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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784166613564
作品紹介・あらすじ
「女性が学歴をつけても結婚できないね」
「東大なんか行ったらお嫁に行けないからやめた方がいい」
これは、本書に登場した東大女子たちが実際に母親から言われていた言葉です。
著者は取材を始めるまでは、東大女子のインタビューを通して、職場での出世を阻む日本社会の「ガラスの天井」が見えてくるのではないかと想定していました。ところが実際には、もっと手前の段階で、母親や周囲の男性から「女性」として位置づけられることで生まれる生きづらさが彼女たちを苦しめていたことが分かってきました。
しかし、そのような生きづらさを感じたときに、泣き寝入りしないのが彼女たちの強さでもありました。
人生の「壁」にぶち当たっても、何度でも人生をやり直して立ち上がるレジリエンス(=再起力)を持っていたのです。
一つの企業・組織で一生を終える旧来の価値観で言えば、企業や組織を離れていく女性たちは「道を変えざるを得なかった」というふうに見られてきました。
しかし、彼女たちは、組織を離れて自ら違う道を選んだことで、個を磨き、何度も環境を変えながら道を切り拓く力を身に着けていきました。
一見、道を閉ざされたかに見えた彼女たちの生き方は、これからの時代に求められている働き方の先駆けでもあったのです。
孤独や挫折、ジェンダーの問題など、誰もがぶつかる「壁」に彼女たちがどのように乗り越えたか。
彼女たちの生き方を通して、誰もが自分らしく生きるヒントを見つけていただければ幸いです。
中野信子
「出世と人生の満足度は違う」37歳頃にたどり着いた境地
赤松良子
「なにさ」「頭にくる」。〝均等法の母〟が感じた不条理
山口真由
「自己肯定感を持たなきゃ、持たなきゃと思っていた」
栗崎由子
53歳でリストラ 200通の履歴書も「なしのつぶて」
北村紗衣
「学問は裏切らない」という考えでやってきた
三輪記子
東大進学は「親の支配から逃れられるアイテム」
豊田真由子
「絶望の中で、人間の本性も絆の真贋もはっきりと見えました」
藤田優
「人の価値はテストの点数だけでは測れない」
宮下里美(仮名)
親が非大卒の学生への「サポートが手薄」だった
あられ(ハンドルネーム)
「本当に私は結婚できないのか」婚活ブログで検証
上野千鶴子が語る「セクハラ」と「学生間ストーカー」の実態
第一章 東大女子は第二東大生?
第二章 均等法の前と後
第三章 過剰適応の果てに
第四章 優等生という病
第五章 少数派の地方公立出身者
第六章 結婚の「王道」
第七章 東大男子もつらいよ
第八章 新しい世代へ
みんなの感想まとめ
多様な困難に直面しながらも、自らの生き方を模索する姿が描かれています。特に、東大女子たちは、周囲の期待や偏見に挑みながら、レジリエンスを発揮して自分自身の道を切り拓いていく過程が印象的です。彼女たちが...
感想・レビュー・書評
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東大女子が在学中や卒業後にぶち当たったさまざまな困難が紹介されていた。全体としての感想は、東大には世間では一昔前と思われるような思想や考えが深く根づいていると思った。東大女子お断りのサークルがあったり、東大生同士の結婚でも妻は仕事を辞めるものだ・あるいは働きながら家事もするべきだと考える人もいたりとSNSで発言したら炎上しそうなものがたくさんあり、驚きだった。日本一の大学の考えがこれじゃあ中々世の中も変わりにくいよな、とも思った。
そんな中でも自分に合う生き方を模索し、生き生きとしている東大女子の姿を読んで、とても勇気をもらえた。困難にぶち当たっても折れるだけでなく、自分の居場所を探せるレジリエンスを私も東大女子の皆さんのように身につけていきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
▶図書館にあり!
