つい話したくなる 世界のなぞなぞ (文春新書 989)

  • 文藝春秋
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166609895

作品紹介・あらすじ

「口があっても、しゃべれないものな~んだ?」(韓国)「空のコップには、水は何滴入るでしょう?」(オランダ)「理解しがたい女性を3種類あげよ」(アイルランド)「いくら見ても信用できないもの、な~んだ」(タンザニア) 4000年以上前から人類とともにあるなぞなぞ。 日本では室町時代に大ブームになりましたが、世界でも「The Riddle」(なぞなぞ)は長年にわたり親しまれてきました。 世界各国の傑作なぞなぞを集めたこの本、ただのなぞなぞ本ではありません。雑学王のり・たまみの手にかかると、歴史、文化、地理、科学、数学……ありとあらゆるウンチクが自然に頭に入ってしまう上質な読み物に生まれ変わりました。 意外にブラックな答えや、頭の体操にぴったりのトンチの効いたもの、ときに偏見に満ちたなぞなぞに、笑ったり、呆れたり、驚かされたりの連続です。 その国のお国柄が反映されたなぞなぞは、その国の文化そのもの。 職場で、飲み屋で、デートでつい話したくなる、すぐに使えるネタが77! 答えはぜひ本書にて。

感想・レビュー・書評

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  • 私としては超お勧め!!世界のいろいろな国(日本も含む)のなぞなぞを紹介していて、それに関することをのり・たまみ詳しく書いている。なぞなぞ自体が凄く面白いし、それぞれの国のお国ぶりや、へえーと思う蘊蓄や笑ってしまうことが満載で、とても楽しめる。のり・たまみ(夫婦だって)、なかなかの著者でっせ。紹介しようとするとキリがないが、ちょっとだけ。
    ①男性が生まれて初めて女性と寝る夜、何をしなくてはいけないでしょう。(ブラジル)
    答えは、「乳をのむこと」で、そこから哺乳類の話になって、色覚の話に発展する。
    ②男性は沢山いるけど、女性は全くいない。でも、子どもをたくさん育てている。ここはどこ?(カンボジア)
    答えは「お寺」 カンボジアは9割が熱心な仏教の信者で、男性は一生に一度出家しなければならない。子どもの修行僧も沢山いる。ここから地球の話になる。地球誕生から10億年はメスしかいなかったそうな。そして…。
    ③母には2回会うけれど、父には1回も会えないもの、な~んだ?(日本)
    室町時代の有名ななぞなぞだから、答えは分かるよね。もちろん本にはいろいろ詳しく説明してあるよ。

    • goya626さん
      shukawabestさん
      コメント、なんか嬉しいですよ。自分が紹介した本を、読んで満足していただけるなんて。なぞなぞの本は図書館にもいろ...
      shukawabestさん
      コメント、なんか嬉しいですよ。自分が紹介した本を、読んで満足していただけるなんて。なぞなぞの本は図書館にもいろいろありましたが、これだけ蘊蓄が楽しいのは他になかったです。
      2022/01/14
    • shukawabestさん
      いやぁ、本当に面白かったです。ありがとうございます。goya626さんの本棚、膨大な本が並んでますが、また、ピンと来たのが見つかったら、昨日...
      いやぁ、本当に面白かったです。ありがとうございます。goya626さんの本棚、膨大な本が並んでますが、また、ピンと来たのが見つかったら、昨日と同じパターンで、私自身の読み終えた感想と比較するのも楽しいな、と感じました。
      引き続きよろしくお願いします。
      夜分に失礼致しました。
      2022/01/14
    • goya626さん
      shukawabestさん
      こちらこそよろしくお願いします。
      shukawabestさん
      こちらこそよろしくお願いします。
      2022/01/14
  • フォロワーさんの感想を追って行く中で、「これ読みたい!」と思った本。

