坐ればわかる 大安心の禅入門 (文春新書)

  • 文藝春秋 (2013年10月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784166609406

作品紹介・あらすじ

永平寺で修行、ベルリンで大人気の若き禅僧が説く

不安な時代を軽やかに生きる作法とは?



禅は、右か左かを選ぶ必要はありません。両方同時に歩む道です。

「心配しても食べていけるし、心配しなくても食べていける」

この大安心の原則を身体が理解したとき、迷いが迷いでなくなります。



一、身体をととのえる

五感がひらく体験/美しいとは何か/『正法眼蔵』にある

リラックスの教え/疲れない坐り方/姿勢がよくなる印の

結び方/坐禅で無心になれるのか



二、暮らしをととのえる

はきものをそろえると心もそろう/永平寺流掃除の仕方/

美しく食べる五つの基本/米粒でご縁を巡らす/禅僧達の

元気の源/雲水秘伝の早起きの技



三、心をととのえる

欲をコントロールする/求める心が遠ざける/被災地での御布施/

能力に依らない組織/理由のいらない道元禅師の坐禅/

人はなぜ暴力をふるうのか



巻末付録 もっと禅を知りたい人のための坐禅道場案内

みんなの感想まとめ

心を整え、日常を豊かにするための実践的な教えが詰まった一冊です。著者は、永平寺での修行を経て、ベルリンで禅の魅力を広める若き僧侶で、彼の体験が織り交ぜられた内容は、読者に共感を呼び起こします。身体のバ...

感想・レビュー・書評

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  • 頭で知識を学んでも、結局は修行しなければわからない。すなわち冷暖自知、教外別伝、不立文字である。

  • 日々、物思いに囚われている自分を改めて感じました。
    また、そんなときに読んだ本でもあるので心に沁みました。
    心が整体マッサージを受けたような、整心とでもいうべき処方を受けたような気がします。
    とても分かりやすい、分かるというよりも、共感を伴って心に落ちてくる、そんな気がしました。
    これから手元を置いておいて、すぐに手に取れるようにして、どこでもいいからページを開いてそのページを読む、というようにしておきたいと思います。
    どのページにも、何かしらの実践を促すものがありました。
    久しぶりに本に感謝しました。

  • 永平寺で修業をして、今はベルリンで全を広める活動をしている雲水さんの書いた本。
    お寺に生まれたわけではなく、俳優になろうとしてきた人らしい。
    体のバランスを整える、疲れにくい、自然な体の使い方に興味があって、本書を手にした。

    力を抜いて、頭の重さを感じ、骨など、体の部分があるべき位置にくるように、体の声を聴きながら、整えていく。
    自分も体をゆすってみた。
    体得するのは難しいのかもしれないけれど、ここに力が入ってたのか、と気づけたりする。
    なんかいいかも。

    子どものころ、地元の有名な禅寺のサマーキャンプに行ったことがある。
    きっと大したことではなかったのだろうけれど、過保護に育てられ、神経質だった私には、結構つらい経験だった。
    でも、本書にあるように、自分の中のバランスを整え、周囲との調和を感じ取ることで、心身の安定を図っていくのなら、今の自分には受け入れられる教えなのかもしれない。

    また、この著者、星覚さんの率直な語りも心地いい。
    得度してからも、欲に負けてしまった経験なども、衒いなく語られる。
    我欲や我執を離れて生きるなんて、自分には無理だと思うけれど、そういう自分を自覚することから始めればいいのかもしれない。

  • 永平寺の修行のツラさ、しかしそれでもいつも寄り添うように座禅というものがある日常をわかりやすい文体で初心者にもわかりやすく書かれている本である。

  • 永平寺で修行体験をした後だったので、疑問に思ったことがいろいろ書いてあり納得した。修行体験したことの追体験にもなった。とかく僧侶というと人間臭いところがないイメージがあったが、そういう欲望についても包み隠さず書かれていて、親しみが沸いた。永平寺の修行体験のせいか、はたまたこの本のせいか、掃除が無性にやりたくなった。

  • とても面白かった。この各章のタイトルが「身体をととのえる」「暮らしをととのえる」「心をととのえる」であり、まさにその通りの内容。読んでいて気持ちの良さがありました。座禅もちょっと興味あるなぁ。

  • 雲水としてベルリンを拠点に活動する著者による禅の入門書。著者の経験や実感をベースに書かれており、エッセイを読むように、禅の入り口に触れることができる。「禅とは何か?」という大上段なアプローチではなく、若い禅宗の僧侶の生き方そのものが、都会でシンプルに暮らすヒントになり得ることが示されている。著者の人柄によるものだろう、読後感はとても爽やかだ。

    本書は、「一、身体をととのえる」、「二、暮らしをととのえる」、「三、心をととのえる」という三つの章で構成されている。入門書ではあるが、「How」が記述されているというよりは、永平寺での修行時代を振り返りながら「What」と「Why」が、そして論理的にというよりは感覚的な実感として記述されている。日常の中で身体の声を聴くなどという習慣を持たない我々にとって、たとえば、「身体の癖を発見する」という考え方そのものが新鮮だといえる。

    本書の中で描かれる著者を含めた若い僧たちが、我々とはまったく異なる世界に生きているのではなく、我々と隣接する世界で、我々と同じように悩みながら生きている様子も、本書の読後感のすがすがしさにつながっている。

  • この本に出会えて良かったと思う。著者の方は本当に坐禅を通して沢山の物事が変わって見える様になったのだ。自分と同じような不安や恐れを持っていたのにも関わらず、人生は何も考えずとも渡っていけると言っている

  • 寺の座禅会に参加したので、座禅についてより知りたくなって読む。ここ数年、瞑想は続けているし、合気道も始めたので基本的な呼吸や意識の保ち方などは共通するものがある。姿勢などの技術的なことが具体的にされているので実践に役に立つのがありがたい。気軽に座禅をはじめ、不安をふっと取り払うのにはとてもよいと思う。

  • 20141129
    調える

  • 【坐禅は究極のリラックス!】32歳妻子アリ、在ベルリンの雲水が快適禅生活の秘訣を伝授。体と心が一つになる美しい作法でストレスフルな社会を軽やかに生きる。

  • berlin。
    ちょっと興味がある。

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