平成の通信簿 106のデータでみる30年 (文春新書)

  • 文藝春秋 (2019年3月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784166612017

作品紹介・あらすじ

平成元年。消費税が施行され、衛星放送が始まり、日経平均株価は史上最高値をつけました。それから三十年、日本の「実力」はどれくらい変わったのか?

・一人あたりGDPは2位から25位に

・外国人流入数はOECD第4位

・こづかいは約7割ダウン

・「ものづくり」から「投資」で儲ける国へ

・女性の細さは世界第2位



その他、家電の世界シェア、医療費、ごみの量、体格、外国人の数、時間の使い方など、さまざまアングルで、平成の三十年間の推移を調査。平成日本人のありのままの姿を浮き彫りにします。

未来を見通すために、私たちが歩んできた30年を客観的に振り返ってみませんか。表やグラフなどのデータ類も豊富なので、ビジネスやレポート作成にも役立ちます。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

平成の30年間をさまざまな統計データを通じて振り返る内容は、時代の変化を実感させる興味深いものです。日本の一人あたりGDPが2位から25位に落ち込むなど、残念な実態が浮き彫りになる一方で、世界との比較...

感想・レビュー・書評

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  •  様々な統計データで平成の30年を見ていくという趣旨。上位にある方が好ましい統計のうち、ほとんどのデータで日本が下位になっている残念な実態。最近日本の問題点にばかりフォーカスを当てた本ばかり読んでいたので、きっと良い部分はどこかにあるはずなのに、触れられていないのが残念。1〜2割くらいは良いところに触れていてもいいのに。
     時間の使い方の統計で、ほどよい時間調査が目新しかった。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/721673

  • ●楽天の流通総額は3兆4000億。アリババが11月11日の独身の日に一日で売上げる額。
    ●一人当たりGDPは、2位から25位へ。
    ●海外留学者数が減っている
    ●地球温暖化は間違いなく進んでいる。ただオゾン層や大気汚染は回復している。
    ●ドイツはユーロ。貿易黒字が続くと国の通貨が高くなるはずだが、他のEU加盟国が低調だからユーロは高くならない。輸出は増え続ける。
    ●日本は海外で金を投資して稼ぎ、輸入する国に変わった。昔はモノづくり大国。
    ●人類の漁獲能力は、魚の繁殖能力を上回るようになった。漁業の資源管理が必要である。
    ●天然ガスは石油に比べて輸送に手間がかかるので、地産地消の傾向が強い。
    ●被覆費、教育費の減少
    ●相対的貧困、所得の中央値の半分が、貧困線。
    ●日本はほぼ最下位。所得の再配分が機能していない。
    ●年齢別医療費。平均40万。4歳まで20万。10代10万未満。55歳で22万、65歳で42万。80歳で86万、90歳で110万。3分の二は65歳以上で。

  • 東2法経図・6F開架:210.77A/Y92h//K

  • 面白かったが、なぜ2つ足して「108」にしなかったのか・・・。(106に特に意味はないようだ)

  • 直近30年の日本の変遷をデータで読み解く。良しにつけ悪しきにつけ、日々の生活の中で実感してきた(いる)変化を裏付ける内容で、数字は正直という印象。相対的に国力を落とした期間だが、楽観にも悲観にも偏らない、客観的な筆致も良かった。近代史を俯瞰すれば、高度成長期からバブルに至るまでがむしろ特異な時期と言え、もうこれをスタンダードに捉えてはいけない。平成という(停滞の)30年は、一時代を見つめ直すのに丁度適当なスパンに感じた。

  •  データを用いて「平成」における変遷を記した本書。

     著者の言う通り、本書を読むと総体として世界及び日本は良くなっている。昔が良かった、というのはデータを基にすればある種の嘘か、ノスタルジィ(郷愁)。

     一例をあげれば、環境問題(オゾンホール等)は確実に縮小の方向になっている。それを考えれば、人類は少しずつではあるが賢くなっているのだろう。

     ただしデータを基にした以上、全てがバラ色という訳ではなく、悪化している面もある。格差の拡大もそうであるし、日本の場合は「富裕層の富裕化」ではなく、「貧困層の貧困化」で広がっている、との事。相対的貧困よりも深刻な絶対的な貧困の拡大、それをどう補っていくか。

     元号が変わろうとも、人間社会に付きまとう諸問題は尽きることは無いのだろう。それでも、少しでも良くなる事を本書を読み終わってから、思う。

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