名文見本帖 泣ける話、笑える話 (文春新書 843)

著者 : 徳岡孝夫 中野翠

• 文藝春秋 (2012年1月20日発売)

作品紹介・あらすじ

これぞ手練れの名人芸。贅沢な書き下ろし掌編が40本ギッシリ。ときにもらい泣き、ときに破顔一笑、本物の文章に酔う至福のひとときを。

感想・レビュー・書評

[sazanamiさんの感想 · 2018年12月30日]

writing
文学

[bqdqp016さんの感想 · 2018年11月12日]

著名な二人の作家、エッセイスト、コラムニスト、元記者によるエッセイ集。副題が名文見本帖となっているとおり、よい文章が多い。このような、人を感動させられる文章が書けたらとつくづく思う。

[call4さんの感想 · 2017年9月9日]

2人の著者によるエッセイが交互に入る珍しい構成。

つらつらした話が多くて、号泣したり爆笑したりするような感じではない。

余韻を残す深みのある話という感じ。

刺激を求める人には合わないかもしれないが、じっくり話を聞きたい人や、3分くらいの話のネタの構成の組み立て方を学びたい人にはよいと思う。

[harukisutoさんの感想 · 2013年8月24日]

掌編40本
徳岡氏は元毎日新聞社の記者

[mmculturenonficさんの感想 · 2013年6月12日]

(欲しい！/新書)

[kuluxkaさんの感想 · 2013年1月10日]

中野さんは勿論、徳岡氏の文章もとても良かった。「者共、鎮まれ」など、好きです。

[ペケニョさんの感想 · 2012年9月19日]

今はなき、ＮＨＫＢＳ週刊ブックレビューで紹介されていて、やっと読みました。
ひとつひとつのエッセイが短いので、読みやすいし、文章自体もとても読みやすい。
こういう本を紹介してくれたブックレビューがなくなってしまって本当に悲しい。

[honｎo-遊民さんの感想 · 2012年7月20日]

各界有名無名の人々の書いた、泣ける話笑える話のアンソロジーかと思い、購入したが早とちり！徳岡孝夫・中野翠両氏の書き下ろしエッセイ集だった。それぞれの各編それなりに楽しめた。

[鉄屋一徹さんの感想 · 2012年7月15日]

就寝前に読む最適な本だ。
「七百年前の自由人」を読んだら、徒然草を読みたくなりました。
「後先を考えられない男」を読んだら、落語と歌舞伎を見たくなった。
「早く旅する者」の小文も面白かった。
またまだ世の中に面白い興味深い話があるもんだとつくづく感じた。

[ktakii3さんの感想 · 2012年6月13日]

横浜山手の出来事　イギリス女性の夫殺人事件
南の島に雪が降る

著者プロフィール

昭和5年1月 大阪市生まれ
毎日新聞社で社会部、サンデー毎日、英文毎日の記者、編集次長、編集委員などを歴任。
ニューヨーク・タイムズのコラムニストも務めた。
第34回「菊池寛賞」受賞。
著作 「五衰の人ー三島由紀夫私記」(新潮学芸賞受賞)、
「横浜・山手の出来事」 (日本推理作家協会賞受賞)、
「悼友紀行」ほか多数。
訳書 「アイアコッカー我が闘魂の経営」ほか。

「2020年 『夕陽ヶ丘 昭和の残光』 で使われていた紹介文から引用しています。」