無敵の仕事術 君の人生をドラマチックに変える! (文春新書)

  • 文藝春秋 (2016年3月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784166610716

作品紹介・あらすじ

世界には乗り越えられない高い壁も、壊せないほど頑丈な壁もありはしない



--メガバンクを飛び出したきっかけは、融資先のパン屋の奥さんの涙だった。東大発のヒト型ロボットベンチャーを、グーグルに売却して話題となった経営者が語る仕事論。



Episode.1 ヒト型ロボットベンチャー創造

Food for Thought ロボットで革命を起こすには?

隠れた宝石の見つけ方/「共感」がなければ始まらない/早すぎるか、乗り遅れるか/情報交換の「通貨」はリアルな体験/社外取締役の本当の役割/確率ではなく可能性に賭ける人たち



Episode.2 起死回生のM&A

Food for Thought サラリーマンが仕事で奇跡を起こすには?

リアリティを感じるのに専門知識は必要ない/「気持ちを使う」という新しい選択/青臭い正義感と、若気の至り/どこから始めていいのかわからないときの勉強法/成功体験のない若者が自信を持つには/組織人でいる限り、揺るぎない自信は生まれない



Episode.3 ベンチャーV字回復の修羅場

Food for Thought 自分の中で真のリーダーが目覚めるとき

同じものを見て、違う価値を発見する/ロールモデルとしてのロビン・ウィリアムズ/信用される人のたったひとつの特徴/先生にとって本当の仕事とは?/同じ経験をした人の言葉に励まされる/戦火を生き延びた人たちに共通する「無敵感」



Epilogue ドラマチックな人生を求めて

感想・レビュー・書評

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  • 先に『クレイジーで行こう!』を読んでから、本著を読破。より、加藤崇の人格が分かる本。母子家庭の出自。東京三菱銀行を何故辞めたのか。貸し剥がしで見たパン屋の奥さんの涙。それが原体験となり、外資のコンサルへ。転職しながら、磨き、会得してきたものを惜しみなく伝えてくれる。そこには、成功体験だけではなく、人に裏切られた経験も。

    良いな、と思った言葉。ビジネスマンの本当の「通貨」は、自分がリアルに経験したことによる情報だ、という内容。がむしゃらに目の前の仕事をする事。時に成功体験を自己暗示。「気持ちを使う」ことの大切さ。

    自己啓発本と言えば安っぽく聞こえるが、実業の世界から発する体験談だから、リアリティや重みがある。それこそ、リアルに経験した事こそ、聞く価値がある通貨だし、マネジメントに重要なのは、気持ちを使う事。そして、新たな人間関係、プロジェクトに飛び込みながら、がむしゃらに働く事は大事だが、勇気や心が付いてこないなら、その時は自己暗示さ。勇気づけられる本だ。

  • 「加藤さんは東大ロボットスタートアップを創業しGoogleにバイアウト。次にAI水道管診断をアメリカで創業し栗田工業と組む。さらにWEFへと進んでいる。情熱と才能の塊。いつか万人が彼を知ることになるであろう。」という成毛眞さんのレビューを見て読んでみた。結果、めちゃ熱かった。こんな人が日本で、しかも自分より5歳年下でいたんだという感想。

    エピソードが3つに分かれて書かれている。
    エピソード1では「ヒト型ロボットベンチャー創造」創業メンバーに加わり日本で初めてGoogleへバイアウトするまでの内容。
    エピソード2では「起死回生のM&A」コンサルティング会社にて、不動産会社の企業再生プロジェクトに参画。困っている前向きに働く人を助けるために危ない橋も渡る話し。
    エピソード3では 「ベンチャーV字回復の修羅場」社長の放漫経営でもうすぐ倒産の会社の社長として立てなおしの話し。

    すべてドラマのような話しで感動する。最後の加藤さんの言葉がまだ感動する。
    「一歩引いて自分の人生を映画でみるような感覚で仕事をしたならば、きっと苦労が苦労でなくなる。ハッピーエンドを迎えるための「スパイス」でしかない。
    あなたにはあなたの○○劇場がある。胸熱くなる人生、ドラマチックでありたい。」

