世界史を変えた詐欺師たち (文春新書 1174)

著者 :
  • 文藝春秋
3.21
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本棚登録 : 152
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166611744

作品紹介・あらすじ

チャップリンの名セリフ「一人殺せば犯罪者だが、百万人殺せば英雄だ」になぞらえるならば、「一人騙せば詐欺師だが、百万人を騙せば経済政策だ」。経済政策の祖にして亡国的バブル事件を引き起こしたジョン・ローをはじめ、ケインズ、シャハト、グリーンスパンといった経済政策の大立者から、ロスチャイルド、ソロスなどの投資家、さらにはベンジャミン・フランクリン、ニュートンまで、世界史を彩るビッグな“詐欺師”たちの列伝。本書を読めば、もう“サギノミクス”には騙されない!?

感想・レビュー・書評

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  • 最終章がウケる サギノミクス

  • 金融史云々ではなく、このタイトルなのが新書らしい。堅い話だけではなく、人物の意外な話もちりばめており、読み物として面白い。

  • リフレにしろMMTにしろ、話が専門的過ぎて、経済政策は詐欺にはもってこいの分野だと感じていたが、それは何も今に始まった話ではないことが本書を読めば明らかになる。

  • 怪しさ満点だ。世の中わからないね!

    購入して随分と日が経っております。もう腕に次の著作物
    を書いておりますよね。結構な値段がしたものなのに。

  • ケインズの部分は良く書けていると思う。大学で経済学を勉強している方、過去に勉強した方は一読をお奨めする。
    詐欺師の経済学者を思い描くと、カール・マルクスは絶対はずせないと思う。
    なぜ、著者は採りあげなかったんだろう。不思議だ。

  • あとがきがキレッキレ

  • 大学 081.2/67/1174

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著者プロフィール

1953年山形県に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。ビジネス誌や論壇誌の編集者として活動、「ザ・ビッグマン」編集長、「発言者」編集長、「表現者」編集委員を歴任後、1997年よりフリーのジャーナリストとして活躍中。
『エコノミストは信用できるか』『エコノミストを格付けする』『予言者 梅棹忠夫』(以上、文春新書)、『日本経済新聞は信用できるか』(PHP研究所)、『経済学者の栄光と敗北』『不毛な憲法論議』(以上、朝日新書)など著書多数。

「2017年 『山本七平の思想 日本教と天皇制の70年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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