- 文藝春秋 (2021年3月18日発売)
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感想 : 66件
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784166613038
作品紹介・あらすじ
『週刊文春WOMAN』大反響連載がついに一冊に!
私たちは“普通じゃない家族”の子だった―
樹木希林と内田裕也の娘として生まれ、家族団欒を知らずに育った内田也哉子。自身は19歳で結婚、三児の母として家族を最優先に生きてきた。一方、中野信子は巨大なブラックホールを抱えてきた。その原点は両親の不和の記憶だった。
「樹木希林の結婚生活は生物学的にはノーマル?」
「血のつながりは大事なのか」
「貞操観念はたかが150年の倫理観」
「知性は母から、情動は父から受け継ぐ」
「幸せすぎて離婚した希林がカオスな裕也にこだわった理由」
「幼くして家庭の外に飛ばされた私たちは」
「脳が子育てに適した状態になるのは40代」
「私は「おじさん」になりたかった」
「惰性で夫婦でいるのがしっくりくる」ほか
幼い頃から家族に苦しんだ二人は、なぜ、それでも家庭を築いたのか?
家族に苦しむすべての人に贈る、経験的家族論!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
家族の在り方やその影響を深く探求する本書は、著者二人の対談を通じて、家族の形が必ずしも「普通」である必要はないことを示しています。樹木希林と内田裕也の娘として育ち、家庭に苦しみながらも自らの家族を築い...
感想・レビュー・書評
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中野信子さんのお話はいつも面白い。
〈知性は母から、情動は父から受け継ぐ〉
〈羽生善治と藤井聡太が目をつぶって話す理由〉
〈脳は環境でモードが変わる〉
など。
でも結局私には樹木希林さんという人がわかりませんでした。
内田裕也さんはわかりやすいと思います。
なんとしても繋がっていたかったのか?
一緒に暮らさなくても。
お金をもらわなくても。
次々他の恋人ができても。
戸籍から離れてしまえば、
本当に全く関わらない人になってしまう。
それが嫌だったのか?
夫婦はこうあるべき
家族はこうあるべき
なんて私には言えませんが。
樹木希林さんの本当の気持ちが知りたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『なんで家族を続けるの?』
中野信子 内田也哉子
最近一番の悩みは家族関係の事なので、題名に惹かれて読んでみました。
お二人の対談形式で書かれています。誰もお供につけず、本当に2人だけの空間で対談を繰り返したそうです。
内容は、やはり中野信子さんが話し手だと、家族のことから端を発し、結局あまり関係のない脳科学の話になる事が多く、期待していた内容とは違いました。が、それでも面白く最後まで読めました。
樹木希林さんの生き方、本木雅弘さんが想像してた感じの人と違うこと、羽生善治と藤井聡太が目をつぶって話す理由など、印象深かったです。
最もインパクトがあったのは、中野信子さんが作った、幸せのグラフというもの。中野さん曰く、幸せのカタチとは微分なんだそう。微分なんてわからないよ〜と一瞬尻込みしましたが、そのグラフを見て、なるほど〜となりました。私はもれなく、幸せとは感じられない人のグラフでした。
あと、個人的に救われたのが、「メタ認知」(自分の思考や情動を俯瞰の目で眺めることだそうです)に関する脳のDLPFCという領域は、30歳位まで成長が続き、それまでは未完成という事実です。同様に、OFCという「共感の領域」といわれる脳の部分も成長が遅く、この二つの成長が未熟なせいで、子供は、{ゆっくり考える、我慢する、こんなことをしたら嫌だろうなと察する}といったことが困難なんだそうです。私は、子供だからと子供扱いしないという考えで、なんでうちの子はこんなに思いやりに欠けるんだろうと悩み、人としてダメなんだなと諦めていたのが、自分の認識が間違っていたとわかり救われました。子供が30歳になるまでは、未完成であることを許す気持ちが試される試練の時だそうです。今まで、子供にとって鬼のような大人だったんだなと反省しました。
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ふたりともなんとなく好きだから読んでみた
これは脳科学の本だな
ふたりとも頭がいいから
そんな家族でも メンタルに異常をきたさずに
生き延びられたのだろうなぁ
うちの親たちも毒親に入ると思うから
ふたりの語り口に 少し救われた
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日本社会から逸脱してるようでしていない二人の対談。多様性について考えさせられる。
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めちゃくちゃ面白かったです!