  • ベンチャー企業の経営者である著者が自身の経験を題材にして、仕事をやり遂げるために必要なことについて語った本。

    仕事に限らず、人生には場面に応じた障壁(問題)が必ず出現します。障壁を突破するには、「突破してみせる」という強い意志を持って行動することです。

  • 楓太に贈りたいので、紙版で買うかな。
    <blockquote>著者は、世界最高峰のヒト型ロボットベンチャーを日本で起業し、Googleへ売却した男、加藤崇さん。実際に世界をアッと言わせたビジネスマンの言葉は示唆に富み、読者に勇気を与えてくれる。</blockquote>

    <blockquote>本書のウリは、著者が実体験したビジネスシーンを追体験できることだ。リアルなエピソードが大半を占める本書は、生きたケーススタディー本として出来上がっている(約250ページ中でエピソードが218ページも占めている!)。</blockquote>

  • 宝石は磨かなければ光らない

    日本には技術もカネもある。しかし、何かが決定的に足りない。それはなにか。僕がたどり着いた答えは、「志と勇気をもって」「目先の損得抜きに」「自分より他人、国全体に責任を持ち」「雇用と、個人の成長を同時に実現する」、「清のエリート(リーダー)

    データやロジックで解ける問題
    覚悟や共感といったものによって進むしかない正解のない問題
    この差をきっちりと理解する

    リーダーを助けるフォロアーたちがいて始めて、リーダーはリーダーシップというものを発揮することができ、リーダーとフォロアーが一丸となって動き始めた時、少しづつすこしづつ、組織というものに運動量がでてくるのだ

    現実のリーダーシップというのは、単に「志があれば、人がつていくる」というほど美しいものではないということだ

    未来を切り開くための5ステップ

    僕は、教師の本当の仕事とは、生徒一人ひとりの性格や、得意なことを言い当ててあげることではないかと思っている

  • 仕事術というよりは、著者のビジネス半生記とそこから見える仕事に対する姿勢。

  • 2016年度系推薦図書 3系(情報・知能工学系)
    【配架場所】 図・3F開架 
    【請求記号】 159||KA
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/book/178270

  • 若いうちにリスクをとらないことのほうがリスク。覚悟を決めて挑戦し、失敗から学び、成功から自信をつけていく。

  • 東大発ロボットベンチャーSCHAFTのGoogleへの売却に成功した加藤崇さんが、SCHAFTなどの3つのエピソードの成功要因を思考の糧6軸:

    1. Encounter
    2. Empathize
    3. Dive
    4. Learn
    5. Encourage
    6. Celebrate

    に沿って解説したもの。読んでいると、自分の過去の「ああ、あの時、そんなふうに取り組んでいたら」と思えることだらけになったorz

  • 共感が大事。あとは突っ込む。勉強をたくさんする。

  • 「社会人になったばかりの頃は、経済や苦に、大企業の組織といったものは、あまりにも固く大きく、叩くとコツコツと音がなるコンクリートの壁のように感じて仕方がなかった。…
    ところが、ひょんなきっかけから、いくつかの仕事を経験するうちに、どうやらこの世界の固く大きな壁は、うまい場所を突つけばグニャっとへこんだり、あるときポンっと穴が空いたりするもので…」
     
    多くの人たちが考えもつかないような成果を残すために必要な要素
    1 リアルな現場に身をおき、全身でショックを受ける
    2 真面目な人間に共感し、他人事を我が事にする
    3 怖いと思っても覚悟を決め、ダイブする
    4 道を走りながら、必要最低限の知識を身につける
    5 挫けそうになっても、自分を励まし、決して諦めない
    6 思っていた以上にうまくいってしまった自分を確かめる
     
    企業再建の成功事例が書いてある本を見つけては、その秘密をノートに書き留めていった。
     
    アインシュタインが相対性理論を発見したのは二十六歳のとき。
     
    夕方、本屋に入って、閉店間際までとにかく片っ端から「M&A」と書いてある書籍の目次を読んでいく。

  •  本当によい技術というのは、悪い技術と比べて、差が歴然なんだ。つまり、本当にすごい技術なら、文系だろうが誰だろうが、見ればわかる。ただ、そう思って見なければダメだ。自分には見てもわからないと思ったら、本当にわからなくなるもんなんだよ。(p.79)

