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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784166608447
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
遺伝子と同性愛の関係を探る本書は、特に男性同性愛者に焦点を当てながらも、遺伝やホルモンの影響を通じて同性愛の謎に迫ります。読者は、同性愛が個体の繁栄だけでなく、系統としての遺伝子の存続に寄与する可能性...
感想・レビュー・書評
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系統として繁栄する遺伝子は、残る。言われてみれば納得。個体じゃなくていいんだ。
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全体的に男性同性愛者に焦点を当てた本であると言えます。ですので女性同性愛者が自分の本だと思って読むと肩透かしを食らうかもしれません。内容の落とし所は納得したような反発心もあるような。男性同性愛者=反転=女性同性愛者だというのは少々乱暴だと思うのです。 でも、同性愛に「ホルモン」や「遺伝」の要素があり、また同性愛者の持っている性質(タチ)として至極自然に同性を好きになっているという事が実験や調査で判明したという事だけでも大きな収穫だと思います。日本もパートナーシップ法の検討が開始されると良いですね!
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遺伝学から同性愛を説明する。
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遺伝子が、淘汰されてない理由が分かった!!
ライトな感じで、書かれてて分かりやすい -
再読。
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先に言っておくと図書館で借りた本なので、帯にどんなことが書かれているのかまったく知りませんでした。それで、ブクログに登録するとき初めて帯の画像を見たのですがこれは…(苦笑) 週刊誌の下ネタのコーナーじゃないんだから…
さて肝心の内容ですが、異性愛者と同性愛者の性器の大きさであったり、あるいは遺伝子、ホルモン、脳の研究の紹介については、まずまず満足できました。専門的な解説というよりかは、研究の紹介みたいな感じですが、こうした研究の概要を掴む分には悪くないと思います。
ただ、ちょっと内容はぶれてる印象もあったかな。科学的な視線の紹介に徹してくれてもよかったと思うのですが、フレディー・マーキュリーの話なんかは、「これは著者のシュミだろ」と思ったりもしましたので(苦笑)
ブクログもAmazonもレビューは辛めだなあ。何をどれだけ専門的に求めるているか、で評価は大きく変わってくるとは思います。専門的な目線だと物足りないでしょうしLGBTの支援だとか、法律的なことを知りたい人にとっても、まったく関係ない話ですし。
専門書として見るなら、これを足掛かりに他の研究結果の話に触手を広げていく、という読み方が最もいいかと思います。 -
残念ながら基礎知識不足もありあまり理解できず。ただ同性愛に対しさまざまな研究や調査が行われていることを理解した。
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同性愛の謎―なぜクラスに一人いるのか。竹内久美子先生の著書。同性愛や同性愛者への理解が少しずつとはいえ高まっている中で、誰しも同性愛や同性愛者と直接的に向き合う機会も増えてくるはず。多感な思春期の子供たちと接する機会が多い学校関係者、教育関係者にとって読む価値がある一冊です。
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面白かった。深く考えたことが無かったテーマだが、こうしてみると、身近な存在。同性愛嫌悪は、自身に少なからず同性への感情が芽生えたときの戸惑いと感情のコントロールに苦しんだ経験によるものだと思う。それは、同性愛を嫌悪しており、同性愛者は嫌悪していない。
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新書文庫
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どうしてそうなったとかいう話ではなく、「同性愛行動には必ず、何らかの適応的な意味がある。」という観点から、現実に存在する同性愛者の脳の仕組みやホルモンの分泌量、遺伝子など科学的に迫る。謎への解答に納得できるかは別として、興味深い。
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借りたもの。
科学的に同性愛(特に男性)を解明しようと試みる、導入として良著。
遺伝子や脳、男女の性に関わるホルモンバランスから、何故同性愛者は生まれてくるのか?という疑問に迫った本。
