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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784166611584
作品紹介・あらすじ
2017年2月刊行『僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう』の第2弾。
偉大な構成を残し、今なお挑戦し続ける各界の著名人たちの生きざまを、細胞学者にして歌人の永田和宏氏が、「天才の原点」を引き出す。
若き日の大きな決断の時、思い切って一歩を踏み出した瞬間、など生きていく上で道しるべとなる珠玉の言葉があふれた一冊。
第1章 池田理代子(劇画家・声楽家)
自分が今ここにある意味を見つけよう
「人間の一生のうち、自分がやりたいことにチャレンジできるチャン
スというのは、一回か二回巡ってくるかこないかだと思います」
第2章 平田オリザ(劇作家・演出家・青年団主宰)
わかりあえないことから
「コミュニケーション能力なんていうものは大したことはない。恐れ
ることはないんです」
第3章 彬子女王殿下(京都産業大学日本文化研究所専任研究員)
石橋を適当にたたいて渡る
「自分に対して嘘をつかない正直な生き方をすることを、留学を通し
て学んだ気がしております」
第4章 大隅良典(東京工業大学栄誉教授・2016年ノーベル生理学・医学賞受賞)
知りたいという欲求
「信頼する人が面白いと言ってくれることだけで、相当な苦労もしの
げるようになります」
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
多様な著名人たちの挑戦と成長の物語が詰まった一冊で、各章ごとに異なる視点から「チャレンジ」の重要性が語られています。池田理代子は、47歳で声楽家を目指して大学に再入学する決断をし、後悔のない生き方を追...
感想・レビュー・書評
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いつ、どこで、なにが、どうつながるのか分からないから、いろんな方の話しに触れるのは面白い
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https://opac.kokushikan.ac.jp/opac/volume/809053?current=1&total=2&trans_url=%2Fopac%2Fsearch%3Fbase_url%3Dhttps%253A%252F%252Fopac.kokushikan.ac.jp%26count%3D50%26defaultpage%3D1%26defaulttarget%3Dlocal%26order%3Drecommended_d%26searchmode%3Dcomplex%26title%3D%25E5%2583%2595%25E3%2581%259F%25E3%2581%25A1%25E3%2581%258C%25E4%25BD%2595%25E8%2580%2585%25E3%2581%25A7%25E3%2582%2582%25E3%2581%25AA%25E3%2581%258B%25E3%2581%25A3%25E3%2581%259F%25E9%25A0%2583%25E3%2581%25AE%25E8%25A9%25B1%25E3%2582%2592%25E3%2581%2597%25E3%2582%2588%25E3%2581%2586%26title_op%3Dand
京都産業大学での講演・対談シリーズ「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」を収録
「私は、どんなに偉い人でも、初めから今のように偉かったのではないという、当たり前のことをもう少し若い人たちに実感してもらうことが、ぜひとも大切なことなのではないかと考えている。〈中略〉そんな自分と同じだと感じてもらう一方で、しかし、彼らはどこかで〈一歩〉を踏み出したのだということも、ぜひ知ってほしいし、感じて欲しいことである。」
~永田和宏 本文「はじめに」より~ -
【鹿大図書館の所蔵情報】
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続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
チャレンジをテーマとして各氏の講演と主催者である永田和宏氏との対談が収められている。何者でもなかった頃の話かと言われるとそうでもない感じもするが、基本的には若者向けのメッセージになっている。学びは多いと思う。
池田理代子
漫画家を中断してまでも声楽家を目指すために47歳で音大に入り直す。やらないで後悔したくないというのがモチベーション。
平田オリザ
コミュニケーション能力について。相手のコンテクストを読み取ることができる医師を育成するために阪大は劇作家である氏を招聘した。劇の役割は解答を与えることではなく議論を喚起するものであるという意見も興味深い。やや説教臭い感じはある。
彬子女王
面白そうがモチベーションとなって「石橋を適当にたたいて」周りを巻き込みながら挑戦してしまう勢いがある。オックスフォード留学での経験が自身を大きく変えた。
大隅良典
オートファジー(自食)の仕組みを解明したことによりノーベル賞を受賞した。冒頭に若者へのメッセージをまとめているので分かりやすい。
1. 長い人類の歴史の中で自分の生きている時代を考えよう
2. 自然と親しみ、小さな発見を大切にしよう
3. 権威や常識に囚われず、自分の興味、抱いた疑問を大切にしよう
4. 情報にながされず自分の眼で確かめよう
5. 最初の疑問に繰り返し立ち返ろう
6. 人と違うことを恐れずに、自分の道を見極めよう
7. はやりを追うことはやめよう
8. 役に立つこととはなにか、長い目線で考えよう
9. 自分の理解者をつくろう -
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池田理代子さん、平田さん、大隅先生のパートが良かった。
池田理代子は成功した漫画家の地位を捨てて47歳で音楽家を目指し大学に入りなおしたことで有名だが、"私にとって一番怖い後悔は、あの時やろうと思えばできたのにどうしてやらなかったのかというものです。"というところに共感した。やって失敗したらしょうがないがそもそもやらなかったことは非常に引きずるものである。 -
