東京の謎(ミステリー) この街をつくった先駆者たち (文春新書)

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  • 文藝春秋 (2021年9月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784166613281

作品紹介・あらすじ

『家康、江戸を建てる』『東京、はじまる』など、江戸・東京に深い造詣をみせる筆者が、東京の21の地域について過去と現在とを結び、東京の「謎」を解き明かす。回ごとに東京と町を築き上げてきた巨人たちとの交差が描き出されます。

はじめに なぜ東京を「とうきょう」と読んではいけないのか
第一章 ――東京以前--
第一回 なぜ源頼朝は橋のない隅田川を渡ったのか
第二回 なぜ大久保長安は青梅の山を掘ったのか
第三回 なぜ麹町は地図の聖地になったのか
第四回 なぜ浅草は東京の奈良なのか (新書のための書き下ろし)
第五回 なぜ勝海舟はあっさり江戸城を明け渡したのか

第二章 ――東京誕生(明治以後)--
第六回 なぜ銀座は一時ベッドタウンになったか
第七回 なぜ三菱・岩崎彌太郎は巣鴨を買ったのか
第八回 なぜ早矢仕有的は丸善を日本橋にひらいたのか
第九回 なぜヱビスビールは目黒だったのか
第十回 なぜ「東京駅」は大正時代まで反対されたか
第十一回 なぜ野間清治は講談社を音羽に移したのか

第三章 ――関東大震災--
第十二回 なぜ後藤新平は震災復興に失敗したのか
第十三回 なぜ日比谷は一等地の便利屋なのか
第十四回 なぜ新宿に紀伊國屋書店があるのか
第十五回 なぜ五島慶太は別荘地・渋谷に目をつけたのか
第十六回 なぜ堤康次郎は西武池袋線を買ったのか
第十七回 なぜ羽田には空港があるのか

第四章 ――戦後--
第十八回◎なぜトットちゃんには自由が丘がぴったりだったか
第十九回◎なぜ寅さんは葛飾柴又に帰って来たのか 
第二十回◎なぜピカチュウは町田で生まれたのか
第二十一回◎なぜ代々木の新国立競技場は案外おとなしいのか

むすび なぜ江戸は首都になったのか

みんなの感想まとめ

東京の歴史や地域に関する興味深いエピソードが詰まった一冊で、知られざる豆知識を得ることができます。著者は、東京を築いてきた先駆者たちの物語を通じて、各地域の成り立ちや背景を探求しており、読者は新たな視...

感想・レビュー・書評

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  • どこかで読んだような話もあったが知らなかった話も多く面白かった。

  • 扱われてるテーマとても面白そうなんだけど、文献等による考証が綿密に行われるわけではなく、多分に著者の主観が入っていたので期待外れだった。文章も好きではない。

  • 都内の場所に関する豆知識を得るには良い一冊。ただ人に結びつけたエピソードは作者の想像上の内容も多い。

  • 他の著作のために調べたけど使われなかった内容をまとめたものかな。ところどころ面白い話もあった

  • 『家康、江戸を建てる』など、東京を舞台にした著書(小説)をいくつか持つ門井慶喜さんが東京の数々の謎に迫った一冊。「なぜ勝海舟はあっさり江戸城を明け渡したのか?」「なぜエビスビールは目黒だったのか」「なぜ羽田には空港があるのか」などなど、歴史上の様々な謎が歴史的事実+著者の解釈で分析される。東京の3大都市渋谷・新宿・池袋の街の成り立ちなどもあり非常に面白かった、個人的に一番好きな路線である東横線周りの話もあるのも◎。東京を作り上げた先人の歩みを知りたい人にオススメの一冊。

  • 首都・東京の各地を時間の流れ、地理的な関係から描いた軽い読み物。何度か出張で行った程度の者でも、知った地名、固有名詞をとっかかりにするする読めた。もちろん初めて知ることばかりで、その点でもお得感が大きい本だった。

  • 街の成り立ちと関係する人物を面白、おかしく書いた本。岩崎弥太郎、後藤新平、五島慶太など錚々たる面々が並ぶ。西の三兄弟も必読。

  • 良書。
    ユニークな視点がいい。ユニークな文面で少し理解し難い。
    東京行きたくなる。

  • この東京(まち)のかたち。東京を別の角度から切り取ってみると見えてくる以外な姿。博識な作家な鋭い視点。

    なぜ〇〇なのか、という記載が続く。新書に良くある構成だがひと味もふた味も違う。

    目黒という土地の中途半端な位置付けをエビスビールと目黒のさんまから解題したり、ビカチュウと町田の関係だったり。

    目からウロコな内容の全21回を楽しめました。

  • 「東京」はやっぱり面白い

  • 【この町は、どうかたちづくられてきたのか】在原業平から寅さんまで。浅草から町田まで。『家康、江戸を建てる』『東京、はじまる』の著者が、人と町とを結び直すエッセイ集。

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著者プロフィール

1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年、第42回オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。15年に『東京帝大叡古教授』が第153回直木賞候補、16年に『家康、江戸を建てる』が第155回直木賞候補となる。16年に『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、同年に咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。18年に『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞。近著に『ロミオとジュリエットと三人の魔女』『信長、鉄砲で君臨する』『江戸一新』などがある。

「2023年 『どうした、家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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