- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166613441
感想・レビュー・書評
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半藤一利のエッセイをまとめたもの。
太平洋戦争のについての話は最初だけで、それ以降は普通のエッセイだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
太平洋戦争中の日米両海軍の軍人のリーダ-シップを分析▷ミッドウェイ海戦で大敗を喫した空母機動部隊の司令長官・南雲忠一(1887-1944)中将を引合いに出し、山本五十六(1884-1943)連合艦隊司令長官が「南雲君ではどうも頼りないから小沢治三郎(1886-1966)中将の方がいい、彼に任せたい」と進言するも、年功序列に固執する海軍省人事局に一蹴された・・・「戦時なのに平時同様の人事をやっている。これじゃ勝てません」と筆者▷GHQが柔道、剣道、忠臣蔵まで禁止するなか、相撲をあっさり許可したのは何故か...?
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20~30年前の事柄が書かれているので内容的にはさすがに古いが、それでも「半藤節」面白さはある。
昭和天皇が「ドイツに冷たく、ソビエトにはそうでもない」という点については、もっと検証されるべきテーマであるように思える。 -
なんといっても第1章の提督たちのリーダーシップが面白い。
リーダーがやるべき8つのこと。
今でも使えます。 -
【日米開戦から八十年。提督たちの戦い】日米両軍の提督のリーダーシップからベルリン、ポツダムなど「ドイツ」の戦跡をめぐった随筆まで。「歴史探偵」シリーズの第三弾。