普通じゃない家庭で育った方の話と、
脳科学を合わせた対談本。
お二人ともクレバーなので、互いの話が噛み合って飲み込んで消化していく感じ。 -
お客様にお勧めしていただいた本。とても面白かった。以下、心に残った言葉たち。
・アリー効果:生物の原則で、生き物が最も生き残りやすいのは①ぽつんと1人でいる②小さい集団でいる③大きい集団でいるの中で③。人間が同調圧力で人を叩いたりしてしまうのは生物的な原則に基づくとも考えられ、ある種生存本能として仕方ない行動。 生き延びるためには集団になることが1番の武器。だから自分の意思を優先するより、みんなと同じように考えましょうとなるように仕組まれている。
・相手が自分の何かに反応していると言うのはものすごい喜びで、ドーパミンの快感につながる。自己効力感と言って、自分が何かに対して影響及ぼすことができた時、ドーパミンの回路が活性化する
・ 光なのは相手が自分にリスペクトと好意を持ってくれていると信じられることだと思う。その人がどんなに大変な人であったとしても、それさえあれば。(関係は続いていく)
・脳は30歳位まで未完成なので、それまで的確な判断ができないし、人に共感もしにくい。 人間は体と脳の発達のバランスがあまり良くない。体が生殖に向いているのは20代かもしれないが、脳が子育てに適した状態になるのは40代位と言うことを示すデータがある
・現在、フランスの60%近くの子供たちが、婚外子。-
hitomiさんの感想を読んで、自分は アリー効果のことを初めて知りました。
最も生き残る確率が高いのが、「孤独」「孤立」的なポジ...hitomiさんの感想を読んで、自分は アリー効果のことを初めて知りました。
最も生き残る確率が高いのが、「孤独」「孤立」的なポジションとは!驚いたので、本書を読んでみたくなりました(*^^*)
ありがとうございました。2021/06/05 -
workma さん、コメントありがとうございます!気がつくのが遅く、お返事が遅くなってしまい申し訳ございません。アリー効果について、わかりに...workma さん、コメントありがとうございます!気がつくのが遅く、お返事が遅くなってしまい申し訳ございません。アリー効果について、わかりにくいメモの仕方をしてしまって申し訳ございません。。。もっとも生き残る確率が高いのは、3番目の「大きい集団でいる」です。孤独、孤立は、最も生存確率が低いとされています。ややこしい書き方をしてしまい申し訳ございません!><2021/06/10 -
そうだったのですね、アリー効果のことなど丁寧に教えていただきありがとうございました。ちゃんと読んでみますね!そうだったのですね、アリー効果のことなど丁寧に教えていただきありがとうございました。ちゃんと読んでみますね!2021/06/11
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大好きなお二人の対談。
楽しかったわーー。
じっくりと一語一語しっかりと読ませていただきました。
ご馳走様でした。 -
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元々テレビで見て好きだった中野信子先生。
中野先生の本読んでみたいなーと思っていたところ、内田也哉子さんとの本が!ということで読んだ。
おもしろい。
なるほど、そういう考え方もあるのか。
自分の育った家族の在り方も、私が選んだ家族の在り方も、いろんな家族があっていいんだ。 -
かなり個性的なお二人なので、書店で見つけた時は、買うのを躊躇しました。
先日、内田也哉子さんの本を読み、これも読んでみたくなり、図書館にリクエスト。
お二人の特殊な家庭環境を振り返り、家族の多様性について書かれた本かな?
