池上彰の「ニュース、そこからですか!?」 (文春新書 850)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 764
レビュー : 77
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166608508

作品紹介・あらすじ

わかりやすいニュース解説でひっぱりだこの池上さんが、さらに基礎のキソ、読者も思わず「そこからですか!?」と驚き呆れるレベルから、世界の難問50を解き明かします。私たちの生活に直結するニュースを理解するために、ビジネスマンから就活生まで必読の書です。

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすく解説されており、かなり読みやすい。しつこいと感じる一歩手前、という感じです。
    池上彰、一時期テレビに出過ぎであまり好きでは無かったんですが、印象が少し変わりました。

  • 2012年に書かれた本だが、勉強になることが多かったです。本当にわかりやすく解説してくれているので、助かります。

  • 図書館

  • 社会情勢について日本語と英語で自分の意見を言えるように.

  • わかりやすい解説で有名な池上彰の書籍を古本で大量購入。まず最初に手に取ったのが本著。タイトル通り、ニュースに関する初歩的な基礎知識を掘り下げるところから語られているため、ニュースを立体的に理解することができた。中でも印象に残ったのが中東問題やイスラム教に関する内容。本書を通じて様々なことに興味が湧いたため、これから読みたい本がまた増えてしまった。

  • ニュースを見て、新聞を読む。それで時事問題を理解できた気がしてくる。しかし後になって考えてみると、どうにもボンヤリとした認識で、うまく把握できてなかった自分に気づく……。こういうの、誰にでも経験がある筈。この世で怒る出来事はすべて、今おきた「点」じゃなく、過去から「線」でつながっているもの。世の中の問題は、「線」で認識してこそ本質を捉えることができる。じゃぁどうすれば「線」で捉えられるか? それは、問題が発生した「開始点」を知ること??世を騒がず問題の「開始点」を知るためのテキストがこれ。今を騒がす「大阪維新の会」に関する開始点を知れたのは収穫だった。ただ割かれているページ数が少なかったので、これを手がかりにもっと色々調べてみようかね。

  • 2016年末に読んだ。内容は遡ること10年ほど前の事が主。そうだったのか!と思う事多し。レアアースの事など細かく取材されている様子がうかがえた。

  • 「今、起きている、そのニュース。一体何が原因で、こんなにこんがらがっちゃってるの?」と、大人にもきけないあたりからしっかり解説…って、このコンセプトは我が懐かしの『週刊子どもニュース』のお父さん!!
    というわけで、小4の時に放送開始直後から子どもニュースに出会ってしまった自称・池上チルドレンの私には、フリップや小道具を使いながら説明してくれる池上お父さんが浮かんでくるようでした…。
    あぁ、懐かし…うるり。

    やっぱり、民放に出ている池上さんは、全然良さが出せないんだよっ!!スポンサーとか局の意向とか、いろいろありますからな…。
    取材や執筆活動をメインにって言ってくれて、私、嬉しい!!

    「ニュースなんて時事ネタ。本を買ってまで読むビジネス書じゃない」なんて声をはねのける、基礎と歴史を学ぶことで現在と、そして予測されうる未来。

    優しい口調の池上お父さんはそのままに、ピリッと効かせた皮肉や嫌味も気持ちよい、大人向けの毒もさらりと織り込んだ一冊でした。
    池上チルドレン、大満足。
    他の著作も読まねばー!

  • 難しい専門用語を並べ立てて説明するのではなく、まずはもっと基本的な部分を掘り下げて1から説明していく、といった、とても入門者に優しい一冊。こういう本がもっとあればいいのに。

    ・BRICs…ゴールドマン・サックスが2003年秋に出した投資家向けレポートで、当時経済成長が著しかったブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字。いずれも世界で上位に来る人口大国。
    ・G20…プラザ合意以降、世界の金融・経済問題についてはG7(アメリカ、日本、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ)かロシアを加えたG8が中心だったが、今はG20が主体。中国、インド、ブラジル、アルゼンチン、オーストラリア、メキシコ、インドネシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、トルコ、EUが団体として参加。
    ・グリーンニューディール…オバマ大統領の登場で環境問題に世界的潮流が生まれた。エコカー、太陽光発電、ハイブリット車の開発、風力、原子力の活用…など。大不況からの脱出と地球環境問題の解決の一石二鳥を狙ったもの。
    ・ワークライフバランス…生活と仕事の調和のこと。子育てや趣味など私生活と仕事の双方にバランス良く取り組む働き方を目指す考え方。
    ・ウイキリークス…世界の誰もがウィキのソフトを使って秘密情報をリークできるウエブサイトという意味。
    ・レアメタル…希少な金属。鉄や銅など世界各国に大量に存在するものに比べ、量が少ないのでこう呼ばれる。PCや携帯電話、デジカメ、液晶テレビなどハイテク製品に使われる。効果は「隠し味」。鉄にレアメタルを入れることで強度が増したり、熱に強くなったり錆びにくくなったりする。
    鉄鍋やフライパンは手入れが大変だが、レアメタルを加味することで、錆びない鍋の出来上がり。それがステンレス。(レアアースもレアメタルのひとつ)
    ・レアアースは中国が安い、環境汚染御構い無しで放射性物質垂れ流しの状態で発掘するのでコストが安く済む。
    ・日本は石油はほとんど輸入に頼っている。ガソリン価格が安かった2009年1月の原油価格は1バレルが約43ドル。バレルとは樽のこと。1バレル159リットル。かつてアメリカの油田で石油を樽に入れて運んでいたことから。
    ・TPP(環太平洋パートナーシップ)…野田総理が2011年に参加表明。太平洋に面する国々が一斉に関税をなくし、自由な貿易を活発にして、互いに豊かになっていこうという協定。
    ・OECDは世界の子供たちの学力調査を3年ごとに実施。それがPISA。各国の15歳の生徒の学力レベルを比較。日本は優秀。塾に通う子が多いから。フィンランドは公的教育のみ。
    ・トリクルダウン理論(したたり落ち理論)…金持ちの消費によって景気が良くなり、広く一般も恩恵を受けるという考え方。

  • もっと早く読んでおけばよかった…と思うニュースが沢山ありました。言葉だけで理解している気持ちになっていては駄目ですね。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみあきら)
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。科学・文化部記者を経て、NHK報道局記者主幹に。2005年3月にNHKを退職し、フリーのジャーナリストに。
主な著書に、『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ(第4版)』(海竜社)他、多数。

「2020年 『池上彰の今さら聞けない日本のこと(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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