さよなら! 僕らのソニー (文春新書)

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  • 文藝春秋
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本棚登録 : 830
レビュー : 162
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166608324

感想・レビュー・書評

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  • ソニー製品というよりもソニー株式会社に思い入れを持つ著者が、ソニーについてつづった一冊。

    後半がほとんどソニー製品についてではなく、ソニー社内の権力闘争がほとんどなのが残念。。

  • 個人的には思いいれのあるソニーだけど、トップの人事的な話が大筋のような本でした。トップの話も大切だと思うけど、これからを担う若い人たちがどうソニーを捉えているのかを知りたかった。
    僕らの=現在50代ということはわかるけど、過去から反省し、未来を見つめるならば、未来を担う技術者やマーケティングエデュケーションをしようとしている販売の人たちは一体?そちらのほうが重症のような気がする。
    でも、僕もソニーファンでしたが、残念ながら、今回の「俺とローラのブルーレイ」のキャンペーンで、一気に萎えました。もう消費者に迎合するメーカーに堕ちてしまったのですね。。。
    ソニーの取り扱っている商品の真髄は「時間」だと思っていた(残す、貯める、早くする、遅くするなど)のですが、最近は時間を潰すものとなってしまい残念です。時間を忘れるくらいの商品がこれから出てくることを期待します。
    あ、この本は僕には毒にも薬にも残念ながらなりませんでした。

    • だいさん
      ソニーの製品、一度買うと、次の製品が出るのが待ち遠しかったなぁ。現在のソニー製品には、そんなワクワクが無いような気がします。
      ソニーの製品、一度買うと、次の製品が出るのが待ち遠しかったなぁ。現在のソニー製品には、そんなワクワクが無いような気がします。
      2012/12/03
    • libraさん
      わかります、その気持ち。次は何が出るのか楽しみにしていました。ワクワクって大事だと思います。そしてワォってさせてくれることはもっと大切だと思...
      わかります、その気持ち。次は何が出るのか楽しみにしていました。ワクワクって大事だと思います。そしてワォってさせてくれることはもっと大切だと思うんですが…
      2012/12/06
    • だいさん
      私は日本の技術力は高いと信じています。製品になるまでに、もう少し工夫が必要なのかも知れませんね。
      売るという視点からは、完全に他国に負けて...
      私は日本の技術力は高いと信じています。製品になるまでに、もう少し工夫が必要なのかも知れませんね。
      売るという視点からは、完全に他国に負けてますよね!ユーザーのことが分かっていないのか、共感できるところが少ないと思います。
      2012/12/08
  • ソニー崩壊しそうだなって思った。
    技術のソニー、販売の松下かー

  • 「モノづくり」が好きな著者が、従来のモデル転換を図ろうとする出井、ストリンガーが個人的に嫌いなのかな?という印象を持ちました。

    とはいえ、社内政治とか、お気に入りの重用とかまあ結局普通の大きな日本の会社なんだなと。大きくなりすぎて求心力がきかないんだろうなという感じです。

    個別のエピソードは面白いけど、ストリンガー体制の結論がでてないこともあり、一冊の書籍としてはオチなしで終わってると思います。

  • ソニーのメーカーとしての復活はなさそう。この本を読む限りでは。人材がサムスンに流出しているということには納得。サムスンの製品には中途半端に昔のソニー風な感じが出てるかも。
    出井批判が結構書いてあるけど、評価していい取り組みって金融以外に本当に無かったのかね?

  • 先日テレビ事業を中心に業績不振で赤字決算となり、ストリンガーCEOが退陣することになったソニーの経営者達を題材にした本。私も小学生の時から、テレビ・ラジカセ・コンポ・ウオークマン・・・とエレクトロニクスはソニーが一番と信じてきた世代であり、昨今の低落傾向に非常にさびしさを感じていたので購入した。
    創業者の盛田・井深氏の時から、ソニーにしか作れないものを作っていこうという技術者魂があり、それを大賀氏の時代までは脈々と受け継がれてきた。しかし、出井氏の代から、ハードではなく、ゲームやコンテンツといったソフトを重視する戦略がとられるようになり、低落が始まった。これには、ソニーエンターテイメント等の会社から現在のストリンガー氏を始めソニー本体の経営に携わる人間が、技術の優先順位を落としたからだと断定している。

    恐らくこの本の記載内容は一定程度は事実なのであろうが、基本的には公表されている情報、数値を基に、時折怪しげなOBのコメントで裏付けをとっている程度で、全面的には信用できないと思う。著者の考えというよりは一方的な決め付けにより、結果論で様々なマイナス面を断定しているように思えてならない。

    本論とは全く無関係だが、現CEOのストリンガー氏は英国出身者だが米国CBSテレビでプレジデントまでやっている。米国の懐の深さを感じた。

  • 2012/02/21
    うーん。
    社会の流れとか情報化社会を理解していていない
    物作り大好きな著者のソニー批判。
    何度も「技術のソニー」って言ってる時点で
    この人は結構痛い。
    自分で経営も勉強した事ないって言ってるし、、。
    そういう人が書けることは「社内政治」とか、「現場の声」やけど、
    臨場感もなく、普通のソニー好きなおじさんって感じ。

    一応自分におけるポイントメモ。

    ・日本製品は「安かろう悪かろう」だった。
    →これは中国がこれから「made in china」で躍進するかもって思う。
    ・創業者精神をコングロマリットが引き継ぐのは無理がある。
    →「技術で社会を」と言ってるのに保険とか無理。
    ・過去の成功体験に解を求めず、未来の中に解を求める。
    →難しいけど頑張りどころ!
    ・シャワー効果
    →これを機に、覚えたい。
    ・人事は経営者のメッセージ
    →特に大企業はそうなんだろう。

  • 流れはわかったけど、なんだか疲れた…。ソニーのこと、さよなら!って言われてもな~。出世争いとか権力とか院政とか、トップの人たちって妬みや苦しみが多そうだ…っていうのが正直な感想。

  • 会社の先輩に貸してもらって読んではみたが、創業者を礼賛し、出井・ストリンガーを批判するという非常に一面的で単純なストーリー。

    DVDをデジタル・「ビデオ」・ディスクと紹介しているその一事をもっても、著者のジャーナリストとしての資質・能力がうかがえる。

    くだらない本である。

  • ソニーはもう「さよなら!」の企業なのか?確かに吉野家の牛丼がまずくなったら・・ユニクロのフリースの出来が悪かったら・・日清のカップヌードルがまずくなったら・・まあ、その企業はお終いか?でもなぁ、ブラザーみたいにミシンメーカーからの華麗なる変身を遂げた企業もあるしな。とりあえず、「ブランド力」に特化した収益確保は難しい企業になったと思う。

著者プロフィール

ノンフィクション作家、ジャーナリスト
 1950年、福岡県北九州市生まれ。中央大学大学院法学研究科修士課程修了。経済誌編集者や週刊誌記者を経て、1988年独立。
 92年に『覇者の誤算─日米コンピュータ戦争の40年』(日本経済新聞社)で第15回講談社ノンフィクション賞を、2000年に『魔術師─三原脩を西鉄ライオンズ』(文藝春秋)で99年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞する。
 著書に、『ソニーと松下』(講談社)、『さよなら! 僕らのソニー』(文春新書)など多数。

「2017年 『日本企業が社員に「希望」を与えた時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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