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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784166611485
作品紹介・あらすじ
「小泉家って親子の会話もワンフレーズなんですか?」(福田)
「そりゃね、ワンフレーズじゃ済まないよね」(小泉)
自民党若手政治家の中でもっとも期待される2人、小泉進次郎氏と福田達夫氏の対談本が実現しました。総理だった父のこと、世襲政治家の家のこと、そして自分の夢のすべてを、初めて語り合った衝撃的な1冊です。
2人は2017年の農政(全農)改革で、自民党の農林部会長と部会長代理という立場で、初めてタッグを組み、大仕事を成し遂げました。その過程で、お互いを知り、認め合い、まるで昔からの親友のような関係になったのです。
「うちの親父(小泉純一郎元首相)は、政治家になると友だちなんかできないと言ってた。それが政治の世界だと」(小泉)
「確かに友だちはいなかったかもしれなかったけど、お父様には仲間がいた。うちの親父(福田康夫元首相)とか森喜朗首相は兄弟だった」(福田)
2人は驚くほど素直に意見をぶつけ合います。農政改革の現場では、敵陣に真っ先に攻め込んで暴れまわる騎兵隊長が小泉氏なら、そのあとを粛々と占領していく歩兵隊長が福田氏。個性は違うけれどもぴったりと息のあったコンビは、小泉純一郎総理―福田康夫官房長官時代を彷彿とさせます。
司会はテレビの政治解説でもおなじみの、時事通信特別解説委員の田﨑史郎さん。2人の本音をどんどん引き出していきます。
日本の未来を担う2人の本当の姿が見えてきます。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
二人の若手政治家が、父親たちの影響を受けながらも自らの道を模索する姿が描かれています。進次郎氏と福田氏は、総理大臣経験者を父に持つ世襲議員としての立場から、政治や家族について率直に語り合います。その中...
感想・レビュー・書評
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2人が語る「お父さん」が面白い。
農水省職員が語る「2人」も面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
父親がいずれも総理大臣経験者という、世襲議員の対談。口にはしないが、進次郎氏は首相を目標にしているのだろう。
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小泉進次郎と福田達夫両議員の対談と、一緒に働いた農水省中堅幹部との意見交換の内容をまとめたもの。将来を嘱望されている若手議員の小泉進次郎氏と福田達夫氏の性格や考え方、二世議員の苦悩がよく分かった。
「(福田)首相秘書官時代はまじめにやりましたが、官房長官秘書官は、臨時のお手伝いのつもりでしたから、秘書官席にも座らなかった」p23
「(福田)この国の行政の、組織的というより属人的能力に頼る部分の多さとか、いろんな課題が見えた」p24
「(小泉)政治家は逃げられないんですよ。どれだけ怖いと思ったって、街に出たら、またああいうことが待っているのかなあ(名刺を破られる、足を踏まれる、ペットボトルを投げつけられる、唾を吐かれるなど)と思ったって、街に出るしかないんです」p34
「(小泉)俺首相辞めるけど、どう思う?って言ったら、みんな嘘でも「まだできます」って言うんだよ。「あ、そうですか。辞めた方がいいですよ。ようやく決めましたか」なんて誰も言わない。だから自分で決めなきゃいけない。他人に聞いちゃいけないんだ。(一人じゃなきゃダメなんだよ。一人でいるときを大切にしろ(小泉純一郎))」p61
「稲田政調会長に呼ばれて行ってみたら、いきなり「あなた、農林部会長ね」って言われて、「あ、ジョークですか」って言ったんですよ。そうしたら「何言ってんや、ジョークじゃないわよ」って言われて、「じゃ、なんで僕が農林部会長ですか」って言ったら、「それは一番大変だからよ。だからあなたよ」と。男は大変なポストについてもらいたいと口説くとき、嘘でも「これは君にピッタリだ。非常にやり甲斐がある。だから君しかいないんだ」と言いますよね。しかし、稲田さんは違ったね。「一番大変だからあなたよ」。これすごいなと思いましたね」p70
「西川公也先生は「あの人は聞き分けがいいねって、言われることはダメなんだ」って言う。聞いてしまったら負けなんだ」p147
「(小泉)一番国が支援しているのは何農家ですか。一番お金使っているのは何農家に対してですか。コメですよね。一番儲かっていないのは何ですか。コメですよね。一番高齢化が進んでいるの何だと思いますか。コメですよね。一方で、儲けているのは何ですか。果樹畑作ですよね。果樹って関税がゼロのものばかりですよね。コメの関税は700%超えですよ。それでも予算もこれだけ付けてるんですよ。それでも国に守ってくれって言ってきちゃうんですか」p197
「(小泉)国会議員はたいてい、身を乗り出し、先を争うようにして長く話す。長く話せば、自分の考えがそれだけ視聴者に伝わると思っているようだ。それは、大きな間違いだ。視聴者はそんなに長く話を聞いてくれない。私は自分の発言が30~40秒以内に収まるように心がけている。できれば、10秒以内がいい。小泉純一郎の首相時代、印象に残った言葉の時間を計ったら10秒以内だった」p266
「農林部会長になってからは基本午前8時から部会ですから、それに間に合う時間に起きます。夜は遅いですね。寝るのが午前2時、3時。4時になるときもある。部会長って部会が開くまでの仕事がすごいんですよ。政治の世界は会議の場が勝負ではなくて、会議までが勝負という部分があるじゃないですか。根回しをして、そのときまでに仕込んで、徹底した電話かけと同時に、自分もインプットを重ねなきゃいけない。すると、どこで自分が使える時間をひねり出すのか。シンプルに考えると、寝る時間をなくすことなんですね」p269
