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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784166607679
みんなの感想まとめ
異文化理解と日中関係の重要性をテーマにした本書は、現役外交官が中国での経験を通じて、中国人の日本への見方を描いています。著者は、北京での駐在中に得た知見を基に、中国の中学生や大学生との交流を通じて、日...
感想・レビュー・書評
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誰からも文句の出ない態度は外交官僚としては立派なものかもしれないが、新書の執筆者としてはこれほどつまらないものはない。
著者はかつて中国公使を務めていたそうだが、もうとっくに退任しているのだからもう少し鋭いとんがった考えを開陳してほしいと思えた。
2017年5月読了。 -
北京大使館に公使として二年間駐在した、外交官が見た中国を描いた著。2010年の出版でやや古い。また、赴任時期(2007年~2009年)がたまたま日中関係良好な時期だったこともあり、希望的、楽観的な論調になっているのが気になる。文化交流を担当していたということなので、敢えて明るい面を強調したのだろうか。中国に学べ、というのはその通りだと思うのだが。著者も「私が北京で勤務していた時期は、両国首脳のはっきりした日中関係重視の姿勢もあって、両国の関係が改善した。中国メディアも赴任する前に私が想像したより、好意的であった(…)。」と書いているが…。
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読みやすく、わかりやすい内容だった。
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もしまだ中国を日本で報道されるようなイメージでしかとらえてない人がいればぜひこの本を読んでほしい。確かに中国は反日デモを行ったり環境汚染が改善されてなかったりと日本より劣っている部分はあるがそれは中国の一部分にしかすぎない。本当に賢い、理解ある中国人は日中のことも冷静に考えることができるし、また彼らの目は日本を通り越して欧米へ常にむいている。むしろ私たち日本人の方が80年代の中国イメージを引きずったままで、愚かしいのではないかとさえ思ってしまう。やはり文章ではなくじかに見たいので、来年の北京留学をぜひとも成し遂げたい。
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中国人の日本人に対する考え方がよくわかる。良い点の評価と、歴史に対する評価。メディアで報道される排日運動が必ずしも大勢ではなく、政治やビジネスの世界で成功している人々は、冷静に状況を見て振舞っていることがわかった。
帯にも書いてあるが、中国人は日本人より韓国人のほうが嫌いというのは印象に残った。近い国同士は、過去に関係が悪くなっていたり、領土や歴史の問題(両国の場合、渤海の位置づけ)など、様々な問題を抱えている。そのなかでも、一番近くの国として友好的な関係を築くために各国の政治家や外交官が努力されている様子がわかった。 -
読みやすかった。中国の優れた一面、意外な一面を知ることができてよかった。
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我々日本人も世界を舞台に(相手に)主体的に行動しなければ、いつのまにか中国だけでなく他の国にも遅れをとってしまうと思った。
私たちは、中国の食品問題やマナーの悪さ、感情的な反日デモなどを見て、まだまだ未熟な国だと思っている。経済では大国になっても、極端な貧富の差を抱え、世界のリーダーにはなれないと思って安心している。
しかし、中国には、冷静に世界の中で進歩していく戦略を練っている人や自国の未熟な点を認識し、外国から美点を学ぶ姿勢を持った人、猛勉強をして自分を高め、祖国のために働こうと考えている人がいることを知った。
我々は中国の悪い点ばかり見て安心するのではなく、激動する世界でどう生きていくか考えて行動していかなければならないと感じた。
励まされた気がした。 -
外交官としての応対・姿勢・技術が勉強になる。中国赴任中の人々とのやり取りで、相手の感情を害することなく自らの公式な立場を明らかにし間違いを正す論旨をはっきり述べる。登場するのは、理性的で寛容な人々。とはいえ、冷静な視点は過熱しやすい時期だけに参考になる。
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取り立てて新しい知見があるわけではないですが、著者が公使という肩書きであるため、やはりかなり知的エリートとのふれあいが多かったようです。そのため、中国のエリートたちの本音が垣間見えます。
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道上さんはもと韓国の大使館にもいた人で、同じ中公新書で『日本外交官、奮闘記』を書いている。ぼくはその時から注目してきた。道上さんは、外務省の韓国畑の出身で、韓国に対して、堂々と論陣を張った人である。その道上さんがそのあと少しおいて今度は中国に赴任していた。本書はその時の体験を踏まえたものだが、全体は中国の親日派の意見を広く集約したという感じがする。中国の良識層の意見の紹介である。道上さんは同時に、本書で日本のよさをたくさん書いてくれている。その核心は「人に迷惑をかけない」という精神だ。お金儲けや一番になることよりもいい仕事をするということに日本人は価値を置いているともいう。そうだと思う。民度も高い。中国がいくら経済大国になっても民度が上がらなければ、ほんとの大国とはいえない。韓国と中国との違いについて、氏は韓国との場合は違いを強調し戦ったが、中国はむしろ同じ人間だから大丈夫、でも違いもあることも忘れないでと言うそうだ。中国では相手に反撃するだけでなく、一度相手のレベルに立って言ってあげた方がいいとも言う。これはまさに中国人のメンツの尊重だ。中国人がなぜ韓国人に悪感情をもつのか、その理由も本書には書かれている。
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2009年7月まで北京の日本大使館勤務を二年強していた元駐中国公使が書いた本。
現在の生の中国や中国人は、思っていたより冷静で日中の今後に希望が持てました。むしろなぜこういう内容が新聞やTVで発信されないのか?とあらためて日本のマスコミの罪を感じる。
反日教育を受けた高校生が日本に修学旅行に来た後書いた感想文読むと、その反応に喜んだり、気を引き締めたり。
中国メディアについての記載では、メディア統制されてる国であるが、急激に変化しており、世論誘導もあるようだが、意外に議論も活発だそうで、海外リサーチしながらうまく発信し知的議論する分厚い知的エリート層が各地にいるなど、考えていたのとはちょっと違う中国が浮んで来た。
これを読みながら、日本のメディアのほうがレベル低いのではないかと感じてしまった。
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