100歳までボケない101の方法―脳とこころのアンチエイジング (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
3.29
  • (4)
  • (22)
  • (22)
  • (7)
  • (3)
本棚登録 : 312
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166607693

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 機内で読むために購入。読みやすい作品です。

    ボケたくないので読んでみました。
    ポイントを羅列! 

    カラオケ(歌うこと)
    腹式呼吸
    旅 
    恋愛
    朝のオレンジジュース 
    よく噛む 
    7時間睡眠 
    人に会う 

    などなど。基本的な要素が多いですが参考になりますね! 

  • ここ数年、義父母の介護や看病などを通じて、健やかに老いることの難しさ、大切さを実感しています。
    そういう意識で選び、先週読んだ本です。

    「100歳までボケない101の方法―脳とこころのアンチエイジング (文春新書)」

    長年、老化やアルツハイマー病などの研究に取り組んできた著者は、100歳を過ぎて、身の回りのことができて自活している人、100歳という年齢を楽しむことができる人、100歳でも自分のやりたいことができる人のことを元気な「百寿者」と読んでいます。
    この本は、年齢を重ねても、ボケずに元気な百寿者を目指す、毎日の生活の中で実践できるちょっとしたコツを、短く簡潔な読みやすい文章で101の方法として紹介したものです。

    前半、1~46までは食事に関すること(食事編)、47~82は毎日の習慣に関すること(習慣編)、83~101まではいくつになってもできるアンチエイジング・トレーニング(運動編)について書かれています。
    例えば、食事については、
    ・朝食抜きは肥満のもと(3)、朝食はパンよりご飯を(4)
    ・魚の王様はサケ(7)、野菜の王様はブロッコリー(10)、リンゴは皮まで食べる(6)
    ・食べもので寿命の変わった県がある(35)、体重は毎日測ろう(36)、食べる順番を変えてみる(41)
    ・・・といった、食べものの選び方や食べ方のコツ、

    習慣編では、
    ・ひとくち30回は噛もう(49)、パソコン・携帯電話・テレビは遠ざける(62)
    ・7時間睡眠が長生きの秘訣(71)
    ・嫌なことはどんどん忘れる(65)、なんでもやってみようという精神(53)
    ・・・など、百寿者に共通する生活習慣や精神、ものの考え方などについて紹介しています。

    最後の運動編では、
    ・まずは足腰を鍛える(84)
    ・坂道運動-スローピングをご存知ですか?(86)
    ・「速く歩く」「ゆっくり歩く」をくり返す(89)
    ・イスやテーブルにつかまってスクワット(91)
    ・誰よりも若々しく見える首の体操(177)
    ・骨盤を引き締めて老化を防ぐ(94)、気がついたら体を締めておく(97)
    ・・・といった、具体的な方法が紹介されています。

    どれも1つ1つはそれほど難しくないことですが、これを毎日、何ヶ月も、何年にもわたり実践することの難しさ・・・。
    きっと、こうした1つ1つのことを、毎日コツコツと自然に続けていけるような人が健康で長生きできる人なのだと思います。

    私も自戒・努力しつつ、両親や夫も読んでもらい、みんなで実践していきたいと思っています。

    最後に、
    ・筋肉は何歳になっても鍛えられる(88)
    ・何歳からはじめても効果があります(101)
    とあるのが希望を与えてくれます。思い立ったその日から、いつまでも若々しく、元気で健康な人を目指せるのだそうです。

  • 当然といえば当然のことが易しく書かれている。科学的な根拠が示される一方で、「~かもしれません」「~といわれています」とあいまいな部分も多い。易しく記述しようとしたためかもしれないが、もう少し説得力がほしかった。

  • ぼけないで長生きするヒントが101紹介されています。
    自分ができそうな方法を試してみるという感じでしょうか。
    ただ、逆に言うとまとまりが欲しかったです。
    全てはできないので、生活全体を通したガイドラインのようなものがあると、よかったです。

  • 100歳を生きる人たちが実践している健康法が紹介されていて、に自分が年を取っていくにあたり日々実践したい内容が数多くあった。自分の両親にも進めて家族全員が長生きできるよう心がけたいと思う。

  • オランダ人で115歳まで生きた女性はニシンを食べていた。ニシンはボケないで老化防止によい。
    ワインは赤ワイン。
    70過ぎたら、ちょい太くらいがちょうどよい。
    朝はパンよりご飯がよい。
    納豆とかネバネバ系の食事が健康によい。
    緑茶をよく飲むとよい。
    インド人にアルツハイマーが少ないのはカレーに含まれているウコンがよいらしい。
    笑う。
    階段の上り下り。
    おはよう、と挨拶する。
    夜9時以降に食事しない。

  •  白澤卓二「100歳までボケない101の方法」、脳とこころのアンチエイジング、2010.9発行。食事編、運動編、習慣編とありますが、全般的に、私が習慣にしているものが殆どでした。難しいかなと思ったのは次の3つです。 ①メタボ予防は70歳まで。70歳過ぎたら「ちょい太」を。(筋トレ、続けますw)②2日前の日記をつけよう(これは、手帳を見ないと無理ですw)③PC、携帯、TVを遠ざける。(PCは難しいですw。携帯はあるだけ、TVは録画中心)

  • 2013年5月6日
    気軽にできるものから取り組みたい

  • 唾液をたくさん出すには、なんといってもよく噛むこと、噛めば噛むほど唾液は出てくる。
    知らない人とコミュニケーションがとれるということは、アルツハイマー病を防ぎ、認知機能の衰えを防ぐ上で、大変有効な手段であると言える。挨拶が出来ない人とは、自分をオープンにできない人と言って良い。自分をオープンに出来なければ、相手もオープンにならない。お互いにコミュニケーションをとるために、まず自分が変わらなければならない。
    会うのは、コミュニケーションとしてきわめて重要、コミュニケーションは自分が持っている情報を伝えるだけでなく、相手との共感がある。自分自身の規制、相手の規制にもつながる場合もある。会って話することで、相手も変わり、自分も変わる可能性があると言うこと。コミュニケーションはお互いにわかちあう、つまり共感がたいへん重要。相手の身になって何かを感じる。それは相手の感情かもしれないし、痛みかも知れない。やはり実際に会ってこそ本当の共感は生まれる。
    自分にできないと思うより、やってみる。新しいチャレンジし続ける、こういう精神は脳を生き生きとさせる。できないとあきらめてしまうことが、老化の始まり

  • 読みやすく押しつけがましくないので、スラスラ読めます。

    年を取ることへの恐れが軽くなる本だと思います。やはり日々の習慣が大切。なんとか寝たきりにならずボケず、最後を迎えたいものです。

    僕はリンゴが苦手なのですが、やはり体にいいみたいなのでこれからがんばって食べて好きになろうと思います。

    この本を、現代の『養生訓』と呼びたいです。

全34件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。1958年神奈川県生まれ。千葉大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科修了、医学博士。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学など。日本抗加齢(アンチエイジング)医学会理事などを務める。

「2013年 『長寿県長野の秘密 白澤卓二が解き明かす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

白澤卓二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×