イタリア「色悪党」列伝 カエサルからムッソリーニまで (文春新書 1035)
- 文藝春秋 (2015年7月21日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166610358
作品紹介・あらすじ
凄くて悪くてモテまくった7人の男たち文字通り「英雄色を好む」だったカエサル。ベッドの上でも天才だったダヴィンチ。7人のイタリア色悪男のエピソードで読む世界史。
感想・レビュー・書評
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本当なのか相当に疑わしいほど酷い悪人ばかりです
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しょーもない。歴史的な伝記なのかフィクションなのか???な書きぶり。内容も退屈極まりない。
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著者は日本に住んで20年のイタリア人。イタリア語で書いたものを日本人が翻訳している。なので、人の容姿や服装、香りなどの情景描写が、やっぱり日本人とはちょっと違うんだなあ。
カエサル、ロドリゴ・ボルジア(法王アレッサンドロ6世)、レオナルド・ダ・ヴィンチ、カラヴァッジョ、カサノヴァ、プッチーニ、ムッソリーニの7人を、それぞれの部下や友人の目を通して小説仕立てで描いていて、イタリア人から見ると、イタリアの歴史上の偉大な人物たちはこんなふうに書かれるのかあ、という発見はある。
正直、もっと硬い内容と思って手にしたのだけど、でも、思いがけず大昔に旅行したイタリアの街並みを思い出しながら読み進めていけたので、これはこれでありだと思う。楽しかった。
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