もし顔を見るのも嫌な人間が上司になったら ビジネスマン危機管理術 (文春新書)
- 文藝春秋 (2010年7月20日発売)


- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166607600
感想・レビュー・書評
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筆者の江上さんの会社人生の成功譚と、経験からくるアドバイスを書いた本。
悩みを相談するはずが、飲み屋で上司に武勇伝語られているような気分になる本(江上さん、気分よさそう)。
まあ、出てくるエピソードはすごいし、一理あるんだけど、話長いなー、終電で帰れるかなー?というような。
セクハラ、不倫など、性にまつわる話はおっさんズレしている印象なのでスルーしました。(前時代的な感覚?)
それでも、組織、上司の目線、部下としてのタフな態度等、少し気づきがあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者が質問に回答していく形式。銀行員時代の経験が活かされている。上司の問題から不倫までお取り扱いしている。
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20151106また読みたい
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小生は大企業に勤めているわけではないので大企業を取り巻く環境はよくわからないが、日常的にこのようなことが行われているのであればコンプライアンス向けとしてはいい本だと思う。
この手の知識を身に付けておくことは損にはならないと思うので一度読んでみる価値はあると思う。
ただし、中小企業の人が読んだとしても実際に役立つシチュエーションがあるかどうかは不明。 -
タイトルだけだと少し語弊があるものの、サラリーマンのサバイバル教科書的な一冊として持っているといいと思う。特に不正や不倫など会社内のコンプライアンスに関連するエピソードはさすが第一勧銀の総会や事件を経験した人物だけはある。部下サイドだけでなく、上司の目から、取引先についてなど多面的な進め方だしユーモアに溢れているので読みやすい。
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サラリーマンの危機管理術。小説も読んでいるので、よくわかる。自分を大切に生きることが重要。会社のために生きるのが人生ではない。でも、自分が出来る最善の事を尽くし、仕事はやらないといけない。仕事を手抜きすることは許されない。そんなことをしていると自分自身の将来の行き抜く力とならない。自分も早期退職して、ハローワークにも行ったし、面接を受けたりした。なかなか思うようにいかなかったが、自分を信じて、今の仕事に就いた。充実している。会社で何をやってやらう。何を若い人に伝えていこうかと毎日考えている。
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質問回答形式をとった筆者の体験談。
私の労働環境ではあまり役に立たなそう。
銀行とかエリート企業だとなるほどという感じなのだろうか。 -
46のケースごとにその対処法が記されている。タイトルはケース1。全般的に少し突き放したようなアドバイスがとてもよい。サラリーマンを取り巻く問題は様々あるけれど,最後は「心の持ちよう」にかかっていると思う。
■違和感力・判断力・行動力 -
サラリーマンとして生きていく中で遭遇する様々なトラブルへの対応方法を著者がアドバイスする本。題名の通り嫌な奴が上司になった場合、会社の不祥事に巻き込まれてしまった場合、また自分が不祥事を起こしてしまった場合、社内不倫をしてしまった場合、etc。いろいろありがちなケースが書かれています。幸いなことに今まで遭遇したことはありませんが、心構えはしておいたほうが良いことがわかりました。
著者プロフィール
江上剛の作品





