聞く力―心をひらく35のヒント ((文春新書))

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 9354
レビュー : 1316
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166608416

感想・レビュー・書評

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  • いい本でした。話を聞く難しさと楽しさが伝わってきます

  • 「人の話を聞く」毎日の様に何気なく行っている行為ですが 、改めて考えるととても複雑で難しい事だなと思いました。余談ですがラーメンをフランス料理の様に食べれる様になりたい…。

  • インタビュアーとして経験の長い阿川さんの、人の話を聞く時のコツなどが、経験談と合わせてまとまっている。阿川さんのかわいらしい人柄のままの文体であっさり読める。
    内容はとりたてて目新しことがあるわけではない。人とのコミュニケーション論などもはや同じことを手を変え品を変え文章を変え。けど、やっぱりそういうことなんだろうね、と。阿川さんの優しい語り口に、ふむふむと納得していく。

    あとがきの遠藤周作との逸話が一番良かった。

  • 阿川佐和子さん独自の切り口での、人とのコミュニケーションとの取り方を書いたもので、この本の特徴は阿川さんが実際に対談した実体験を具体例に取り扱っており、単なる会話のマニュアル本ではない。

    特に面白かったのは、インタビュアーとして、3本の質問のテーマを決めるだけで、インタビューに臨んでいる点であり、どんなインタビューでも会話というものは、生モノであるから聞き手が話の主導権を握ろうとしないことが大事だということが軸になっていて、純粋に読み物としても楽しめたし、会話の参考になる本であると思う。

  • 阿川さんが積み上げてきた経験から得た、インタビューする時の心得やコツを、数々のエピソードを交えながら一緒に振り返る、という、新書らしからぬ柔らかいスタンスの本。

    私は今まで、阿川さんがインタビューしている番組や記事をまともに見たことがなかったけれど、こういう、ある意味裏話的な部分を先に読んでしまったので、俄然阿川インタビューに興味がわきました!

    この本に登場するエピソードの中では、レスリングの浜口京子選手とお母様の話は本当に感動して涙が…。まさか泣くことがあろうとは思いもよらず、不意打ち(笑)。

    聞く力というのは、細かい技やコツというより、純粋な聞きたい気持ちが一番大事なんだなと、再確認できたりもしました。

  • 内容はインタビューの方法だが、そこから日常生活に活かせる事は大いにある。 関係話もちょくちょくあるが、それによって阿川さんの人となりがわかる。

  • 「サワコの朝」が好きで時々見てるので、読んでみました。
    いろんな有名人の秘密の顔がちらっと覗けるエピソードがいっぱい。。

    私は本当に「聞く」のが苦手なので、阿川さんやタモリのように相手からどんどん会話を引き出せる人が不思議で、そして羨ましいです。
    阿川さんは「私なんてそんなにたししたことはないんですよ~」みたいに書いてますが、やはり「聞き方」は人柄や培ってきた環境なども大いに影響するんだろうなぁと感じました。

    私、「サワコの朝」見ると、その日のゲストさんを好きになってるんですよね~。そんな聞き上手さん、人生の目標です(^^;)。

    • jamさん
      nyancomaruさん。
      「聞き出しの極意w」に関しては、本人はサラッと「簡単よ~」という感じで書かれていますが、やはりそれを嫌味なく実行...
      nyancomaruさん。
      「聞き出しの極意w」に関しては、本人はサラッと「簡単よ~」という感じで書かれていますが、やはりそれを嫌味なく実行できるのは技術だろうなぁ、と思いました。