     優秀だが、成果が残せない人たちに共通していること、それは彼らのひとり一人に、圧倒的に「当事者意識」が欠落しているということなのだ。仕事をやっていても、彼らはどこか他人事、つまりは「傍観者」なのだ。「当事者意識」が希薄なために、目の前の仕事に強烈な執着心を持つことができない。強烈な執着心が持てないために、もう少しで成功するかもしれないのに、自分からサッと諦めてしまい、結果として成果につながらない。これでは大きな仕事などできるわけがないのだ。
    なぜ日本人の多くがこうして「当事者意識」が持てないのか?という問いを考え続けるうち、もしかすると、当事者であり続けるための理由がないからかもしれないという考えに至った。(p.88)

     本当に組織を動かしたいと思ったならば、「組織」という何だか得体のしれないもの「全体」に働きかけても、それは徒労に終わるだろう。そうではなくて、それが二十人の組織でも、百人の組織でも、最初の一人から丁寧に、しかも一人ずつ落としていくしかないのだ。これが組織のリアリティというものだ。(p.150)

    普通ではない成果は、普通ではない判断から生まれる。組織の中で仕事をしていると、組織の利益を優先しがちだ。また、年齢が進むにつれ、自分の行動が組織の利益を代表するようになっていく。だからこそ、組織の利益を代表する必要のない若手のうちに、常識では考えられないことをやっておいたほうがいいのだ。(p.183)

  • ・当事者意識を持てないと大きな成果は残せない
     -執着心をもてないとまぁまぁ優秀どまり
     -傍観者・他人事で突き詰められない
    ・極力実際に体験できる機会を作ること
     -他の人が経験しないようなことをやるとオンリーワンになれる可能性が高まる
     -なんとかなる感を感じることができる
    ・自分に自信を持つには自己暗示も大事
     -俺って天才だーと百回言ってみる
    ・チャンスに敏感に、取りに行く姿勢が大事
     -意外なところにチャンスは落ちている
     -リスクを取ると普通じゃない利益を得られる可能性
    ・リーダーとして覚悟を持つことは大事
     -人間は覚悟がある人についていくように出来ている
    ・リーダーは知識を法則性をもって伝えることが大事
     -知識を仲間にできるだけコンパクトに法則性をもって伝える

  • 著者の濃密なこれまでの経験が記されている。
    圧倒的に当事者意識が欠けている人が多いとか、フォローワーシップの重要性、自信のつけ方とか面白い視点が多い。

  • HONZでみて。著者は、ヒト型ロボットの会社をGoogleに売った人。以前にもこの人の本を読んだこともあり。ビジネスでの成功の秘訣は「共感」にあると説く。仕事術の本というより、著者がどのように考えて問題を切り抜けてきたかみたいな話。

  • サブタイトルに「君の人生をドラマチックに変える!」とあるが、人に教える本でなくて、著者の仕事を単に振り返った本。

  • WBSでも何度か講演された加藤さんの新著。あの熱さが本を通じて伝わってくる。こんな事が出来るのは加藤さんが特別なんだろうと思いたくなる時もあるが、西條さんと同じく、リミッターを外して行動できるからなのだろう。それなら自分もやってやる、と思わせてくれた。

  • 【日本からジョブズが生まれないのはなぜか?】グーグルに東大発ベンチャーのヒト型ロボットを売った元シャフトCFOが、世界での戦い方を熱く語る。今、君に必要なものは何か?

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著者プロフィール

1978年生まれ。早稲田大学理工学部(応用物理学科)卒業。元スタンフォード大学客員研究員。東京三菱銀行等を経て、ヒト型ロボットベンチャーSCHAFTの共同創業者(兼取締役CFO)。2013年11月、同社を米国Google本社に売却し、世界の注目を集めた。2015年6月、人工知能により水道配管の更新投資を最適化するソフトウェア開発会社(現在のFracta, Inc.)を米国シリコンバレーで創業し、CEOに就任。2018年5月に株式の過半を栗田工業株式会社に売却し、現在も同社CEO。著書に『未来を切り拓くための5ステップ』(新潮社 2014)、『無敵の仕事術』(文春新書 2016)。現在、米国カリフォルニア州メンローパーク在住。

「2019年 『クレイジーで行こう! グーグルとスタンフォードが認めた男、「水道管」に挑む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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