父が子に教える昭和史 (文春新書)

  • 文藝春秋
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本棚登録 : 156
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166607112

作品紹介・あらすじ

「日本はなぜ負ける戦争をしたの?」と子供に聞かれたら。あの戦争をめぐる問いに、日本を代表する知性がズバリ答える。満州事変から東京裁判まで、昭和史入門の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 先の大戦からの問題はこれまでもこれからもなかなか解決を見ないと思います。そうしたことを少しでも理解しようと、この本を手に取りました。

    前半部分の戦前・戦中の話がとても印象に残りました。特に、原爆のところの影の話。後半部分の戦後篇は最後の吉田茂、講和条約の話に深く考えさせられました。
    印象に残ったところは引用しました。

    何が善悪で今後どうしていくべきかはまだまだ勉強不足でわかりませんが、いろいろな考えに触れて、きちんとした事実を見て、いずれは将来の世代にきちんとした歴史を伝えられたらなと思います。

  • 中には実際の戦争体験が
    含まれています。
    水木センセのそれを読めてよかったなぁ。
    でも、本当に戦争は不条理。

    約1名うちの大変嫌いな人がいました。
    誰とは言いませんよ?誰とは。
    なぜ入れたんだろうと私は疑問ですね。
    まあ、今問題のあの学校を宣伝内容に
    入れていたところなので何かがありそうですが。

    人を動かす力、
    交渉の力って大事なんだな。
    と通して読んで気づきました。
    そして、情報は操作できるわけ。
    昔も今もね。

  • 100304

  • 「父が子に教える昭和史」(文藝春秋刊)を読みました。

     満州事変、2・26事件から真珠湾攻撃、東京裁判までの歴史を多彩な執筆陣で解説しているものです。

     どうしてもあの戦争に対しては、全面的に否定してしまいがちなのですが、すべてが間違っていたわけではなく、正しいことは何だったのかを改めて考えさせられました。

     今のこの日本があるのも、あの大戦を懸命に生き抜いてきたからこそであり、日本の未来のために命をかけて戦った多くの人たちのおかげであることを忘れてはいけないのだと思いました。

     正しい歴史について、しっかりと後世に伝えていきたいものです。

  • 月刊誌文芸春秋に掲載されていたのを新書版にした。
    日本人は一度はこの本を読むべきとの感を強くもった。
    従来、言われてきた、常識とされてきたことがこの1冊を読むことによって覆される。
    斯界の人たちの発言は重い。

  •  本書は、昭和史のエポックを取り上げて、36人の各界様々な人々に語らせたものであるが、まさに玉石混交。数少ない感心する筆耕もあれば、自慢話、勝手な見解、様々な集大成であるように思えた。
     もともと、昭和史の視点は、イデオロギー的混迷もあり、いまだ広い国民的合意があるようには思えないが、本書を読んで改めてその点を痛感した。昭和史は、まだ歴史として熟成されていないのだろうか。
     しかし、既に平成も20年以上を過ぎ、平成生まれの人間が20歳を過ぎる時代である。忘れつつある昭和の出来事を、あらためて紹介した本書はそれなりに価値はあると思った。  
     本書は、昭和史のそれぞれの出来事をもっと知りたいと思わせるリードとして、価値があると思えた。

  • 真珠湾攻撃を日本軍の奇襲と断定するような父親には歴史を教えてもらいたくないです。その他自虐的な記載が多すぎて、1回読んで売ってしまいました。自分の立ち位置に則って歴史を記載することに文句をつける気はありませんが、本書だけで昭和の歴史がわかったと思ってしまうのは危険極まりないと言わざるを得ません。まぁそんなナイーブな人、いないか。

  • 感想未記入

  • 昭和史の特に重要な終戦前後のトピックスをコンパクトに網羅してあるという点で、手軽に知りたいひとにはお勧めの一冊。ただし、ここの項目がそれぞれ常に議論の対象となっているものであるので、これにとどまらず、本書内で各著者が紹介している関連文献や、それ以外の文献を自分で読んでみて、全体を俯瞰する作業をする必要あり。ここの著者の略歴・経歴があると、どんな立場の人が書いたのかが分かってなお良かったという点で★ひとつ減点。

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著者プロフィール

講談社ノンフィクション賞受賞作『ガン回廊の朝』(講談社文庫)

「2017年 『人の心に贈り物を残していく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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