ソニーはなぜサムスンに抜かれたのか (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166607921

感想・レビュー・書評

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  • 2013/01/27
    今度は近年の経済面から韓国を観る。
    韓国と日本は協調していけば良いのでは?
    例えば竹島を共有物としてしまうとか。
    なんにせよ密接に関わるから仲良くね。

  • 朝鮮日報の抜粋版。なかなか感情的で気分が悪いね。韓国がすごいのはよくわかっているんだけどね。

  • この本の内容とタイトルは全く一致していません。
    内容としては、朝鮮日報から読む韓国の対日観というような内容です。一部、タイトルのような内容も含まれていますが、それに対する価値ある分析はほとんどないです。
    タイトルとの一致はないのですが、内容的には興味深かったです。
    この本を読むと、韓国には韓国なりの日本に対する危機感を持っていることがよくわかります。
    昨今、日本では韓国に負けた、韓国に学べという論調が多いですが、韓国からしてみると、完成品では勝ちはじめたけど、部品はまだまだほとんどが日本製で、これでは駄目だという論調があるようです。
    これは、新鮮な視点であり、日韓の比較で、新しい見方を提供してくれるものでした。
    また、歴史観などにも触れられていますが、こちらに関しては、改めて根深い問題だと感じさせられました。

  • ・朝鮮日報の記事を通して、韓国から見た日本を考察している。
    ・90年代くらいまでは、日本に追いつけとがんばってきた韓国であるが、2000年あたりから経済的、文化的ともに日本と肩を並べるようになってきた。
    ・しかし、韓国の発展は日本からの部品を使い、日本の技術に追いついたという状態であり、慢心してはいられない。
    ・現在の日本と韓国とを比べると、日本は草食系という言葉に代表されるように、ハングリー精神が不足しているように感じられる。韓国は厳しくシビア
    な受験戦争などがむしゃらに頑張る国民性がある。
    ・これまで日本に追いついてきたというのは若者の父親世代の頑張りによるものであり、これまで通り大躍進を遂げると楽観視してはいけない。
    ・日本人は「幸せ」を欲している。ヨン様ブームや少女時代、東方神起ブームからそれが読み取れる。

  • 2011-038。
    価値観が違う部分もあるが、ライバルとして磨き合えれば。

  • サムスンの記事を軸に朝鮮日報の記事から日韓関係を探っていく本。

    表題のサムスンから始まり、少女時代やオリンピックなどのスポーツなどにも触れ経済、文化両面から日韓の関係性を解説していく。いくつか和訳された記事が載せられ最後に解説が載るという形で4章続く。

    内容としては韓国側からこの日韓の関係がどのように考えられ報じられているかが分かるのでとても面白かった。特に今は圧倒的な勝者とされているサムスンに対しても決して謙虚さを忘れずに、常に永続的な繁栄をすることを警告する記事からは韓国のハングリーさが感じられ感銘を受けた。

    ただ表題にあるような韓国がなぜソニーよりも強い競争力を持つのかの具体的な答えが明示されていなかったのは少しもどかしかった。

    韓国を知るための足がかりとなるような本だった。次はもっと詳しくサムスンに迫った本を読みたい。

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