脳寿命を延ばす 認知症にならない18の方法 (文春新書)

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  • 文藝春秋 (2020年12月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784166612932

作品紹介・あらすじ

脳の健康のために何かやっていますか?
肝臓の数値を気にしたり、血圧を毎日測る人がいても、脳の健康状態を意識している人は少ないはずです。脳は身体の中でも最も大切な臓器であるのに。
近年、身体の寿命ははどんどんのびているのに、脳の寿命はのびていません。このアンバランスをどうにかしたい、ということで本書は書かれました。
著者の新井氏は順天堂大学名誉教授で、同大医学部でアルツハイマーに治療に専心してきた、脳の専門医です。脳の働きについてはまだ20%ほどしかわかっていないと言います。それほど謎の臓器なのです。
本書では、まず、その脳の謎から説き起こし、なぜ、脳が老化するかについて解説します。
その後に、本題である「脳の健康寿命」をいかにしてのばすかを詳述していきます。そのためにどうすれば良いのかを、「18の心得」としてまとめました。
「お酒はタバコよりも脳に害をなす」とか、「認知症に聞く食べ物はない」とか、けっこうショッキングな項目もありますが、ほとんどは普通の事柄です。要は、それを実行できるかどうです。
その実践編では、運動はどのようにやれば効果的であったり、睡眠と脳の関係に関しても触れます。ゲーム(トランプ、麻雀、将棋、囲碁)なども脳には良いのですが、「脳トレ」はあまり効果がないそうです。
最後に、「脳に良い食事」、「サプリメントは効くのか?」について話して、終わります。
人生が100年までの射程に入ってきたいま、これは必読の書です。

みんなの感想まとめ

脳の健康を維持し、認知症を予防するための具体的な方法を紹介する本書は、専門医の視点から脳の仕組みや老化のメカニズムを解説しています。特に「18の心得」としてまとめられた実践的なアドバイスは、日常生活に...

感想・レビュー・書評

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  • アルツハイマーを含む認知症の専門医が書いた、脳の仕組みの解説と認知症の予防の方法を記した本。
    方法についてはサブタイトルにある通り、18種類を中心に紹介。

    本書では、世間でよく話題になる計算ドリルやパズル等のいわゆる「脳トレ」の効果は疑問としていたり、適正睡眠時間は人それぞれなので一概に決められないとよく言われる件についても、最適は6.5~7時間としていたり、酒についても、脳へのダイレクトダメージがある「神経毒」と断じ、物忘れが始まったら、できれば「断酒」が望ましい、加えてWHOのガイドラインではサプリメントは認知症予防の観点からは推奨されない、という事を紹介しているあたりはちょっと驚きであった。

    もちろん本書で主張されている内容が全て正確かどうかは分からないので、この本をそのままうのみにする必要は無いとも思うが、それでも長年認知症を研究している医師の提言には説得力があり、傾聴に値すると思った。

  •  身体の寿命の伸びに脳の健康寿命を追いつかせるための18の方法だそうです。読むと、当たり前のことが書いてあります。新井平伊「脳寿命を延ばす」、2020.12発行。まず、脳の老化の4段階の理解: 体全体の老化(何より大事なのは血管)→脳の血管の老化(生活習慣病)→脳の神経細胞の老化→メンタルの老化。①まず、生活習慣病を治すことから ②有酸素運動&脳トレ ③質の高い睡眠 ④社会参加 ⑤バランスよく、楽しく食べる ⑥サプリに頼らない ⑦毎日飲酒しない。

  • ふむ

  • ●2025年7月31日、シュリンク精神科医ヨワイの録画みてて「毒になる親」という本にたどり着き、メルカリの相場をみたら以前買ったことある方が「毒になる親」ともう1冊あわせて500円で販売してたので一覧みてたら、これを見つけた。300円。

