トヨタ生産方式の逆襲 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166609680

作品紹介・あらすじ

不朽の「カンバン方式」、これが真髄だ!ジャスト・イン・タイムが鉄則のトヨタ生産方式を正しく運用すれば、儲かる会社に必ずなる! カンバン方式の生みの親・大野耐一氏の右腕だった父の薫陶を受け、親子2代でトヨタ生産方式の伝道者となった著者でしか書けなかった「秘中の秘」のメソッドを初公開する!第1章 「常識」を疑い、パラダイムを変えよ第2章 「タイミング」を売れ!第3章 顧客ニーズと生産体制のマッチ第4章 「サラダ理論」で需要予測とオサラバしよう!第5章 ホワイトカラーという「魔物」第6章 下請けを巻き込んで効率的なモノ造り第7章 短納期こそ最大の顧客満足

感想・レビュー・書評

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  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 「常識」を疑い、パラダイムを変えよ/第2章 「タイミング」を売れ!/第3章 顧客ニーズと生産体制のマッチ/第4章 「サラダ理論」で需要予測とオサラバしよう/第5章 ホワイトカラーという「魔物」/第6章 下請けを巻き込んで効率的なモノ造りを/第7章 短納期こそ最大の顧客満足

  • テーマと実例が載っており、とてもイメージしやすかった。
    思考停止にならないこと、人に任せないこと、現場を見て考えること。基本的なことから、変革できることが分かった。
    また、今の常識の疑い方が、よくわかる。上の3つの視点から、課題を深堀していく。改善は続くが、一段も二段も高みになっていくイメージが持てた。

  • 「適切な在庫を持ち,注文が来てからお客様に渡すまでの時間を短縮する」という 1 点にこだわった本。具体的な手段の詳しい解説はないが,思想は理解できる。いろいろな都合で今の仕事のやり方が決まっているのだと思うが,本当にお客様を向いているか? と自問自答するときに,傍らに置いておくべき本だと思う。

  • 基本的には生産現場の改善について。
    ホワイトカラー部門については、問題提起こそしているが、解決策まで突っ込んだ深い話ではなかったので残念。

  • トヨタ生産方式の基礎がよく理解できました。
    一番興味を惹かれた部分は、社内組織間のコンフリクトの部分です。
    大変共感できる内容でした。
    何事も、精緻な分析と必用なPDCAの繰り返しが大事だとあらためて再認識しました。

  • 逆襲なんて表現は適当ではない。カンバン方式が詳しくわかって良い。生産現場に携わる方には有益だろう。

  •  著者は、かつてトヨタ自動車に勤務し、著者の父はトヨタ生産方式の生みの親である大野耐一氏の右腕だったという。
     著者は「トヨタ生産方式」の本質が世の中に誤解されて広まった結果、導入した企業の業績が上がらないことに不満を抱き、筆を執ることにしたと語る。

     「トヨタ生産方式」に関する最大の誤解はその名前に表れており、本来は生産現場や工場のカイゼンの話ではなく、会社や経営全体に広げてパラダイムシフトを起こすためのものだと定義する。
     工場で作る製品は、もともとは営業が受注をしてきたものであり、部品を調達できているのは購買部門のおかげであることから、工場の生産能力だけを部分最適化しても、経営全体の効果が上がらないというのは至極まっとうな指摘だと思った。

     商品がコモディティ化した現代の中で生き残るためには、価格よりも「納期」や「タイミング」こそ重視すべきであり、そのためには「在庫を持たないかんばん方式」という考えは間違いで、本来は適切な在庫をもつべきだという持論は説得力があった。

  • 事業全体のフローで考えること。
    ストア方式の導入により、多工程で中間在庫を持ち、在庫がなくなったらそれぞれの工程で自律的に部品を補充する。
    これでレスポンスを解決する。
    カンブリア宮殿で見た、ドリルのラチェットメーカーの話と同じと感じた。

    非同期通信における、レイテンシーとスループットを両立するバッファモデルと、RTS/CTSを介したフロー制御、Read Pointer、Write Pointer、割り込みを駆使するドライバー設計のノウハウの話と全く同じことが語られていることが分かった。

  • トヨタ生産方式というと、よく「在庫を持たない」と曲解されることがあります。
    長年トヨタ生産方式の指導に携わってきたコンサルタントが、本書の中でその真髄を披露してくれます。

    欠品による機会損失や在庫過多に悩む会社は多いと思いますが、そのメカニズムを解析して課題の本質に迫って構造改革していくことがトヨタ生産方式の本質です。いわゆる「かんばん方式」などを表面的に導入してもダメだということが良く分かります。

    業務改善というと、現代はとかくコンピュータシステムに頼りがちになりますが、著者がこれまでに手掛けてきた企業では、むしろアナログな手法を中心に成果をあげてきています。

    その具体的な手法が「製品ストア」の設置であったり「後補充」の仕組みです。

    本書の後半では、ホワイトカラー(営業・購買・開発など)の生産性向上や、仕入先を巻き込んだ効率的なモノづくりに関するトピックスもあり、企業全体としての改善のヒントが得られることと思います。

    最後に、顧客が欲しいタイミングで必要なモノを必要なだけ届けることができるようになるのがトヨタ生産方式の最大価値であり、それには開発・生産・営業が一体となって動くことが必要不可欠である、というメッセージで締めくくられます。

  • トヨタ式の生産方法は、昔勉強したが、もう一回

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