ここがおかしい、外国人参政権 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166607662

感想・レビュー・書評

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  • 外国人参政権なんて言葉自体存在するのが…疑問だ。
    そもそも、外国人に参政権を与える国なんてあるのか???

  • いやぁー、問題点と論点と筆者の論理がメチャクチャ良く分かった。最高裁の判例にあるから、といってそれを鵜呑みに正と考えるのはおかしいね。最高裁でも理由に、余計な蛇足付けて来るので、その蛇足を錦の御旗と考えてると大きな過ちを冒すね。
    長崎や新潟、北海道、沖縄での外国人参政の結果を想定するに、けして受け容れらる話じゃないね。
    しかも、それが憲法に明確に謳われているので、負けるはずがないね。面白かった。

  • 著者の「蛇足判決」理論に陶酔されている感じが見て取れますが、主張は一貫していて読みやすく理解しやすかったです。

    ここでは、外国人に参政権を与えるかの妥当性ではなく違憲性を論じています。

    外国人に参政権を与えることに対して賛成派である人々は、憲法は外国人参政権を禁止していないとする平成7年に下された最高裁判決において理由の第二段落を根拠にしている。
    しかし、著者の「蛇足判決」理論により論破されている。

    中韓の脅威に対して、日本人はあまりにも統治の感覚が薄いと感じる。
    もう一度、日本国憲法をよくよく読み返して憲法改正議論を進めていただきたい。
    一部憲法改正論者が囁く主権の変更などは、憲法改正ではなく革命であることを痛感させられた。

  • そっか、司法のしゃべりすぎの人だ。
    もっと、参政権運動自体の話かと思っていたが、自説の蛇足理論の主張が殆ど。その主張自体は嫌いではないのだが、外国人参政権に関しては、何となく、憲法云々よりこの人自体が嫌なんだろうという気配を感じてしまう。
    穏やかな語り口が、むしろトンデモっぽい腐臭を呼ぶ。

  • 外国人参政権に対するもやもやした気持ちが,
    憲法と論理的に照らし合わせることですっきりした.

  • なんて言ったらいいんでしょうね…法律用語、その最高峰たる憲法さえも、言葉の解釈に曖昧な部分があることに驚く。確かに国民主権の憲法の下では、選挙権、非選挙権の持つ意味はあまりにも大きい。慎重になるだろうなぁ。

  • 数年前から、裁判官が自分のさだまさしの歌詞だの自分の気持ちを伝えた、というような報道に違和感があった。
    それは、報道が伝え始めただけかと思っていたがそうではないようだ。
    それどころか、外国人参政権の根拠が単なる裁判官の「想い」であったことが解った。
    その、越権行為が高じて遂には裁判員裁判での「上告勧告」という職務放棄につながっているのではないか。
    著者の井上氏に関してはTVでみたイメージよりはるかに解りやすく論理的な文章に驚いた。

  • 外国人は日本人と同じように、納税の義務を果たしている。だからそのミカエルに参政権を与えても当然だ、との意見もある。
    外国人参政権に反対する人たちは、その根拠として憲法が規定する国民主権原理を上げる。
    小沢一郎は外国人参政権に非常に積極的だが、連立を組んでいる国民新党は外国人参政権に大反対。まとまるはずがない。

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著者プロフィール

同朋大学大学院人間福祉研究科・社会福祉学部准教授。臨床心理士。
名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程(心理学専攻)修了(文学修士、1982)。愛知県児童相談所に勤務(1983〜1999)。1999年より同朋大学社会福祉学部専任教員。家族援助論、児童福祉臨床研究などを担当。児童家庭相談、特に児童虐待防止ケースマネジメントを研究。
主な著書等:『児童虐待へのブリーフセラピー』(共著 金剛出版 2003)、『新生児医療現場の生命倫理』(共著 メディカ出版 2004)、「サインズ・オブ・セイフティ・アプローチ入門」(共著 そだちと臨床vol.2 明石書店 2007)。訳書として、『安全のサインを求めて』(ターネル、エドワーズ著 共監訳 金剛出版 2004)、『児童虐待を認めない親への対応』(ターネル、エセックス著 共監訳 明石書店 2008)

「2008年 『子ども虐待防止のための家族支援ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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