宮大工と歩く奈良の古寺 (文春新書)

  • 文藝春秋 (2010年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784166607624

みんなの感想まとめ

奈良の古寺を宮大工の視点から新たに体験できる一冊で、著者は法隆寺最後の棟梁の弟子である小川三夫氏です。彼の視点を通じて、古寺の建築技術や知恵がどのように受け継がれているのかを知ることができ、訪れる際の...

感想・レビュー・書評

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  • 法隆寺最後の棟梁、西岡常一さんのお弟子さんの小川三夫さんの著書。
    先んじて『木に学べ』を読んでいたが、人から人へ伝承していくとはこういうことか、と中々興味深かった。
    法隆寺、法興寺、法起寺、薬師寺、唐招提寺へ訪れる際は、この本を手に、「建築」の視点から見るのも面白そう。

  • 法隆寺や東大寺の凄さ、楽しみ方を、宮大工の視点から語っていただく本。その道のプロによる解説は非常に興味深い。
    五重の塔などの中心に位置する心柱は、塔の構造からすると、塔を支えてる訳ではなく、塔の天井の飾りを支えるのみ。心柱に支えられたら、時間とともに塔が歪む。何だか人間界でも見る光景やわ。

  • 新書文庫

  • 宮大工の言葉は深いな

  • 法隆寺最後の棟梁、西岡氏の弟子だった、小川三夫氏と歩く奈良の古寺。

    宮大工の目で見ると、全然違った景色が見えてくる。見る人によってこんなにも視点が違うのか…と面白い。

    次に行く時に見たいポイントを頭に思い浮かべながら、昔の宮大工の知恵と技術に思いを馳せる、そんな一冊。

  • 12/09/23 奈良の寺の建築がよくわかる。

  • 作る人が書いた奈良の寺
    これを見て行くとお寺の見方が変わります

  •  「木のいのち木のこころ」の小川さんの本なので読んでみた。
     なるほど、やはり木や組み方などでこんなことが判るんだと感心。実際に建てた人達との対話を読んでいるようだ。
     面白かったのだが、寺の構成物の名前が良く判らなかったので、その辺りの用語をまとめて説明してくれるページがあれば良かった。

  • 法隆寺を建築をテーマにガイドするならこの本がオススメと知人から紹介された本

  • 奈良旅行にハンドブックがわりに持参。唐招提寺、薬師寺ではかなり役立った。

  • 20101130 又、奈良に行きたくなった。

  • カテゴリ分けが難しく、一種、旅のガイドでもあるのだけど、いや、もう目から鱗が落ちっぱなしです。これを読んでから行くと観るところが変わる。
    いや、なにも知識ないところから建物を無心に観ることを著者は勧めているので、奈良に行った後に読んでも良いのだろうけど。
    あともう少しで読み終わります。

  • 法隆寺、薬師寺をはじめ、唐招提寺、東大寺、興福寺、室生寺など奈良の代表的なお寺の建物を、実際に建てる人の目線で解説した本。
    穴場的お寺の名建築の話もあり、奈良を訪れるまえにはぜひ読んでおきたいものです。
    それにしてもこの著者の本は、何度読んでもいいですね。

    [2010.10.6]

  • 奈良のお寺を宮大工に案内してもらうとしたら上質な経験です。しかし、新書なので手軽に楽しめてしまいます。修学旅行で活用してもらえるのではないかと思います。わたしの頃は『隠された十字架』(梅原猛、1972)でした。

    「法隆寺の伽藍はみな胴張りです。エンタシスとは違って、下から三分の一あたりが一番膨らんで、上ですぼまった形です。」(P52)

    「エンタシス」の定義にもよりますが、パルテノン神殿の柱は上に行くほどすぼまるだけですから、胴が膨らんでいる法隆寺とは異なります。安定感を得る目的から柱にほどこした工夫ということでエンタシス=胴張ではなくてエンタシス≒胴張というのが面白いです。

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