また、男女の性(とその営み)について考えさせられる本でもあった。
異性愛者の短絡的な発想で「同性愛者は生殖(繁殖)しない無為な存在」というものに対する反論(というか、繁殖しないなら何故絶えないのか、太古の昔から同性愛者は存在するのかというパラドックスを解明する)
セクシャルマイノリティと言われながらも、それはタイトルにあるように「クラスに一人いる」くらいの、決して珍しい存在ではない事を強調している。
同性愛は疾患ではなく、女性由来の遺伝子の可能性、それも生殖・多産に関わる遺伝子の影響を指摘。
もし同性愛が遺伝的なものであるなら、彼らの遺伝子の存在は人類が地に満ちるために非常に重要なものを持っているということになるようだ。
また、歴史の中での“同性愛の定義”が非常に曖昧である事を指摘。
“男で男が好き”なのか“女人禁制ゆえ、女の代わりとして美少年が好き”なのか、判断が難しいと……
男性同性愛者がよく「女性的」と目される事について、また芸術・芸能方面で才能を発揮する所以についても解説。それは脳の構造が女性的かつ、その行動力は男性的であるという、2つ要素が組み合わさっている事に由来する。それを科学的に解説。
“科学的”と書いたが、そのデータはまだまだ不十分で、二転三転することを著者自身も承知している。
でも同性愛が遺伝子の影響というのは実感が無い……むしろ最もミニマムな人間関係、家族関係の要因が大きいのでは?ギー・コルノー『愛することに「臆病な人」の教科書』(http://booklog.jp/item/1/4062641038)では2行ほどしか触れられていなかったが……
この本ではそれについて一切触れられていなかった……
思えば、同性愛者が嫌われる原因は、歴史の中で様々な後付がされていた訳だが……
現代ではAIDSが男性同性愛者に多かったため、差別の対象になっていた。
しかし、それは“男性同性愛者”だからではなく、男がすぐセックスしたいモードであること、男性同性愛者同士ではどうしても双方が顕著になってしまったのであろう事が垣間見れた。同性愛だからではなく、男の性(さが)の問題だったのだ。 -
果たして同性愛は遺伝するのか、なぜ一定数同性愛者が生まれてしまうのか、というのを遺伝学的な方面から分析した書物。海外での研究結果がまとめられていて、興味深く読むことができた。ただ、アンケートの回答などをもとに集計を行っているのだけれど、実際どれだけの人が正直に自分を同性愛者だと明かすのか、という肝心な問題については一切触れられていないのが気になった。特に肉親に同性愛者がいるか、という質問は、その親戚がカムアウトしていることが前提となっているため、正直どこまでデータを信用して良いのか疑問が残る。
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数多くの研究者の論文を引用しながら、同性愛の実態を明確にした好著だが、時折興味あるトピックが巧みに織り込まれており、楽しみながら読破できた.
同性愛に対して偏見を持たないためにも、このような著書が広く読まれるべきだと考える. -
科学の復権!
僕が子供の頃は
科学が夢あふれる未来の扉を開ける鍵だった。
速くて安全な乗り物。
遠くの星まで行けるロケット。
いつでも誰とでも話せる電話機。
重労働を肩代わりしてくれるロボット。
みんな、科学が実現するはずの未来だった。
いくつかは実現し、今は未来。夢のような生活を手に入れる事ができました。
でも、同時に公害や渋滞、恐ろしい兵器。
科学が夢と同時に悪夢でもあることを知って今に至っています。
そう言えば、天気予報で「光化学スモッグ注意報」が報じられることがあった。
科学は魔法の宝箱を開ける鍵ではなく、パンドラの箱を開ける鍵であった。
と残念に思って大人になりました。
でも、この本を読むと、今でも科学は僕が期待もしなかった魔法の箱を開け続けていると思いました。
それは、人の個性を理解する鍵です。
同性愛の人は、不可解です。
なんで、男なのに女にアタックしないの?
女の人なのに女の人が好きなの?
本書は、先ず同性愛者の脳が同性のフェロモンに反応している=奇をてらったり、興味本位で同性愛者のふりをしているのでなく、生物学的に同性を好む性質が証明されたことを、実験結果を元に紹介しています。
そして、最終的には、なぜ同性愛者が長い進化の歴史の中で淘汰されずに一定の割合(男性同性愛は約4%、女性同性愛者は2%程度)生まれてくるのかを説明する仮説と、その仮説を証明した実験結果を紹介しています。
僕は、この本を読んで、ようやく同性愛が、伊達や酔狂ではなく、意味のあることを知りました。
そして、同性愛も、左利き、右利き、背の高い低い、歯磨きしなくても虫歯にならない。いろんな人の性質のうちの一つと理解することが出来ました。
不可解だった時には、「なるべく触れないでおこう」と敬遠気味でしたが、この本を読んで、人の性質と認識を新たにしました。
職場で女性に接するときに、一応性別に配慮しながら、も、男性と同じように接するように心がけているように、同性愛の方にも、(職場で接する場合には)配慮する点と、他の方と同じように接するよう心がける点を区別して、同じ目標(同じ職場で働く仲間ならば、共通利益が目標になるわけだが)を共有して行きたいと思った。
