2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 887
レビュー : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166607082

作品紹介・あらすじ

部数減と広告収入の激減が、新聞とテレビを襲う。ネット時代がもたらす構造的変化についていけないマスメディアの経営陣。加えて情報通信法施行と地デジ化がとどめを刺す。

感想・レビュー・書評

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  • 【要約】


    【ノート】

  • 世の中にいろいろ異論はあるだろうけど読んで損ではなかった。発売された2009年はマ○○○○スの全盛期だったのかな。

  •  『電子書籍の衝撃』、『キュレーションの時代』と読んできた同じ著者の本です。出版順で言えば、この本が一番古いということになります。

     3冊の本に共通している点は、情報やメディアを取り巻く時代の流れと、今後進んでいくであろう方向を書いているという点。切り口を変えることで、どの本も読み応えがあります。

     ここでは、コンテンツ、コンテナ、コンベヤの3つの役割を誰が担っているのかという視点でそれぞれの業界を分析しているのが特徴です。面白いのは、コンベヤが、どれもインターネットになってしまうところ。

     さて、もう2011年は始まっていますが、本当に消滅してしまうのでしょうか?(笑)。

  • そのとおり。

  • 平坂書房で購入する。正直、期待はずれでした。海外の事情は正確だと思います。これは、海外のマスコミが、繰り返しこの問題に特集しているからです。それをまとめれば、どうにかなります。それに対して、日本の事情はあいまいです。新聞社は経営危機に晒されていません。地方新聞は好調です。理由は簡単です。ローカルねたの供給先は地方新聞しかありません。危機は全国新聞です。ただし、全国新聞は危機なのでしょうか。首都圏、大阪周辺を除いて、撤退すればいいのではないのでしょうか。その他の地域は、赤字のはずです。何故ならば、それ以外の地域は、それぞれの地方新聞が強いからです。その他の地域を撤退すれば、業績は大幅に改善すると思います。地方から撤退しないのは、全国紙というプライドを守るだけのためです。つまり、それだけ余裕があるのです。新聞社の現状は危機とは程遠いと思います。

  • 約3年前(2009年7月発刊当時)にマスコミのことがわからない時代に読んだ本。

    2012年になっても、まだ新聞もテレビももちろん残っているが、著者が言うように、今までのビジネスモデルの限界は見えてきたように思える。地デジなどの延命的な処置はされているが、マスメディアが果たしてきた本質的な役割が、世界の中で徐々に小さくなっていることには疑いない。

    コンテンツ産業が、ネットという共有の世界の中でどのように生き残っていくのか、ある時点の時代の証言的な本だと思う。

  • 元新聞記者である佐々木俊尚さんによるメディア界への痛烈な風刺。地デジ化などをきっかけに2011年に既存メディアの命脈は絶たれるということで、一般人では知ることのできない新聞社の編集の風景だったり、昨今はだいぶ理解されるようになってきた記者クラブの問題などに斬り込むとともに、テレビ局の搾取構造など知っているとこれまでと見方が少し変わります。ここまでクリアに言い切っていいものか…とは思いましたが。

  • 2008年、アメリカの「新聞消滅元年」の3年後、日本。マスを失った新聞、テレビ。

    普段意識しないけど、記憶の昔と比べると、確かに変化している。

  • マスメディアの今後についての新書のなかで、もっとも過激な感じでした。新聞とテレビは消滅すると言い切っていて、生き残るすべはコンテンツ供給のみをおこなう企業へ撤退することのみだとしています。ちょっと振り切れている感じはしますが、多様な意見をえるうえでは読んだ本がいい本。

  • 2012年になりました。死にかけてはいるけどいまだに生き残ってるね。

    でも見切りは付けられるレベルに消滅しかけていると思う。

    新聞はYとA以外は多分潰れるよ。

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著者プロフィール

佐々木 俊尚(ささき としなお)
1961年生まれ、兵庫県出身。早稲田大学政治経済学部政治学科中退後、1988年毎日新聞社入社。記者として勤めたあと、1999年『月刊アスキー』の編集部デスクに転身。2003年退職後、主にIT分野やメディア業界に関わるフリージャーナリストとして活躍。大学非常勤講師なども担当している。
代表作として、2010年度大川出版賞を受賞した『電子書籍の衝撃 -本はいかに崩壊し、いかに復活するか?』、『キュレーションの時代』など。近年は『家めしこそ、最高のごちそうである。』といった自宅料理についての著作もある。

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