家族の悪知恵 身もフタもないけど役に立つ49のヒント (文春新書)

  • 文藝春秋 (2014年5月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784166609697

作品紹介・あらすじ

一昨年ベストセラーとなった漫画家・西原理恵子氏の人生相談『生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント』の第二弾です。タイトルが示す通り、今回は「家族の問題」について、サイバラ節がさく裂します。

第1章「困った夫&妻」編では、「普段はいい人なのに、酒が入ると怒鳴りカラむダンナと離婚すべきか」の相談に、「子供に全部ちゃんと話して、夫のことは捨ててください」。「ブランド品を次々に買ってしまう妻の浪費癖を何とかしたい!」には、「強硬手段に出るべきです。離婚届けにハンコを押して、『これ以上使ったら……』って、カードも取り上げましょう」。

続く、第2章「子育て」編、第3章「家族もいろいろ」編、第4章「人生の選択」編、第5章「親兄弟が面倒くさい」編でも、悩める母親、娘息子たちに、ときに親身に、ときに突き放して、サイバラ流の解決策を伝授します。

最終章では、西原氏と高1の息子、中2の娘との座談会も収録されます。フツーじゃない家庭ならではの母子のやり取りもお楽しみいただけます。

みんなの感想まとめ

家族の問題に対する斬新で実践的なアドバイスが満載の一冊で、悩める人々に向けたサイバラ流の人生相談が展開されます。特に夫婦や子育てに関する悩みには、時に厳しく、時に優しく、鋭い視点からの解決策が提示され...

感想・レビュー・書評

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  • 悪知恵満載の、文春新書の人生相談シリーズ第二弾。新聞広告で見てその日のうちに購入し、即読破してしまいました。
    第一弾の「生きる悪知恵」がAmazon1位になったことについて、別の著書で「体張った漫画じゃなくて、ちゃらっとくっちゃべった、全く内容のない活字の人生相談本が№1。人生で一番売れている本が漫画じゃない」と複雑な心情を吐露してたけど…漫画家としては若干不本意なのかもしれないけど、私としては活字のサイバラさんも結構好きなのですよ。んでもって「内容がない」とは全く思いませんので。まぁ、相当身もふたもない感じではありますけど(笑)今回も様々な真理がちりばめられておりました。
    つくづくサイバラさん、表現うまいわ~。「子供は北朝鮮と思って、ウソつくこと前提でネゴシエイト」とか「子供の為にも駅前供養で」とか「家に入れても籍は入れるな」とか!それぞれの悩みに対し簡潔に、確実に急所を突いて(笑)優しさと厳しさを巧みに織り交ぜながら回答しているのがさすが。突拍子もないような回答のようで実は視野が広くて、海外をよく知っている人ならではとつくづく感じました。特別企画の母子座談会は、内容が「よりぬき毎日かあさん」の座談会と多少かぶっているところはあったけど、この母にしてこの子あり、という感じで、子供らの発言も笑いのツボを心得ていて、面白い。
    悪知恵シリーズも今後続くのかな。楽しみにしてます。またAmazonの上位いっちゃって下さい。

  • やっぱりサイバラは無敵だなあ。こんなにスッキリする人生相談も珍しいのでは。

    家が厳しい状況なのに、ももクロにハマっている夫を改心させるには?という相談への回答は、「手は二本しかないので、子供の手を一本ずつ握って、ダンナは川に流してください」。四年前に夫を亡くして以来泣いてばかり、どうすれば気持ちを切り替えられるのか?という相談には、子供を亡くしたと思ってみろ「世の中にはそんな地獄を見ている人がどれだけいるか」「夫が死んだくらい屁でもない。甘えるな!以上!」。

    家族が、特に夫婦が憎み合って一緒にいるほどの不幸はない、そういう「生活習慣」を自分の代で断とう。我慢しすぎず、あっちこっち気を回しすぎず、堂々と、したたかに生きよう。この本は、そういうサイバラの叱咤激励に満ちている。