なお、本書のメインテーマでは無いが、同性婚を認める国の、その理由が記されている箇所があり、
「なるほど。ならば、我が国も早めに認めるべきだな。」
と妙に説得力があるように感じました。
科学は、人と人の理解を深め、絆を創り、僕たちの未来を豊かなものにする力がある、と思いました。
もちろん、人の性質がどのような進化過程で今に至るのかを解明することが、必ずしも、人の絆を創るだけに留まらず、あるいは悪用されることもあるかも知れません。
科学の発展を僕らの明るい未来に生かせるかどうかは、僕たち次第だ。と、また思いました。 -
まず同性愛者は生命の発生と共に存在しえるもので
個性の一端であって
異常な状態でないということが立証されている
クルマのハンドルの遊びがないと事故を起こすとか
歯車に遊びがなければ回転できないということで
説明できるものだという
豚のメスが地中にあるトリュフを探しだすのは
オスのフェロモンと同じものを感じ取るからだという
この状態を実験材料として
人間の男性異性愛者と同性愛者と
女性異性愛者と同性愛者による4つの脳が
それぞれどう判断するかという実権をしたらば
女性異性愛者と男性同性愛者の視床下部が興奮し
残りの女性同性愛者と男性異性愛者は興奮しなかったという
同様に女性のフェロモンに対しても同じことが起こっている
更に同性愛者は子供を作らないのに
何故遺伝子が消滅しないかというパラドックスについて
遺伝的に証明している
キンゼイによれば男の4%は同姓とのみ接触し
13%がバイセクシャルとしており
異性愛者と比べて五分の一程度しか子供を持たないという
これは全ての生命に備わっているノーマルなものらしい
それに対して女性同姓愛者は量は男性の半分ほどらしい
同性愛を促す遺伝子を調べると母方にのみ依存しており
その繁殖についても間接的に関わっていることが認められた
更に男女の好みやラシサの大方が自然現象であることも
それが同性愛者の場合逆転するだけでなく
人一倍卓越することも認められているようだ
秀でた板前や美容師や物書きに男が多いとか
女性の専門家が男をはるかに凌ぐとかいう
パラドックスも在り得るということのようだ
同性愛者はバイセクシャルを含めて
男女それぞれの性器が標準以上に発達しているがしかし
フェロモンに対しての感受性は同姓に対して強いという
そして妊娠させる側の男性の同性愛者は
即物的に性交をとらえているし
妊娠する側の女性は同性愛者を含めて
遺伝の問題を考慮してか
相手を選び感情面の充実を大切にする
男性は右の睾丸と右脳が発達し
女性は左の子宮や乳房と左脳が発達するという
つまり一般的にな傾向として男は右脳的な感覚が勝り
女は左脳的に育つとうことらしい -
ものすごいトンデモ本。
基本的にレズビアン無視。
言ってることはゲイ男性のみなので、御説に全く賛同することはできない。
書くならちゃんと性的少数者の背景(カミングアウトのしにくさ等)を配慮して書いて欲しい。
http://rontako.blog39.fc2.com/blog-entry-1560.html -
自分はクルマのハンドルの遊びのような存在ではないだろうか。だなんて、ブルボンヌさん、素敵。
オルガスムスの際に、大事なホルモンであるオキシトシンの分泌が最高潮に達するだなんて、人間の体ってよくできてますなぁ。 -
男性同性愛者は男性異性愛者に比べ子供を残す確率は五分の一。なのになぜ同性愛者は淘汰されない?という遺伝子の謎をまとめた本。
結論から言うと、男性同性愛の遺伝子はその遺伝子を持つ女性がより多く子孫を残すX染色体だったとのこと。
男性同性愛者の母方は異性愛者に比べより子供を産み、より同性愛者を輩出している。
男性同性愛者が女性ホルモンのレベルが高く男性フェロモンに反応したりするのもそのせいと。
↑この結論を最後のまとめにもってくるまでの、間を埋めるための文がすごーく冗長。一冊必要ない内容を親書で出すために間の文を書いたっていうのが読めすぎて辛い。
途中に書かれていた、日本は男色に寛容だったっていう視点てどうなんだろう、稚児とか、女形とか、本当の同性愛とは区別すべきっていう意見にめちゃくちゃ賛同。
稚児なんて性的虐待だろjk -
僕はカミングアウトされた女性の同性愛者には未だお会いしたことはありませんが、男性の同性愛者は知り合いが2人います。
今でこそ社会的にその人たちの能力が広く認知されてきていますが、僕はこれまで、何故この世に同性愛者がいるのか(何故子を残しにくい同性愛遺伝子が消えずに存在し続けるのか)とは考えたこともありませんでした。
この本はあくまで現時点における理論に過ぎませんが、深く理解することができました。
実生活における苦労や悲しみを本当に理解することは難しいのですが、彼らが生まれてきた意味や存在理由にそれほど深いものはなく、僕ら人間の遺伝子レベルでの問題に過ぎないということでしょうか。
僕は同性愛者でもないし、この本も何気無く手に取った本でしたが、人に薦めたくなる一冊となりました。
著者プロフィール
竹内久美子の作品
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