本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784166607174
みんなの感想まとめ
本書は、政治と経済の関係について深く考察し、特に民主党の政策に対する批判を通じて日本経済の未来を探る内容です。著者は、民主党がなぜ日本にとって問題であるのかを具体的に示し、同時に自民党内部の問題点も指...
感想・レビュー・書評
-
なんか途中から話がずれてませんかね・・・?
もう少し経済の細かいことが書いてあると思ったんだけど。
あっ、これ読んだのは与謝野さんが自民を離党する前でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
政策通で知られる与謝野馨氏の著書。政治家とは何か、今まで与謝野氏の軸となる思想に触れたことがなかったので、彼の社会経済や日本の将来に関する考えは新鮮で、同時に非常に力強く感じた。スタンダードな政治家らしい考えだがらそれが本質であるというのは素晴らしいことだと思う。
-
本書を読んだ当時は与謝野馨氏の経済政策に興味を持っていたが、著者が菅内閣に入閣してから、その変節振りに辟易としてしまった。
内容は示唆に富んだ良いものである。本書を読んで感じたのは、与謝野氏には自民党に留まって、建設的政党としての人材育成に力を注いでほしかったということである。 -
伯父の蔵書から。
麻生政権の(与謝野氏からみた)与党内の攻防、与謝野馨の政策・人脈がわかる本。
この本を読む限り、政策については財政再建重視派でデフレ解消政策に重きをおいてないと思われる。
後半の消費税目的税化、安心社会実現会議での方向性はおもしろかった。
解決すべき問題を重視し、超党派で議論をすすめるべきだという考えだったからこそ、今回民主党に誘われて政府に入ったのだろう(それと人脈)。
結果は残念なことになりそうだが。 -
著者は政策通として有名だが、経済の仕組みと力学の説明が理路整然としていてわかりやすい。法学部出身で経済の勉強をむやみとやりすぎないでシンプルにまとめて理解しているのがかえっていいみたい。
今読むと、状況が古くなっている(鳩山政権下で書かれているのだから)が、ますます悪くなっているみたい。
自民党を出るような気配はここではまったくない。 -
民主党批判かと思いきや、批判に留まらず、与謝野さんが各自民党政権内で担当していた仕事についても書いてあった本。
この本を読んでいると、与謝野さんは自民党に留まって、若手育成をしていたほうがよかったのではないかなあと思います。
続きはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/2884684.html -
一躍時の人となった与謝野馨氏の本。
いち経済学部生に過ぎない自分にもダメだとわかるようなことを平気で行う政治家がいるなか(特に仕分けを見ていると)、ホントに頭が良くしかも利他的なんだろうなーと思わされた。
確かに、仕組みや制度よりも「努力」とか「耐え」を重要視したり、制度設計について触れることなく金融資本主義を悪者にしたりと古くさく見えるような議論もあるが、自民党や日本の再生のためには若手がでてこなければならないと断言しているので、マスコミの与謝野氏を「老害」のようにみなす報道は安易な批判だと思った。
日本は資源がないからイノベーションを起こし続け「自転車操業」でやってくしかないという考えや、社会保障とそれ以外を分けて考え方など全体的に納得できる部分が多かったけど、一時期の自民党のように政権が長続きしないことには絵にかいたモチで終わってしまうんじゃないかな・・ -
筆者が、与謝野鉄幹と与謝野晶子の孫というのは、初めて知った。
昨今の民主党の混乱振りを見ていると、筆者が言うのも頷ける。
筆者は財政再建のために、消費税の増税は不可欠で、使いみちを福祉に限定することで、国民の理解を得るべきだと主張する。
早く手を打たなければ、国債の暴落により、取り返しがつかなくなるのではと危惧する。 -
著者の前作「堂々たる政治」に明快・骨太な主張を感じたので、この本も購入。政権交代したからと言って、民主党がすべて正しく、自民党がすべて間違っている訳もない。有権者にとって耳が痛いことを堂々と言う著者の姿勢には共感する。この時代に耳ざわりのいい公約ばかり並べてもとうてい信用できない。しかし、これだけの考え・主張を持つ筆者が経済閣僚として仕事していたにも関わらず、なぜ総体としての自民党政府は有効に機能しなかったのか。なぜ、有権者の信頼を年々落としていったのか。そのことに手を打てなかったのか。数々の疑問が残る。自民党が手強い野党として再建されることが、有権者の選択肢を豊かにする。そのためには与謝野にはもう一仕事も二仕事もしてほしいと願う。
●●●
与謝野馨「民主党が日本経済を破壊する」を読む。
この本を読んでいてこんなことを考えた。
日本の金融資産は1,500兆円ある。
しかし、国債・借入金残高は900兆円ある。
こんな例えはどうだろう。
こどもが貯金箱にお年玉を15,000円ようやく貯めた。
ところがどうせすぐには使わないからいいだろうと
両親がフタを開けていつの間にか9,000円を家計に回していた。
いつか返すから、いつか返すからと1,000円ずつ借りていたら、
もう6,000円しか残っていない。
どうせこどもはまだ気づいていないんだから、
いつか返しておけば大丈夫だよ……
個人や企業が将来の蓄えと思って
銀行や郵便局にお金を預けていても
その金庫は裏側が空いていて
国が手を突っ込んでどんどん使ってしまっている……
与謝野は日本の未来の医療、介護、教育のためには
消費税を10%程度に上げなくては賄えないと断言する。
しかし、その前に国民が求めている将来の安心を
政党がビジョンとして描く必要がある。
耳が痛いことを堂々と言う政治家は少ない。
野党になった自民党にも傾聴に値する政治家はいるものだ。
与謝野の前著「堂々たる政治」も論旨が実に明快で面白かった。
一方、そうした与謝野の考えや行動も
自民党の器の中に入れてしまうととたんに
明快さが失われてしまう。
どうやって税金を再配分するのか、
政治家たちの思惑、慣習、利権にしばられ実に不明快になるのだ。
与謝野のような政治家が野党にいることは健全である。
僕はこれからも動向に注目する。
(文中敬称略)
与謝野馨の作品
本棚登録 :
感想 :