本に紹介された著名人の若くて貧しかった頃の苦労談だとばかり思ってたけど実際は若よ者に対する訓示めいた内容が多かった。
池田理代子氏以外それ程刺さらなかったかな。 -
「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう」を読んで、ぜひ続編も読みたいと思い読んだ。名言があふれる本。ラッシュを避けて会社に早くついて、始業前に読んだが、やる気をあたえてくれた。自分が生きていて、ここに存在することを肯定する。これは劇作家・声楽家の池田理代子先生の言葉。最近、仕事が難しくて自信をなくしていたが、今日会社に来れているだけでも素晴らしいこと。ここにいるだけで尊いこと。心に刻んだ。
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大隅先生の話を読むだけでも価値があると思う。若い将来のある人たちに読んでほしい本です。科学の魅力をわかりやすく伝えるのは、やはり非常に重要だと思いました。
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【北海道大学蔵書目録へのリンク先】
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001697944 -
資料ID:98180019
請求記号:081||B||1158
配置場所:工枚特集①
(※配置場所は、レビュー投稿時のものです。)
☆特集展示「新生活セットアップセレクション」☆ -
池田理代子
○基本的に後悔のない人生はない。
○人間の一生のうち、自分がやりたいことにチャレンジできるチャンスというのは、1回か2回巡ってくるか来ないかだと思うのです。
平田オリザ
○ひとりひとりの学生さんが、今、どんなコミュニケーション能力を必要としているのか、10年後にはどんな能力が必要となるのか、問題を切り分けて、コミュニケーション教育をしていただきたい。
○グローバルコミュニケーションなどというものはない。普遍的なコミュニケーション能力というものはない。地域や時代によって、要求されるコミュニケーション能力はさまざまです。
○日本人はまじめなので、コミュニケーション能力を人格と混同してしまう。でも、ナイフとフォークの使い方がうまい人の人格が高潔なわけではない。マナーとして覚えておけばいいだけのことなのです。
○言葉の使い方や、言葉から受けるイメージは、人それぞれ大きく違います。それを、社会言語学ではコンテクストと呼びます。
○コンピユータは、情報をフラットに扱います。人間は、価値判断をしてから情報を扱います。だから早い、でもよく間違える。
○コミュニケーション能力なんていうものは大したことはない、恐れることはないです。
○何となく人生を棒に振るのはだめだ、どうせなら美しく振れと言っています。
○もはや、18歳や22歳の時に持っている知識や能力で60歳まで生きていける世の中ではありません。
○どこででも自分の仕事を作ってゆける能力をこの4年間で身に着けたほうがいい。
○大人は、結構適当にコミュニケーションをとっているものです。
○突き詰めて考えてしまうとコミュニケーションは大変なので、おおざっぱに考えた方がいい。他人のことなんかわかるはずはない、くらいのつもりでいたほうがうまくいきます。
○他人に強要できるほどの客観的合理性はない。
○演劇にしても短歌にしてもそうですが、古くから続いている芸術ほど、受け手の想像力にゆだねる部分が多くなっています。逆にテレビやインターネットは、受け手の想像力を奪う装置ですよね。
○今の若い人たちはコミュニケーション能力が低下していると言われますが、どんな言語学者、どんな社会学者に聞いてもそんな科学的な数値や統計はない。良心的な人は、「どちらかと言えば上がっているんじゃないの」と言っています。
○普遍的なコミュニケーション能力などはありません。
大隈良典
○大学の授業は自分から興味を持って聞くものであって、受動的に感動は得られないと感じたものです。
○勉強の仕方さえわかっていれば知識を詰め込む必要はありません、必要なときに必要なことを勉強するのが、本当の勉強ではないかと思います。
○役に立つというのはいったいどういうことなのかを考えず、ただ免罪符のように「役に立つことをやりたい」と言わなくてはならない風潮は、少し怖いような気がします。
○文化とは、精神面も含めて、人間生活がより豊かになっていくものだと考えています。
○われわれ年を取った人間は、若い人に何かを教える以上に、自分を見てくれという姿勢がないといけないのではないかと思っています。どんなふうに人に感銘を与えられるか人それぞれですが、研究者がおのずから疲弊しては意味がない。
○私は、理解者というより、あなたのファンをつくりなさいとよく言っている。 -
池田理代子、平田オリザ、彬子女王、大隈良典の四氏が自分の挑戦・取り組みを語るもの。想像していたより面白い、いい本だった。それはたぶん、この本のために編まれたものではなく、研究者であり歌人でもある永田和宏氏の主導のもと京都産業大で開いた「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」という講座の記録だからだろう。この講座、演者の講演の後に演者と永田氏との対談があり、本書もその流れで編まれることでいい効果を出している。対談で永田氏がうまく演者の魅力やポイントを明らかにしてくれている。
四氏に総じて感じられるのは、面白そうだと思ったことに飛び込んできたこと。岐路で必要な力はあくまでシンプルで、思い切りと情熱にあり。それでいて、その思い切りや情熱の原点をしっかり言葉にできていること。 -
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00261155 -
2018年3月2日(金)に新大阪駅構内の書店で購入。同日読み始め、4月5日(木)に読み終える。第3章だけ残念な感じ。
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配置場所:摂枚普通図書
請求記号:159.7||B
資料ID:95180498
著者プロフィール
池田理代子の作品
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