聞く力―心をひらく35のヒント ((文春新書))

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 9358
レビュー : 1317
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166608416

感想・レビュー・書評

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  • 今年の秋に、インタヴュアーをやることになったので、読んでみた。
    ほぼ予想通りの内容だったが、具体的なじれに基づく話だったので分かりやすかった。
    「トークは生もの」「脳みそのウォーミングアップは必要」(P93-94)
    「具体性を大切に」「本人にとっても・・・何かを発見するきっかけに・・・そのために・・・必要とされる媒介」(P252-253)→これはかなり高度な聞き手技術だな!

  • 阿川佐和子氏の長年のインタビュアー経験から学んだ、人の話を聞く秘訣、コツのようなもの披露してくれている1冊。

    軽妙な語り口、失敗談などの笑い話も随所に散りばめられており、非常に楽しく読める。内容はもちろんインタビューの場面設定だが、プレゼン、講演、営業マン等々の場面でも役立つであろうことが書かれている。

    人の話を聞く際の技術的側面、心構えの重要性について改めて考えさせられた。

  • H31.2.21 読了。

     インタビュアの阿川さんらしい聞き手の心得的な内容で、いろんな芸能人との対談を例にして書かれているので、わかりやすく、面白かった。

    ・「次の質問を見つけるためのヒントはどこに隠れているだろう。隠れているとすれば、1つ目の質問に応えている相手の、答えのなかである。そうなれば、質問者は本気で相手の話を聞かざるを得ない。」
    ・「『あなたの話をしっかり聞いてますよ』という態度で臨み、きちんと誠意を示す。」
    ・「人は皆、360度の球体で、それぞれの角度に異なった性格を持っていて、相手によってその都度、向ける角度を調節しているのではないか。」
    ・「ただ聞くこと。それが相手の心を開く鍵なのです。」
    ・「人にはそれぞれの愛想の作り方というものがあるようです。そしてそれほどに、人によって初対面の人の前での構え方が違う。」

  • 自分の経験から聞く力のヒントを与えてくれる本です。
    いろんな人のインタビュー状況を面白く読めます。

  • サワコの朝は大好きな番組で、毎週楽しみに見ています。嫌味なくニコニコしていて、朗らかに相手の楽しい部分を引き出すインタビューは見ていて清々しいです。
    そんな彼女の聞く事に対する持論を、ちょっと恥ずかしそうに提示してくれています。胸キュン。
    基本的に女の子である事を武器に(女を武器にではない)あまり人が聞けない部分を聞くのが得意なんでしょうね。あの雰囲気でねえねえ教えて?って言われたらにこやかに話してしまいますよね。決して媚びているわけでは無いので女性からも好かれそうだし。
    この間この本のパクリ、吉田豪さんの「聞き出す力」を読みましたが、彼は徹底的に相手の事を調べてからインタビューに臨むそうですが、佐和子さんはデーモン閣下に「ベヴィメタってなあに?」という所から聞けてしまうわけです。まさに女の子力。
    それにしても何年経っても可愛らしいです、若いとは言っても若作りに必死な人とは違って、このまま可愛らしいおばあちゃんになりそうな所がいいんですよねえ。

  • 失敗談を交えつつの、傾聴の初歩のようなことが書いてある。「傾聴」という言葉を聞いたこともないような人には、この本でも充分取り入れられることがあるだろう。

  • とても読みやすくて為になる。
    ベストセラーになったのがわかります。

  • 会話は生もの、本当に。
    エピソードとは異なるけど、あの時あの場で何でああいう切り返しができなかったんだろう、とか、こう答えたら良かったな、とか後々すごく考えてしまうことが多い。
    でも、その場のやりとりの流れでだからこそ話せたワードを、後日「あの時のアレ、実は」なんて話しても温度感全然変わっちゃうんだよね。
    やっぱり、目の前にいる対象との会話を、その瞬間で楽しめないとだめなんだよな。
    あれっと思った事を聞く、観察を生かす、など、少しの勇気と気付きでできることがためになった。

  • 私は人の話を聞くのが苦手です。

    その理由は、私の聞き方のせいであろうと思う。
    いわゆるビジネスレポート的に、まず結論、全体概要、そして、必要に応じて詳細―というフォーマットでないと、なかなか頭に入ってこない。
    だから、世間話や仕事外のゆったりした話のときは、最後までゆっくり話を聞いていられない…のだと思う。

    自分ではこの性質・性格が嫌い。
    だから、これを改めたい!と思って手に取った本書。

    本書に散りばめられた「聞く力」の力を借りて、人の話・人の心とじっくり心を通わせられる人間に、一歩でも近づきたい。

  • 面白いし、自分とは世界が異なる人の経験談は新鮮。

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著者プロフィール

阿川佐和子

1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で第15回講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で第15回坪田譲治文学賞、08年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年、『聞く力――心をひらく35のヒント』が年間ベストセラー第1位、ミリオンセラーとなった。14年、第62回菊池寛賞を受賞。

「2019年 『いい女、ふだんブッ散らかしており』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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