    何度も大笑いしながら読んだが、一箇所、ちょっと泣いちゃったのがある。子供好きだが病気で子供が産めなくなり、特別養子縁組を考えているが不安だ、という相談に対する回答だ。
    「いやもう、よその子でも何でも、ウチに来ちゃったら”ウチの子”じゃん。」「前にネットで見た話で、やっぱり子供がいなくて施設から子供を引き取ろうと思った人が、いろいろ手続きが終わって、紹介されたその子を見た瞬間に『ああ、ウチの子がここにいた』と思ったって。『こんなとこにいたのか』『何やってたんだよ、今まで』ぐらいの感じだったみたいよ」「うっかり屋さんのコウノトリが間違えて落としてきちゃったあなたの子が、どこかの施設で待ってます。早く迎えに行ってあげましょう」
    こういうことを、確かな説得力を持って語れる人を他に知らない。

  • f.2023/4/6
    p.2014/6/13

  • 一人の人間としてどうなのか。西原さんは、ここに揺るぎないものを持っていらっしゃる、見事な人です。人間としての自分をしっかり持ちたいです。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • よくある話

  • 再読。
    西原理恵子さん、好きです。
    良い意味で、家族と距離を取っていることが最後の対談から伺えます。たぶん、意図してそうしているわけではないのかもしれないけど、結果的にうまくまとまっている。。。
    私たちは家族とか、育児とか、窮屈に考え過ぎているのかもしれません。

  • 離婚した元夫を捨て切れずに悩んでいる女性に対しては「家に入れても籍は入れるな!」、年下の男性から不倫の「お誘い」を受けた子持ち主婦の告白には「ルールを守ってバレなきゃOK」、物を捨てられずにガラクタを溜めこむ夫への苦情には「勝手にちょっとずつ捨てちゃいましょう~♪」... 世の中の「酸いも甘いも噛み分け」た不幸の達人・サイバラ先生が放つ第ニ弾。「夫婦」「子育て」「家族」「人生」そして「面倒くさい親兄弟」という5つのテーマについて、2人の子供まで巻き込んで紙面を増やした「身もフタもないけど役に立つ」49のヒント集。

  • キーワードは「自立」かな

  • サイバラおばさんのざっくばらんな人生相談回答集。
    困った人生をリアルに生きてきた方の言葉はストレートで、お悩みの方にはダイレクトに響くかも…。

    自分は今のところ、それほどどん底に堕ちてはいないようで、そうなんだ~って感じで読ませていただきました。

    サイバラ家のお子さん二人がグレずに親を受け入れているのは、やはりお金に苦労をさせなかったからなのか…。
    もちろんそれだけではないだろうけれど、やはり親はお金を稼ぐってことが大事だな。

  • 西原りえぞうさんが、すっかり人生の達人と評価されてはや幾年。昔は何やらかすか分からなかった尖がった人でしたが、すっかり丸くなって幸せを感じます。やはり高須医院長の力が大きいですね。
    先日子育て卒業宣言しましたが、その前なので巻末に子供との対談が入っています。親の仕事を理解してくれていて優しい子供たちですね。

  • 共感するのもあり、「えぇっ!?」とドン引きするのもあり、いろいろ。

  • 回答がうまいなあ、という印象。どれも奇をてらっているのではなく、しかし平凡でもなく。

  • 人を変えられると思ってる人って多いんだなと、今更ながら思った。
    それを自分の方を変えるよう諭す西原さん。
    ただ、相談した人で、貰ったアドバイスに従って(自分の方を変えて)解決した人って、どのくらいいるんだろう。

  • -108

  • 西原理恵子は言うことにブレがなく、読んでいて気持ちいい。で、笑っちゃえるのに感嘆の声も漏れる。

  • サイバラさんも、案外フツーのお母さんなんだなぁと感じた。

  • 家族ってめんどくさいのが当たり前。家族だから仲良くとかできません。仲悪くたって嫌いだっていいんです。お金で解決できることはお金でどんどんやっちゃいましょう。

    ありがたくお言葉頂戴いたします。サイバラさんありがとう。

  • ・行きていれば何とかなる、気楽に生きるのが一番

  • 「生きる悪知恵」に続き読了したが、傍観者で楽しめた前著と違って、何だか当事者モードで身につまされる感じで読了。面白いんだけど、うわ~そーくる……みたいな(^^; 最後の西原家の座談会が強烈だった。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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