シルクロードとローマ帝国の興亡 (文春新書)

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  • 文藝春秋 (2021年8月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784166613267

作品紹介・あらすじ

ローマ帝国はなぜ衰亡したのか? 
世界史上最も多くの関心を集めてきたテーマのひとつだが、その鍵を握っていたのは「シルクロード」だった!
シルクロードは、ユーラシア大陸の「中央部」バビロニア地域、インドから、東西に延びた交易路であり、陸路だけではなく、東西の海を結ぶ、経済と文明の大動脈だった。
その交易で得られた利益が、帝国の浮沈を左右する。
経済にスポットをあてた、ダイナミックな新しい世界史の挑戦!

みんなの感想まとめ

経済と歴史の交差点を探求する本書は、ローマ帝国の興亡をシルクロード交易という新たな視点から描き出しています。一般的な歴史観とは異なり、陸路だけでなく海路が重要であったことを明らかにし、ペルシャ湾や紅海...

感想・レビュー・書評

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  • 一般的にはシルクロードといえばNHKの番組などからユーラシア大陸を横断する陸路をイメージする。しかし古代のシルクロードは海路が主流だった。ゆえにペルシャ湾、紅海がいかに重要だったということは驚きで、ローマがパルティアやササン朝と死闘を繰り広げた意味が理解できた。そして国の存亡は軍事やリーダーの資質の前に確固たる経済力が何より必要だと学んだ。
    初めて知った知識がディオクレティアヌスが始めた人頭税、地租のカピタティオとユガという制度。ここで思い出さされたのが、後年マホメットが制定したジズヤとハラージュ。マホメットはディオクレティアヌスを参考にしたのか?

    • ひだまりトマトさん
      kakaneさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。
      ちひろさんは私は子ども頃から好きなので、ブクログで読みなおす事が出来て、私も...
      kakaneさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。
      ちひろさんは私は子ども頃から好きなので、ブクログで読みなおす事が出来て、私も嬉しく思っていたところです。
      Kakaneさんも、ちひろさんがお好きだとこの事。ちひろさんの作品にふれるきっかけにしていただければ幸いです。
      Kakaneさんは、私と同じようにかなり好奇心が旺盛のように本棚を拝見して感じました。素晴らしいですね。
      この本「シルクロードとローマ帝国の滅亡」の感想も素敵で、かなり興味深いですね。
      コメントの返信の仕方が未だにわからないので、歴史が好きなので、返信に使わせてもらいました。
      良い本とのめぐりあいは、読書家の醍醐味ですね。
      これからもよろしくお願いいたします。
      2023/01/29
    • kakaneさん
      ひだまりトマトさん、コメントありがとうございます。
      ちひろの絵は母親の形見のような品で、いつ見ても優しい絵に癒されます。歴史も大変面白いので...
      ひだまりトマトさん、コメントありがとうございます。
      ちひろの絵は母親の形見のような品で、いつ見ても優しい絵に癒されます。歴史も大変面白いのですが、あんなに覚えていた地名や名前を最近は忘れていて、その度に年表や地図を見直す最近です。
      これからも充実した読書生活をお送りください。ありがとうございます。
      2023/01/29
    • ひだまりトマトさん
      Kakaneさん、ありがとうございます。
      こうして、読書仲間とのふれあいは嬉しいものですね。
      さまざまの本とのめぐりあいを楽しみたいものです...
      Kakaneさん、ありがとうございます。
      こうして、読書仲間とのふれあいは嬉しいものですね。
      さまざまの本とのめぐりあいを楽しみたいものですね。
      ありがとうございました。
      2023/01/29
  • ローマ滅亡の遠因はシルクロードにあり!? 『シルクロードとローマ帝国の興亡』(井上 文則) | ちょい読み - 本の話
    https://books.bunshun.jp/articles/-/6477

    文春新書『シルクロードとローマ帝国の興亡』井上文則 | 新書 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166613267

  • ローマの紅海・インド洋方面での交易活動と、帝国の興亡を関連づけてまとめて行った一冊。交易でどのようなものが扱われたのか、ローマがどのくらい積極的に関わってきたのか、交易がローマの繁栄にどのくらい関係するのか、交易がなぜ衰退して行ったのか、そういったことをまとめた一冊です。
    https://historia-bookreport.hatenablog.jp/entry/2021/08/18/000000

  • ローマ帝国の興亡についてシルクロード交易という新たな切り口から描いた本。一般的にローマ帝国の興隆は領土の拡大から、衰退はゲルマン民族の侵入からなされたとされている。しかし、本書ではユーラシアに起こった他の帝国との同時代性に焦点を当てることで、シルクロード交易が1世紀から3世紀にかけてのユーラシアに大きな影響を与えたのではないかと述べている。横軸と縦軸が交差する実に興味深い本だった。

  • ふむ

  • シルクロード交易の盛衰とローマ帝国の興亡を関連付けて論じた本。

    筆者の井上先生は本書を「試論」とし、議論の、あるいは読者の探究の機会になればと仰っていた(あとがきより)
    西ローマ帝国の滅亡を、シルクロード交易という長く広い視点が興味深かった。

    教科書的な理解では「ゲルマン人大移動」が原因とされているけど、それは本当に直接的な原因に過ぎず、既に西ローマ帝国は虫の息だったのだなあと。

  • 1,2世紀のユーラシアを支配した4大国、後漢、クシャーナ朝、パルティア、ローマ帝国を結ぶ海、紅海、インド洋、東シナ海のシルクロードの物語。葡萄酒、金銀と香辛料、絹との物々交換貿易の発展、25%の関税収入がローマ帝国の経済発展を支えた史実。ローマ帝国と運命を共にした海のシルクロードの興亡の歴史。

  • シルクロード交易が帝国の繁栄に大きく寄与した点を明らかにし、政治的混乱による交易への悪影響が、いかにローマの基盤を揺るがしたかを論ずる試み。当時の交易実態の紹介も興味深い内容。

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著者プロフィール

早稲田大学文学学術院准教授
1973年 京都府生まれ
2001年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了
    京都大学博士(文学)
2012年 日本学術振興会特別研究員、筑波大学大学院人文社会科学研究科講師を経て現職
主な著訳書
『軍人皇帝時代の研究』(岩波書店)
アエリウス・スパルティアヌス他『ローマ皇帝群像2、3』(共訳、京都大学学術出版会)

「2014年 『ローマ皇帝群像4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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