      人にはいろんな側面がありますよね。。
      身近にも、仕事の面はものすごくリスペクトできるけど、そこんとこの思想はチョトついてゆけない・・。と思う人がいたりします。
      自分が納得できない考え方でも、耳を傾けることだけはしていきたいと思う私です。。
      2013/02/01
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「耳を傾けることだけはしていきたいと思う私です。。」
      素晴しい心掛けです。
      私は反省、、、ついつい忙しい時は、ゴメンとも言わずに切ってしまい...
      「耳を傾けることだけはしていきたいと思う私です。。」
      素晴しい心掛けです。
      私は反省、、、ついつい忙しい時は、ゴメンとも言わずに切ってしまいます。
      「敵対する思想の自由」と言う本があって、いつか読もうと思っている。レビューに書いたコトは多分間違いなので調べてから修正しなきゃ。。。
      2013/02/04
    • jamさん
      nyancomaruさん。
      「耳を傾けたい」と思いつつも、やはり難しい時もある、というのが現実です(^^;)。
      でも心にとめておいたら、いつ...
      nyancomaruさん。
      「耳を傾けたい」と思いつつも、やはり難しい時もある、というのが現実です(^^;)。
      でも心にとめておいたら、いつかふとした拍子に「ああ、こういうことを言いたかったのかなぁ」と思うこともあるかもしれませんからねw。
      「敵対する思想の自由」ですか。難しそうっ(>_<)!でも、このやりとりで少し興味がでましたよ♪
      2013/02/05
  •  テレビタックルなどでお馴染みの阿川氏が「聞き上手」になるための指南を与えてくれる本。ただビジネス書のように何か「こうすべきだ」のような明確なコンセプトを語る、というのではなく、氏の失敗談も含めた多様な経験をエピソードと共に惜しげもなく披露してくれているため、読者は抵抗なくエッセイ風に本書を楽しむことができる。
     氏の軽快な語り口のおかげで、私も楽しんで読む事ができた。「聞き上手」になるというのは、すぐに明日からできることではなく、様々な経験を自身の内に咀嚼する中で、自然ににじみ出てくるような力なのだということを痛感する。「段取りは大切だが段取りを決めない」というような一見矛盾する知見も、そのような高度な人間力がそなわった阿川氏の言葉だからこそ、すんなりと腑に落ちるというものだろう。

  • 前々から気にはなっていたのですが、エビカツでの紹介を聴いて踏み切ってみました。
    いやぁ、"阿川さん素敵だなぁ!"、な感じで終始した一冊でした。

    「この人に会いたい」という雑誌での対談コラムを、もう900回以上も続けられていることから、
    てっきり人と話すのが好きなんだと思っていましたが、、意外にも苦手とのことで。

    そんな苦手なコトに対して、どのようにアプローチしているのかがとても魅力的に綴られていて、
    "面白そうに聞く"、"知ったかぶりをしない"、"質問の柱は3本に"等々、考えさせられました。

    - 自ら語ることにより、自分自身の心をもう一度見直し、
      何かを発見するきっかけになったとしたら、それだけで語る意味が生まれてきます。

    話すにしても聞くにしても、独りよがりにならず真摯に向き合って、まずは受け入れる、
    コミュニケーションの基本ですが忘れがちなコトを、思い出しました。

    ん、それにしても阿川さん、未だに独身だったとはビックリしました。
    こればっかりは「縁」なのでしょうが、、不思議です。。

  • 阿川佐和子氏が、自身の雑誌インタビューを通じて得た人の心を開き、
    話をしてもらうための35のキーワードが全3章に亘っておさめられている。

    メールやSNS等リアルではないコミュニケーションが主流の現在、
    フェイストゥフェイスの重要さは益々高まっていると感じる。
    そのコミュニケーションを充実させ、次に繋げるためのスキル満載の本。

    本書にも書かれている、相手の反応を読みながら、
    結論内容・語尾を変えることのできる日本語の文法特性。
    上手に活かして行きたいとも思う。

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著者プロフィール

阿川佐和子

1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で第15回講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で第15回坪田譲治文学賞、08年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年、『聞く力――心をひらく35のヒント』が年間ベストセラー第1位、ミリオンセラーとなった。14年、第62回菊池寛賞を受賞。

「2019年 『いい女、ふだんブッ散らかしており』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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