    この本で本当に脳が長持ちするのかは半信半疑として、「脳の老化(劣化)」「脳の寿命をのばす」という着眼点が好き。

    気になったAmazonレビュー(抜粋):
    「新書なのでエビデンスがしっかり記載されているわけではありませんが、著者は若年性アルツハイマー専門の病院を経営してきた医者であり、現場感覚は信用してよいのではと思います。」

    ●2025年7月31日、18:14、メルカリで本9冊を購入。「毒になる親」「自分に気づく心理学」「人生が変わる「王様思考」」「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」「あんぽん」「売ってはいけない」「表現の技術」「脳寿命を延ばす」「あの有名人たちが成功した法則!」9冊、合計1,900円。

  • 認知症予防に関してよくまとまっている
    手元において生活習慣に役立てていきたい
    また健康診断の検査でよく目にする各数値の説明が分かりやすかった

  • 著者はアルツハイマーの世界ではけっこう有名な方のよう。いろいろなことが書かれているので、どこが「18の方法」だったのかはよくわからなかったが、書かれているのは一般的に健康に良いとされていること。認知症になりづらくするためには、やはり基本的な生活習慣をきっちりしなければならないということなのだろう。
    本書の最後の方はわりと専門的なことが書いてあり、アルツハイマーの原因と考えられている「脳内のアミロイドβの蓄積」を調べるアミロイドPET検査を早期に行うことにより、より適切な治療が可能であるということは興味深かった。ただ、この検査は実施できる医療機関が限られており、しかも保険適用外なので非常に高額であることから、早期の保険適用に向けてがんばっているという先生を応援したい。また、本書が出た後に、このアミロイドβの沈着量を減らす根本治療薬が承認されたというニュースもあり、認知症の医療も大きく前進していることが喜ばしい。
    ただ1点、残念な点は「入社試験に受かって会社勤めができている人なら、基本的にそうした障害(ADHDのような発達障害)はないものです」と書いてあるところ。軽度の発達障害の子を持つ親として、脳医学の権威がこのような発言をするのは非常に残念。

  • きれいにまとまった本。

    生活習慣病にならないこと!
    お酒もだめよ。

  • 脳の老化を防ぐための方法をまとめた本。
    脳の仕組みを説明した上で、具体的な方法を18示しており内容は分かりやすい。既に知っている様な内容が多かったが、それだけ基本が重要なのであろう。年齢的にも他人事では無くなってきているので、日常生活にしっかりと取り入れていきたい。

  • 類書をこれまで何冊か読んでいるが、特に真新しいことは書いてなかった。普遍的といえばそうなのかも知れないが、改めて本を出して強調することかと言われると……

  • サクッと読める。

    「方法」というよりは、「知識」に近い内容で、一般の健康法にも通じる。

  • 「アルツハイマー制圧」を読んだ勢いで読んでしまったけど、大したこと書いてない。

    糖尿病、高血圧、肥満などの各種生活習慣病にならないように。歯周病にも注意。タバコよりも毎日の飲酒は「神経毒」!

    最後の著者のクリニックでやってる「アミロイドPET」で事前にアルツハイマーの兆候をみつけよう!60万円で!

  • 特に目新しい発見はなかったが、王道の予防法とリスク因子とその原因について、勉強することができた。

  • 参考になった。
    特別、知らない事が書かれている訳ではなく、一般的に健康にいいとされている事が書かれてる。
    睡眠、食事、運動。生活習慣病にならないようにする。
    一人でやるパズル等より、リアル対戦型のマージャン、トランプ、将棋、囲碁が良いらしい。

  • 身体
    血流


    という優先順位でメンテする。

    脳と体の健康寿命の差は10年くらいある。その間のQOLはどうするのか?