内田也哉子さんは、結婚して2か月で、妊娠して、夫の内田裕也さんを追い出した樹木希林さん。しかし、離婚はせずに、長年夫婦として別居婚を続けた。
中野信子さんは、会話のない仲の悪い夫婦に育てられ、なぜ離婚しないか疑問に思っていたと。
お互いの結婚感なども…。
なるほど、そんな考え方もあるのか〜と、思いました。 -
破天荒な父親をもち、これまた普通じゃない家庭生活を続けた母親。内田裕也と樹木希林の娘なんて、辛かっただろうなと想像に固い。アイドルもっくんとの結婚は、さぞかし素晴らしいとおもいきや、普通だなと思う。人間、どんな環境でも、対応するものだと、納得。対談する内田也哉子と中野信子のやりとりが、非常に面白かった。脳科学をもっと知りたいと思った。
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中野信子の、家族関係や夫婦に対する考察に共感する部分があった。
人には孤独によるストレスAと、集団に合わせるストレスBがあり、ストレスAを強く感じる不安型と、ストレスBを強く感じる回避型がある。母親から引き離しても泣かず再開しても無関心なのが回避型で、私は回避型だと思った。生後6か月〜1歳半までの間に決まる脳の機構が影響しているらしい。オキシトシンの受容体の密度が、この時期に決まる。 -
うーん…。
興味深い2人の対談だから、期待して読んだんだけど…、ちょっと表現が専門的過ぎてあまりピンとこなかった…。
でも、時代の変化、社会の変化に沿って、家族のあり方は大きく変容し続けていくもの、また家族のかたちに正解もないなと思った。いろんな家族のかたちがあっていい。 -
世間が“良きもの”として捉えてる家族像は、案外強固なものじゃない。
出産や育児をアウトソースする時代が、もしかしたらすぐそこにくるかもしれない。 -
「家族」「イエ」をテーマに数回にわたって繰り広げられたおふたりの対談。
也哉子さんの家族観を中野さんにぶつける、という質問形式でどんどん内容が広がっていって、止まらない対話が面白かったなぁ。
・どんな親でも脳科学的にはアリということ。
・Be Here Nowに比べたらだいぶ長い時間感覚がある人間は、【無駄】と【効果的】な選択肢がある場合、一定の割合で【無駄】を選ぶ。それは多様性の保持に結びつき、種の存続に極めて重要なファクターだから。
→ココにだいぶ救われた気がした。
あと面白かったのは、不安の存在意義。
→人間というのは総体的に、存続するためにいろんなタスクを乗り越えていくけど、そうやって安心したい、セキュアしたいという欲求を満たそうとしている。でも、それを探させるためにはモチベーションとして「不安」が必要で、それがドライブして、安心な存在とか安心な場所を探させるんだと思う。
従来の家族観に囚われないおふたりではあるけれども、それでもパートナーと生きていく選択をした、その理由が中野さんのあとがき最後に綴られていて、それがとっても素敵だった。 -
樹木希林さん関連の写真はいつもかっこいいなぁと思います。樹木希林さん自体が風変わりでかっこいいなぁと。そしてそれを支えた家族のあり方も羨ましくはないけれど、興味深い。変だけど、どこの家族も人間もみんな変だと思う今日この頃です。
「中野信子と本木雅弘は自己否定から始める」
コントロールされたくない、価値観を押し付けられたくないに同感。
マイノリティな家族にもっと寄り添ってもらえるような内容なのかと思ったけど、いわゆる毒親を肯定するかのような内容になってしまっていたのは少し期待と違ってましたが、樹木希林さんご家族と脳科学に興味があったのでサラリと読めました。
これからどんなカタチの家族でも認められるべきだけど、社会通念上結婚した内田さんと中野さんという感じの閉めかたでした。
とにかく大切なことは、子どもが不安な気持ちで置いてきぼりにならないような家族を目指すべきで、その点で理性は大事です(生殖は理性的ではないが)。無駄に傷つきたくなかったけど、傷によって気付きや思考を重ねる訓練になることもあるんでしょうか。人間に深みが増すのかもしれない??
いや、ひねくれるだけかもしれない。。 -
本当は普通の家族なんてものはどこにも存在しない。けれど、その普通の家族に縛られて憧れて、そうじゃない我が身を振り返ってはいたたまれなくなる。だからこそ家族とは業のようなものなのか。
欲を言えば、同世代のお二人の実際の対談を聞いてみたい。 -
【私たちは”普通じゃない家族”の子だった】樹木希林と内田裕也の一人娘が、気鋭の脳科学者を相手に語り尽くす、“実録・一切なりゆき“。家族はしんどいけれど、愛おしい。
著者プロフィール
中野信子の作品