    大当たりでした。

    世界のなぞなぞから抜粋して約80問。

    なぞなぞも面白いが、その後の解説もとても楽しい。

    のり・たまみ夫妻の共著。

    他の著作もまた探して読もうと思います。

    「お約束」ですが、私もつい2つほど・・・。

    ①オオカミとキャベツと羊を舟に乗せて川を渡る。(196頁)

    ※「オオカミ」と「キャベツ」でネット検索。

    ②紙を何回折れば月まで届くでしょう?(220頁)
    〔月までの距離は38万km、紙の厚さは0.1㎜、2つ折りで0.2㎜になるものとします]※これは数学クイズと言ったほうがいいか。

    あと、「次の数式の?にはどんな数字が入るでしょう。」(98頁)ノースカロライナのエリックさん作のなぞなぞも、とっても面白いんだけどなぁ・・・。

    とにかく、読みやすいし、楽しかった。

    ありがとうございました。

    • shukawabestさん
      goya626さん
      本当にありがとうございました。
      私自身も楽しい本に出会えるよう、アンテナを張り巡らせておこうと思います。

      引き続き、本...
      goya626さん
      本当にありがとうございました。
      私自身も楽しい本に出会えるよう、アンテナを張り巡らせておこうと思います。

      引き続き、本棚・感想を拝見させていただきますので、よろしくお願いいたします。
      2022/01/14
    • akodamさん
      shukawabestさん、こんばんは。
      思わず「オオカミ」「キャベツ」で検索しました。
      私が導き出した答えは「旅人がキャベツを食べて渡る」...
      shukawabestさん、こんばんは。
      思わず「オオカミ」「キャベツ」で検索しました。
      私が導き出した答えは「旅人がキャベツを食べて渡る」でした。

      出直してきます。
      お邪魔しました^ ^
      2022/01/14
    • shukawabestさん
      akodamさん、コメントありがとうございます。僕は問題読んで、まず問題の理解自体で???が数十秒続き、解答見て初めて「これは素晴らしいなぞ...
      akodamさん、コメントありがとうございます。僕は問題読んで、まず問題の理解自体で???が数十秒続き、解答見て初めて「これは素晴らしいなぞなぞだ」と唸ったのです。なんかアレです。中身がないですわ。
      2022/01/15
  • なんと驚いた事に
    実は4000年も前から存在していたらしい
    「なぞなぞ」

    世界中から集結してきた
    ありとあらゆる<傑作なぞなぞ>の答えを探っていくうちに
    各国のお国柄や風土までもをうかがい知る事が出来て、
    お勉強にもなる一石二鳥の娯楽本。

    しょうもない問題から
    目から鱗の問題まで
    読後は誰かに出題してみたくなること間違いなし。

  • うーーーん。もっと、なるほどーってワクワクするセレクト他になかったかなぁと思ってしまった。世界中の人がなぞなぞが好きで、しかも歴史があるのも分かったけど、正直、期待しすぎてしまった感じでした。

  • ド定番も初見も。問題、解説の豆知識ともに、玉石混交の感はあるが、総じてまずまず楽しめた。
    各問題を著者の経験・見聞で得たのかと思ったが、巻末参考文献を見るに、ほぼ類書からの引用のよう。だとすると、巻末ではなく各問題に引用元を記しても良いと思う。類書から引くなら、解説にスペースを使わず、問題を多くして欲しかったかも。

  • 下ネタジョークのなぞなぞは鉄板だ。

    ムーミンの設定に驚き。
    ・ムーミンパパは紙袋に入れられた「捨て子」だったが、そこから脱走して今に至る。そして海で溺れて死にかけていたママを助けて結婚
    ・スナフキンとミィは異父兄弟。

  • 旅行のお供に。なかなか面白い。

  • 数学のクイズが多い

  • 新書文庫

  • なぞなぞと言っても、中にはきわめて面白い発想が必要な「クイズ」もいくつかあり、面白い。ただなんか解説がピンと外れなものが多かった印象。

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