フェイクウェブ (文春新書)

  • 文藝春秋 (2019年5月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784166612185

作品紹介・あらすじ

メール一本で数十億円の被害!

ネット空間にひそむ「フェイク」が、あなたの生活をおびやかす。



インターネットの登場で世界は大きく変わり、豊かになった。いまや社会のインフラになり、個人の日常生活から、ビジネス、政治、文化といった様ざまな局面において、インターネットのない状況は考えられない。



しかし、ネット空間が「安心安全」かといえば、残念ながらその逆だ。リアル社会よりも巧妙で、狡猾な罠が、数多く仕掛けられている。



企業のCFO(最高財務責任者)を狙う「ビジネスメール詐欺」。

個人を狙い、個人情報や金銭に結びつく情報を詐取する「フィッシング攻撃」。

振り込め詐欺につながる偽メール。

人間の欲望につけ込む偽「出会い系」。

いまや魔窟と化した仮想通貨の世界。

世論を左右するフェイクニュース。



いまや誰もが「フェイク」の被害者になりうる時代なのだ。



前作『闇(ダーク)ウェブ』で、インターネットの闇世界をいち早く指摘して話題となったサイバーセキュリティのプロ集団が、ネット空間にはびこる「フェイク」の実態に迫り、その上で、この情報社会を生き抜くための心得を伝授する。

みんなの感想まとめ

ネット空間に潜む「フェイク」の実態を明らかにし、現代社会における情報の危険性を警告する内容が展開されています。著者は、サイバー犯罪やフェイク情報の巧妙な手口を具体的な実例を交えて紹介しており、読みやす...

感想・レビュー・書評

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  • 007.3||Ta

  • 著者の前著である「闇ウェブ」ほど目新しい内容はないものの、現代のサイバー系の犯罪・犯罪ギリギリのフェイク系の活動の実例がわかりやすく紹介されている。

    知識を増すような書籍ではないが、新書で2~3時間軽く読むには適した内容だった。

  • 現状をわかりやすく記述。読物としての面白さ闇ウェブがまさる。

  • 「企業を襲うサイバーキルチェーン」という見出しから、キルチェーンに対する筆者の理解の危うさを感じた。
    きちんと参照元を書くのは、当たり前ではあるが、類書ではなかなか見られないことで素晴らしい。

  • 単純ながら状況のインプット

  • ■インターネットは様々なフェイクであふれており,美味しく聞こえる話の「ほぼ100%」が個人情報や情報資産を奪おうとしているものと言っても過言ではない。
    ■検索結果やSNSに出てくる情報が,あなたが強く同調するものばかりだったらそれは危険な兆候かもしれない。
    ・グーグルやフェイスブックでは利用者の動向を学習してその好みに合わせた結果を表示させるレコメンド・アルゴリズム(推薦機能)が強く働いている
    ・見たいものばかりが表示されるという副作用が「フィルターバブル」
    ・タイムラインに自分と同じ考えであふれれば「世界の多くの人は自分と同じ考えだ」と錯覚するおそれが生じる
    ■数あるニュースの見出しだけを読んで反応する人たちが増えた。情報量の増加により,一つ一つのニュースへの理解度が下がっていると言える。
    ■情報の洪水に溺れないよう入ってくる量をコントロールすることが必要。
    ・時には情報の流入を遮断する時間を持つことが大事
    ・情報と向き合うということは孤独と向き合うということ

  • フィッシング攻撃、ビジネスメール詐欺(BEC)、闇市場、偽仮想通貨、フェイクニュースなど、最近メディアでよく取り上げられる話題を取り上げながら、ネットにおける「騙し」の手法をわかりやすく解説している。サイバーセキュリティ初心者にもお薦め。

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