「(小泉)(福田の欠点)早口だね。これは本人も自覚されてると思うし、今までいっぱいいろんな人から言われてるはずだけど、もったいない。あと難しい。言葉とかもね」p274 -
20180105 エリート政治家の宣伝本なのかもと思ったがさすがにちがった。安倍批判も無く素直に対談で二人の人格を浮き出させている。あとがきにもあるように。何十年先にはあの頃はこうだったという資料になるのだと思う。菅さんが元気なうちに展開して欲しいが二人は改憲にはどうなのだろうか?できたら触れて欲しかった。
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読んだ時の期待や動機とは違う内容だったが、小泉進次郎という政治家がSNSなどで言われているような姿と大きく異なるものであることがわかって良かった。
小泉進次郎がとても勉強家でかつ改革などに大きく突き進む一方で、福田達夫がその絵を大きく捉えた上で、細部を詰めていくという当時の自民党農林部会での進め方が、2人の政治家としての特性を表していることが、対談や関係する政治家、官僚のインタビューからわかる。
何人かが言及しているように、小泉総理、福田官房長官が実現するのかもしれない。 -
図書館で借りた。世襲に関する3冊目。
タイトル通りザ・世襲の2議員に対するインタビュー本。インタビュアーがあの田崎史郎氏というのも、いかにも「自民党のイメージアップを図る」意図が透ける。
当時は農林改革を2人で実行していたらしい。
既に5年前の本なのでタイムラグを感じるが、私の目的が「世襲を調べる」だったため問題なし。世襲議員であるメリットを垣間見ることができた。
「この本どうなのかな?」に対するコメントを残しておくならば、「両名の人間像を知りたい」であれば非常にお勧め。
だが、「両名が政治家として成し遂げたい事を知りたい」であればお勧めしません。なぜなら当時指名された(ある種、やらされていた)農林関係の仕事ぶりを語っていることはあっても、それこそ小泉純一郎氏の郵政民営化や、安倍晋三氏の憲法改正のような野望は書かれていないからです。 -
テレビの印象が強い田崎史郎さんの本をはじめて読んだ。
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政治家の苦労がよく分かる。政治に対する暗いニュースが続く中、捨てたもんじゃないと期待感を抱かせてくれる一冊。ハートの熱さに触れ、ファンにならずにはいられない。
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元首相を父に持つ政治家、小泉進次郎と福田達夫。2人は自民党農林部会に属し、タッグを組んでJAや全農などの巨大組織を相手に農政改革に携わる。そんな接点を持った2人が日本の将来、政治、農業、世襲、父のことなどを語り合う。
本書の展開は予想通り、知名度では圧倒的な小泉進次郎の発言と彼へのヨイショ中心。しかし、限られた福田達夫の発言の中に農林部会のトップ小泉氏を支え、時には年上として諫言もする忠実な補佐役に殉じる意識が感じられる。同じ世襲政治家だが、あまり似ていない点で2人はいいコンビだ。将来の小泉首相、福田官房長というのも夢じゃない。 -
対談形式でさらっと読めた。自民党の部会でどのように政策が決まっていくのかを知りたくて手にとった本。その全貌を掴むところまではいかなかったが部会長がどんな役割をもち誰とどういう調整を行っているのかという動きが垣間見えて興味深く感じた。総理を父に持つお二人は二世議員であるからこそ、置かれた環境や周囲からの見られ方について客観視し、覚悟をもって仕事に取り組んでいるという印象を持った。他の議員のコメントで地元に帰らずインプットをする時間が取れるのが羨ましいというというものがあったが、実際にそのアドバンテージはかなり大きいのだろうと想像した。
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東2法経図・開架 312.1A/Ta99k//K
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日本の未来を担うであろう二人の政治家が総理だった父親のこと、政治家の家のこと、それから自分の夢を語った。
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元総理大臣を父にもつ小泉進次郎氏と福田達夫氏の対談をまとめた本。父親が元総理大臣という究極の世襲ともいえる状況で敢えて政治家を志した二人が農業行政の改革でパートナーとなってお互いを認め合うことになります。その二人の対談をベテラン政治記者田崎史郎氏がコーディネートしています。
読みどころは、父親が総理大臣という家庭環境や親子関係がどういうものか、子供から見た総理大臣の姿、政治家を志すことになった動機や心構えなどが記述されている前半部です。いくつか抜粋します。「世襲で政治家になる以上はゼロからやっている人より仕事ができなくては意味がない(福田)」、「マスコミに叩かれているときは評価されるスタートで、持ち上げられているときは叩き落されるスタートだと割り切っていた(小泉)」、「子供の時に同級生から『お父さんが政治家だから仲良くしておけって言ってるから友達になろうよ』と言われ、周囲が自分をどう見ているか子供ながらによくわかった(小泉)」、「(総理大臣とは)孤高に平気でいられる。1億2千万人に対する愛情をこめて冷静に判断ができる(福田)」
私も世襲で家業を継いだわけですが、レベルの差はあっても共感できる部分がたくさんありました。 -
いつのまにかこの二人で、日本の農業に新風を吹き込んでいるのだろうか?
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【未来の日本を担う二人がすべてを語り合った!】農政改革でタッグを組んだ自民党の次世代ホープの二人が、政治家の家、総理だった父、そして自分の夢のすべてを、初めて語り合った!
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