- 文藝春秋 (2013年7月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784166609260
作品紹介・あらすじ
ガッツポーズは武士道に反する!?
剣道七段、薙刀五段の著者は武道を通してこそ武士道がわかると語る。日々の仕事、ストレスマネジメント、勝負論に武士道を生かす。
みんなの感想まとめ
日本人が古来から大切にしてきた武士道精神を、現代に生かす方法を探る一冊です。著者は、剣道や薙刀を通じて武士道の本質を深く理解し、日常生活やストレスマネジメントに応用できる知恵を提供しています。特に、死...
感想・レビュー・書評
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タイトルの通り、日本人がかつて持っていながら現代では失われつつある武士道精神を外国人著者が言語化する。
現代社会で死を意識することはないが、自身を振り返り高めるためにも必要なこととして記載されている詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良い
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『日本人の知らない武士道』
著者:Alexander Bennett (1970-)
編集協力:片岡義博
定価:本体850円+税
発売日:2013年07月19日
頁数:224
判型:新書判
ISBN:978-4-16-660926-0
Cコード:0295
〈https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166609260〉
・著者による紹介記事
〈https://books.bunshun.jp/articles/-/2184〉
【メモ】
・著者は、〈武士道〉にまつわる項目を複数個テーマとして扱っている(思想史的な位置づけ、受容、古典の解釈など)。個人的な好みは、武道を通した人間(性)教育について。
・現代における〈武士道〉的なスピリット云々についても著者は冷静で、あとがきで、「武道にはスポーツ競技の面と精神面・文化の面とがあり、バランスをとらないといけない」(大意)と書いている。
・内田樹よりベネット。
【目次】
目次 [003-006]
はじめに 007
序章 変転する武士道 015
戦場で生まれた倫理
日本人のDNA
『武士道』の功罪
第一章 残心―武士道の神髄 029
勝利のガッツポーズは武士道に反する
残心なければ一本も取り消し
負けることから学ぶ
生き残るための教訓
「巌流島の決闘」を残心から考える
目を合わせる
残心を日常生活に応用する
残心でストレスがなくなった
第ニ章 理想のリーダー像――『甲陽軍鑑』 067
実戦から生まれた教え
十分の勝ちは十分の負け
国を滅ぼすヨタイプ
頭はキレても大局観に欠ける
リーダーのうぬぼれと独善
堪忍というキーワード
強さと非戦
剣道形にみる慈悲
第三章 死の覚悟――『葉隠』と『武道初心集』 105
江戸武士道二つの流れ
太平の世の平和ボケ
一日でも長く生きよ
禁書とベストセラー
長命のための死の意識
死ぬ確率が高い道を選べ
赤穂浪士は「残念千万」
理想の武士「曲者」
山岡鉄舟の立ち切り
『葉隠』の裏を読む
第四章 人を活かす――『兵法家伝書』 147
争いを否定する兵法
相手に斬られない技
政治戦略としての兵法
「相抜け」と「熊笹の教え」
攻撃のタイミング「三つの先」
心の水
精神的な弱点を克服する
フローの状態で自己統御
武器を使わない心
終章 武士道の光と影 177
国際化と衰退
留学先のしごき
修行の出直し
研究者の道へ
勝敗の超越
精神性の探求
外国人の入門理由
体罰と指導
自分にも刃を向ける
あとがき(平成ニ五年六月一一日 アレキサンダー・ベネット) [216-219]
参考文献 [220-221] -
ニュージーランド生まれの著者。
留学を機に武道の道に進み剣道7段、
居合道5段、なぎなた5段。
ANAの特集で映像を見て、
著者に興味をもって、手にした1冊。
武士道として完成された「甲陽軍艦」や
「兵法家伝書」といった書物を彼の解釈を
交え解説をしています。
とても分かりやすく、「なるほど」と
思わせてくれることや、生き方として参考にしたいな
と思えることも沢山ありました。
日本人以上の日本人、ここにあり…という感じです。
序章 変転する武士道
第1章 残心ー武士道の神髄
第2章 理想のリーダー像ー「甲陽軍艦」
第3章 死の覚悟ー「薬隠」と「武道初心集」
第4章 人を活かすー「兵法家伝書」
終章 武士道の光と影 -
以前テレビで著者の特集を見て以来興味を持っていた。7月に講演を拝聴および稽古を拝見し、もっとよく知りたいと手に取った一冊。より理解が深まった。
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【ガッツポーズは武士道に反する!?】剣道七段、薙刀五段の著者は武道を通してこそ武士道がわかると語る。日々の仕事、ストレスマネジメント、勝負論に武士道を生かす。
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武士道を再度勉強しなおさなければならない。日本人への警笛の書である。
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武士道とは何かと聞かれて明確に答えられる人はいないだろう。外国人だからこそ、疑問を追求し血肉となるまで鍛錬した。
残心など武士道精神の説明も面白い。しかし柔道などは己に勝つよりも勝負に勝って金メダルを取ることを目的とする競技スポーツになり下がり、日本人の武士道に根差したマナーや道徳心が失われていくという現実を嘆いている。武道をする外国人の方がよほど礼儀正しいそうだ。
当たり前に慣れたものであるがゆえに本質が忘れられてしまった。 -
武道と武士道と武術はそれぞれ違うもんだが、ベネットさんが言うてるのは、武道の方かな。
その辺の似非武道家なんぞが書いてる本よりずっと面白い。
ただ、修めてらっしゃるのが剣術でなくて剣道、と言うのが若干気になる。勿論その中からきちんと学んでおられるのは、寧ろ日本人でなかったからなのだろう。
良い先生に出会ったんだろうな。 -
ブログに掲載しました。
http://boketen.seesaa.net/
武道は私の宗教だった。
ニュージーランドの高校生が、日本に留学したときにたまたま触れた剣道の魅力にとりつかれ、『武士道の定義の追及』という論文で博士号をとるまでにいたる。 -
ほんの短い間だけれど、一緒に居合を稽古したアレックさんの新刊。
なんか日本の武道界でも重鎮になりつつあるし。
あの関西弁が懐かしい。
「残心」が武士道の真髄という発想は気が付かなかったけれど、確かにそうかもしれない。
半澤直樹が東田に剣道のテクニックを披露する際の「残心」が素晴らしい。
勝った後も気を緩めないという事と、相手に対する慈悲の念が入り混じる。
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著者プロフィール
アレキサンダー・ベネットの作品
