望するものである。

  • タイトルと中身がズレてる気が。。。

    プロとしての政治家の話は読んでて興味深いところではあるのだが、結局いままでは単なる「政治の世界」のプロが世の中を動かしてただけの話。「政治は三流」でも「経済は一流」だったから。

    でも経済が二流・三流に落っこちてく中では「政治のプロ」だけが世の中を動かしていくのには限界があるはず。「政治は最高の道楽」だと。道楽でやってる人に世の中任せられませんよ。

    記者として長く政治家と接してきて、その人間性を強調したいのは分かるし、そういう趣旨の本なら確かに読んでいておもしろい。

    でもそういう趣旨ではないし、後半はおもしろくない。

    一番ひっかかったのは最後のところ、

    「国民は、国会議員がいかに情報発信しようとも素直に信用しているわけではなく、第三者である記者の目を通した事実を信頼する」

    そんなことないって。なぜそう言える?批判だけしてれば成り立っている人たちの側の意見が正しいとも思えないが。

    「自分には到底できないことを政治家に要求しないでほしい」

    そう言うあなたはどれだけ偉いんですか?

  • [ 内容 ]
    二代連続の政権投げ出し、ねじれによる国会の不全…経済の非常時に政治が機能しない。
    政治劣化の原因は政治家なのかシステムなのか。
    政治取材三十年の経験をもとに徹底的に論考する。

    [ 目次 ]
    第1章 かつて政治家がいた
    第2章 人かシステムか
    第3章 政権交代
    第4章 『CHANGE』に見る理想の総理像
    第5章 政治報道
    終章 明日の政治のために

    [ POP ]


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    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 記者である著者が自分が反省をかけて取材してきた政治家について書いている本。一人一人の政治家の人柄が分かって面白かった。政治は人間が行うものだということを改めて認識した。

  • 記者による政治家の寸評。

    何故このタイトルなのかよく分からない。

    政治談義としておもしろいのかもしれないが、得るものは少ないかも。

  • 政党の合併分裂などなどをあまり良く知らんから、軽く読み流しちゃうところもあったけど、全体的に分かりやすい説明でなかなか面白かった。
    政治を変えられるのは、本当に簡単なことなんやなと思ったし、そういう考え方も出来るのかと、色んな主張が興味深くもあった。

  • 帯は麻生・小沢両頭写真

    • miraiyaさん
      帯フレーズ:麻生でも小沢でも日本は生き残れない
      帯フレーズ:麻生でも小沢でも日本は生き残れない
      2009/06/27

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著者プロフィール

(たざき・しろう)
1950年、福井県坂井郡三国町(現坂井市三国町)生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。73年4月、時事通信社入社。経済部、浦和支局を経て79年から政治部。82年4月から自民党田中派を担当。政治取材は35年に及び、現在も自民党はじめ民主党、公明党、維新の党、みんなの党などを幅広く取材。同社編集局次長、解説委員長などを経て現在、解説委員。著書に『経世会 死闘の七十日』(講談社、ペンネーム大家清二)があり、同書は『竹下派 死闘の七十日』と改題、加筆の上、文春文庫から実名で出版。ほかに『梶山静六 死に顔に笑みをたたえて』(講談社)、『政治家失格 なぜ日本の政治はダメなのか』(文春新書)。民放の報道・情報番組に多数出演。

「2014年 『安倍官邸の正体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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