『神々の乱心』を読み解く 松本清張の「遺言」 (文春新書)

  • 文藝春秋 (2009年6月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784166607037

みんなの感想まとめ

作品は、著者が松本清張の『神々の乱心』を深く読み解く試みを通じて、清張の意図やテーマを探る内容です。各講義では、作品に関連する歴史的背景や登場人物の関係性が詳細に解説され、清張の作品への理解が深まるよ...

感想・レビュー・書評

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  • 「神々の乱心」自体が、清張の意気込みとは違って成功してるとは言い難い。

    随って、それを読み解くこの本の試みって、どうなの?

    著者の作品は好きなものも多いし、清張も好きな作家だが、今ひとつのめり込めなかった。

  • 当たり前だが、タネ本を知ってないときつかった

  • いったい何でこんなどこかのカルチャセンターの講義録のようなものを新書で売らないといけないのか?もう原の本は読まない(怒)。
    昭和初期に世相を跋扈した新興宗教の一部が深く宮中にまでその触手を伸ばしていたというのは昭和史発掘にも一部記述があり、昭和裏面史として興味深くもあるが、松本清張がその作品のモチーフとしてどの宗教とどの宗教を組み合わせていたか、などはよほどの清張ファンでない限り特段の興味を引く素材ではないだろう。
    お手盛りの自作続きシナリオも論外。
    本書の最後の最後には「実は清張はこの作品に飽きていた」だって?なら「遺言」でもなんでもないだろう。読者をなめるな。

  • (欲しい!/新書)

  • [ 内容 ]
    松本清張の「遺言」『神々の乱心』を読み解く。
    最新の天皇研究をリードする気鋭の著者が、晩年の松本清張が総決算を意図した遺作を手がかりに、宮中の奥深くにまで分け入って、天皇制と昭和史という二つの巨大な謎に迫る。

    [ 目次 ]
    第1講 『神々の乱心』までの道のり
    第2講 「皇居」―女官と宗教
    第3講 「秩父」―弟とクーデター
    第4講 「吉野」―南朝と自称天皇
    第5講 「足利」―忠誠と反逆
    第6講 「満洲」―神器と凹面鏡
    最終講 清張の遺言、予言とは何だったのか

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  • フーチの技術を持つ集団が未だに皇室の中枢に関わっている可能性を示唆している、と裏読みした。

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著者プロフィール

1962年生まれ。早稻田大学政治経済学部卒業,東京大学大学院博士課程中退。放送大学教授,明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。98年『「民都」大阪対「帝都」東京──思想としての関西私鉄』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』(朝日選書)で毎日出版文化賞、08年『滝山コミューン一九七四』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)で司馬遼太郎賞を受賞。他の著書に『皇后考』(講談社学術文庫)、『平成の終焉』(岩波新書)などがある。

「2023年 『地形の思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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