  • 認知症にならないために、脳の寿命を延ばす手法を解説した一冊(著者は順天堂大学名誉教授の新井平伊さん)。冒頭で脳のメカニズム(老化するしくみ)が解説されて、その後全部で18の脳のメンテナンス法が解説される(内容は脳に効く食べ物・サプリや、脳に有効な睡眠・運動方法などすぐに実行できる手法も多い)。最後に脳の最先端医療の話があったが、脳はまだまだ解明されていない事も多い、謎多いものなのだと再確認。

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    序章 身体と脳の寿命はアンバランスーなぜ身体の寿命に脳は追いつけないのか/第1章 脳の謎を知るーまだまだその正体はわかっていない/第2章 脳が老化する仕組み、それを予防する方法/第3章 脳の健康寿命をいかに延ばすか/第4章 脳寿命を延ばすノウハウ(実践編)/第5章 脳に効く、食とサプリはあるのか?/第6章 脳の最先端医療はどこまできたかーアミロイドPETの効用/終章 脳を知ることは健康寿命を延ばすこと

  • 新井平伊(1953年~)氏は、順天堂大学医学部卒、老年精神医学を専門とする精神科医。同大学医学部附属順天堂越谷病院院長代行等を歴任し、同大学大学院医学研究科精神・行動科学名誉教授。
    私は、自らのアラ還入りが近づき、また、コロナ禍の中でこれまでの生活・活動習慣が(主に収縮の方向に)変化を余儀なくされる中で、書店の新刊台にある本書を見て、思わず手に取った。
    著者によれば、感染症の克服、血管が関係する病気の治療が進んだこと、がんの治療が進んだことなどによって、体の健康寿命は大幅に伸びた一方で、脳の寿命は必ずしもそれに追いついておらず、厚労省は、高齢者(65歳以上)の認知症患者は、2012年の460万人(同人口の15%)から、2025年には730万人(同20%)になると推計しているという。
    そして、脳の働きは、いまだ10~20%ほどしか分かっていないとしながらも、最近の研究結果などを踏まえて、「脳寿命を延ばすために、今すぐできる18の方法」として、以下を挙げている。
    ①トランプ、囲碁、将棋、マージャンなどの対人ゲームは、脳の老化防止に効く。②毎日の飲酒は最悪。タバコよりも酒のほうが脳にダイレクトに害をなす。③“脳に効く特効薬”のような食べ物はないと知るべし。④糖尿病は最大の敵。専門医のもとで真っ先に治す。➄歯周病は認知症を促進する。放っておかずに必ず治療する。⑥質が高く良い睡眠は脳の健康に不可欠。➆聴力低下を改善することは脳の活動にとって極めて大事。⑧睡眠時無呼吸症候群は必ずしかるべき処置をする。➈少し汗をかく程度の有酸素運動を週に3回、30分くらいずつ行う。➉運動しながら頭も働かせる。「ながら作業」には一層の効果がある。⑪社会的に孤立しないように、本人も周囲も気をつける。⑫体重は健康の最終指標。適正な体重に近づける。⑬コレステロールと中性脂肪をコントロールする。⑭血圧は高すぎても低すぎてもダメ。なるべく変動させない。⑮脳の老化に早めに気づくために、ちょっとした「変化」を見逃さない。⑯脳の老化の仕組みを、4段階に分けて理解しておく。⑰脳にとっては「意欲」が大事。何事もデュアル、トリプルで楽しむ。⑱サプリメントの効果には結論が出ていない。賢い姿勢はそれに頼らないこと。
    自ら心当たりがある項目も少なくなく、新たな年に向けて、ひとつずつ日常に取り入れていきたいと思う次第である。
    (2020年12月了)

  • 【人生100年に向けた脳の必読書!】身体の寿命は延びても脳はついていっていない。脳の寿命を延ばすために、日常生活、運動、ゲーム、食事等、18の心得を紹介!

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著者プロフィール

1978年順天堂大学医学部卒。東京都精神医学総合研究所精神薬理部門主任研究員を経て,97年順天堂大学医学部精神医学講座教授。同大大学院医学研究科精神・行動科学教授,同大医学部附属順天堂医院メンタルクリニック科長,同医院認知症疾患医療センター長を歴任。2019年よりアルツクリニック東京院長。

「2020年 『患者・家族からの質問に答えるための 認知症診療×介護Q&A【電子版付】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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