1980─2009 完本 紳士と淑女 (文春新書 716)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166607167

作品紹介・あらすじ

オピニオン誌「諸君!」の巻頭を飾る名物匿名コラム「紳士と淑女」は一九八〇年一月号より連載が始まった。爾来三十年、時流におもねらず、深い洞察力とジャーナリスティックなセンスで数々の名文を書き続けた筆者は、雑誌の休刊にともない、ついに自らの名とがん闘病を明らかにした。30年に及ぶコラムから263本を精選。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    オピニオン誌「諸君!」の巻頭を飾る名物匿名コラム「紳士と淑女」は一九八〇年一月号より連載が始まった。
    爾来三十年、時流におもねらず、深い洞察力とジャーナリスティックなセンスで数々の名文を書き続けた筆者は、雑誌の休刊にともない、ついに自らの名とがん闘病を明らかにした。
    30年に及ぶコラムから263本を精選。

    [ 目次 ]
    昭和から平成へ(金正一から金正日に御改名(一九八〇年)
    原爆は悲惨だ、では平和は来ない(八一年)
    ハチは夜の銀座にもいる(八二年) ほか)
    世紀末の世界と日本(ベルリンの壁の一片を心の中に(一九九〇年)
    新聞記者はみな逃げていく(九一年)
    小田実より本田美奈子を信じる(九二年) ほか)
    21世紀のはじめに(トルストイさえ切り刻まれる(二〇〇〇年)
    二十世紀を一分で振り返る(〇一年)
    三国人とジャップ。どっちが蔑称(〇二年) ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 30年にもわたり連載された名物コラム。こういう文章が書きたいな〜。

  • 『諸君!』に30年間に渡って匿名で掲載されたコラムの抜粋。
    徳岡氏の歯に衣を着せぬ関西弁も入り、ユーモアがあり辛辣、そしてこの国を憂える心が伝わるコラムが続く。
    30年間の日本の社会の変遷が年を追って読める本。

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著者プロフィール

昭和5年1月 大阪市生まれ
毎日新聞社で社会部、サンデー毎日、英文毎日の記者、編集次長、編集委員などを歴任。
ニューヨーク・タイムズのコラムニストも務めた。
第34回「菊池寛賞」受賞。
著作 「五衰の人ー三島由紀夫私記」(新潮学芸賞受賞)、
「横浜・山手の出来事」 (日本推理作家協会賞受賞)、
「悼友紀行」ほか多数。
訳書 「アイアコッカー我が闘魂の経営」ほか。

「2020年 『夕陽ヶ丘 昭和の残光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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