- 文藝春秋 (2012年8月20日発売)
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感想 : 21件
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784166608713
作品紹介・あらすじ
震災復興の遅れ、脱出できないデフレ、不毛な議論の続くTPP、否応なく巻き込まれるグローバル恐慌、橋下徹を生んだポピュリズム、「ネバーギブアップ」で進める増税……。これらの「危機」をもたらした犯人は誰だ? 政治家、官僚、学者、マスメディア……『公共事業が日本を救う』の藤井聡氏、『TPP亡国論』の中野剛志氏、気鋭の論客二人が、「日本衰亡の真相」を撫斬りにする。
みんなの感想まとめ
本書は、日本の政治や経済、社会における危機の本質を鋭く分析し、痛快な対話を通じてその根源に迫ります。著者たちは、構造改革やデフレ、大増税、自由貿易至上主義、ポピュリズムといった現代の課題を取り上げ、こ...
感想・レビュー・書評
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痛快!
破滅論に秘められた、物事を達観し、本質を見抜くという思考回路。
この国の政治、経済、社会に危機をもたらす、構造改革、デフレ下の、大増税、自由貿易至上主義、ポピュリズム・・・
その根本にある日本の病理が透けてみせる。
ヨーロッパの大学で学んだお二人の痛快な対談でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
決めるのが政治でなく、議論するのが政治。なるほどと思う。
フレーズで洗脳し闇雲に決めることに、違和感を覚えた。その理由も、そこにある気がした。
しかし、しょーもない議論に時間を使うのは勘弁願いたい! -
社会
経済
政治 -
震災を食うという考え方を重要視すべきだと感じた。社会的な危機に陥ったとき、それを克服しようと大きな発展が生まれる可能性がある。
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非大衆人でありつづけたい。多数決の怖さを意識することが、基本かな。
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■書名 日本破滅論 (文春新書)
藤井聡 / 文藝春秋 / 本 / 2012年08月20日 / Amazonで見る ¥ 809
■全体的な感想
藤井先生と中野先生の対談本。
現在のマスメディアの論調と対極の考え方をされる先生二人の話は面白い。
京都大学で同じ研究室に所属しているというのに驚きました。
このお二人の主張は
・構造改革が日本をデフレ化し経済成長率も低迷させた
・日本以外の先進国は、ケインズ流で公共投資をして需要を喚起して経済成長を成し遂げている。
・TPP反対
・橋下氏の全否定
という「異論」である。
公共投資によってムダと思える建物がたくさんできてしまっていることも一方で事実であるのであるが、このお二人の話にも説得力がある。
もう少し主張をよく聞いてみたいと思いました。
面白い本です。 -
対談本にしては綺麗にまとめられた良書!!
誰もが社会に対して薄々感じている違和感の正体がわかりやすく解き明かされる内容である。
多方面の知識、視野をいかした話題のようだが、述べていることは実は当たり前で尤もなことばかりである。
また対談を通して、著者陣の志や姿勢、そして人としての魂を感じ取れるのも読みどころ^^ -
無思考、無教養はいただけない。ムードに流れず、自分の頭と心で判断したい。
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自分がいかに無知であるかを痛感させられた
政治、経済、パラダイム、柔軟性と時代を見据える視野の広さを養うことで一個人として恥じぬ生き方をしていきたい -
閉塞感の打破といって、橋下維新に期待している。彼のいう「船中八策」は、この20年間、机上空論しか知らない学者がつくってきた安っぽい物語。80年代から世界をおかしくしてきた新自由主義の、30年も流行遅れの物語を「維新」と名づけて持ち出したにすぎない、との著者(中野)の指摘に耳を傾けるべきだ。
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中野「マクロ(経済学、その他産業政策など)で物事を判断するには「見」の判断ではなく、「観」の目がないといけない。ちょっと引いて全体を見ないといけない。かつての経団連の人たち、例えば石坂泰三や土光俊夫なら、たとえ自分の会社が損をすることがあっても一歩引いて全体のために発言するような度量があったのではないか。そんなエリート経営者がいたと思うんです。
ところが今は、「見」の目で持って自分の会社と自分の利益のことばかり考えている。今の瞬間、株価を上げるにはどうすればいいか、終身雇用を辞めて非正規雇用の派遣労働を増やせばもっと楽になる。法人税を下げればもっと負担が減る。そんなことばかり考えている。日本経済のためと言いながら自分の都合しか考えていない。とてもエリート経営者・財界人とは言えません。」 -
藤井、中野両氏の対談をまとめたもの。『日本の未来、大丈夫か!』と危機感を持っているなら、必読です。
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尊敬する藤井先生と中野先生、師弟の対談。楽しみだ。
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著者プロフィール
中野剛志の作品
