- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166611744
作品紹介・あらすじ
チャップリンの名セリフ「一人殺せば犯罪者だが、百万人殺せば英雄だ」になぞらえるならば、「一人騙せば詐欺師だが、百万人を騙せば経済政策だ」。経済政策の祖にして亡国的バブル事件を引き起こしたジョン・ローをはじめ、ケインズ、シャハト、グリーンスパンといった経済政策の大立者から、ロスチャイルド、ソロスなどの投資家、さらにはベンジャミン・フランクリン、ニュートンまで、世界史を彩るビッグな“詐欺師”たちの列伝。本書を読めば、もう“サギノミクス”には騙されない!?
感想・レビュー・書評
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最終章がウケる サギノミクス
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金融史云々ではなく、このタイトルなのが新書らしい。堅い話だけではなく、人物の意外な話もちりばめており、読み物として面白い。
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リフレにしろMMTにしろ、話が専門的過ぎて、経済政策は詐欺にはもってこいの分野だと感じていたが、それは何も今に始まった話ではないことが本書を読めば明らかになる。
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怪しさ満点だ。世の中わからないね!
購入して随分と日が経っております。もう腕に次の著作物
を書いておりますよね。結構な値段がしたものなのに。 -
ケインズの部分は良く書けていると思う。大学で経済学を勉強している方、過去に勉強した方は一読をお奨めする。
詐欺師の経済学者を思い描くと、カール・マルクスは絶対はずせないと思う。
なぜ、著者は採りあげなかったんだろう。不思議だ。 -
あとがきがキレッキレ
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大学 081.2/67/1174