●2025年5月11日、吉祥寺・外口書店で見つけた「不安に克つ思考」をメルカリで300円で出品して人がほかに出してる本。300円。
●2025年5月12日、図書館にあったのでそれで十分な本と判断して購入は見送り。 -
「クリティカル・マス」…ある集団で少数派が三割を超すと、存在を無視できないグループとなって組織文化が変わる
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中野氏、山口氏を選んだ先は正解。M氏を選択しなかったのは正解。
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早稲田出身、朝日からフリージャーナリストになった秋山千佳さんのインタビュー録。競争社会を勝ち残った東大なのに、自己肯定が低い、計画性が高すぎて強調できる人がいない。いまや東大は海外大学の滑り止めになってきている。インカレサークルに呼ばれない東大女子(東大男子文三)といった意外な側面が描かれる。このハゲで有名な豊田真由子氏はセクハラを勝ち上がって周りの環境に過剰反応してきた人だという人物像は意外な気がした。上野千鶴子氏による東大入学式の式辞が有名であるが、その中でも言われた通り、結局のところ女子が東大に入る最大の利点は選択肢を増やす、そういうわかりやすいところにあるべきだと思う。
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ふむ
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東大女子。片や東大男子とは言わない。
これは男性目線の社会が作り出した言葉。
女性の進学者が増えたけど、まだ2割程度。
彼女らは順風満帆と思われがちだが、それぞれ心に葛藤を抱えつつ、受験に挑んだ。合格と同時に解き放たれるものもあるが、東大独特の男性中心の環境のなか時代錯誤の逆境に直面する。婚活のハードルを自ら高めた結果、待ち受ける人生の選択。
インタビューを通して、心の内面が披瀝されるが、東大というフィルターを通った者のみが背負う宿命みたいなものを感じる。 -
お疲れさまですな。
「東大女子」にスポットを当てることがどうかとして、みな、さまざま悩みと苦労があるもんだ。
改めて思うのは、日本が腐った原因の一つは、「東大男子」が原因の一つだな、と思った。奴らが、官僚になり、いろんな日本の中枢にいて、日本を壊して来たんだな。
その原因も勿論あるだろうけど。一旦、粛清してもいいんじゃないか。
それにしても、やっぱり東大生、悩みも頭がいい感じ。 -
タイトル通り東大出身者の女性のインタビュー&東大女子の実態が語られた一冊。中野信子さん、赤松良子さん、山口真由さん、豊田真由子さんなどかなり濃いメンバー全10名のインタビューが収録されている。戦後の東大~平成時代の東大~現在の東大まで、東大に通う女性に立ちはだかった「壁(孤独・挫折・ハラスメントなど)」が語られる、なんとなく賛否両論ありそうな作品。日本の最高学府東大出身の女性の実態を知りたい人にオススメ。
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豊田真由子、山口真由などの有名人を含め、10名ほどの東大卒の女性たち(+α)を取り上げ、彼女たちが「壁」にぶつかり、悩みながらも道を切り拓いてきた姿をインタビューを中心とした構成で描く。
ふだんあまり接することのない、様々なジャンルの東大卒女性の苦悩やそれを乗り越えてきた生き方に触れることができて、興味深かった。また、本書のエピソードから東大に根ざす男尊女卑の風土が感じられたが、日本における真の男女平等の実現のためにも、まず東大から男尊女卑の風潮を一掃することが求められると思った。 -
東大女子は入れないサークル
東大男子が王様扱いされ他大学の女子をバカにする
男尊女卑の最高峰
それゆえに自己肯定感が持てない女子が存在する
男子の中でも名門男子校出身かそれ以外か、
学部間のヒエラルキー
サークル間のヒエラルキー
医学部しか入れないサークル
文三の男子
理三の女子の扱われ方などなど。
ここは何時代だ?という感じだ。
共働きが主流よ世の中で、専業主婦が許されるのはエリート家庭という認識があったが夫側が要求するのか。
50年以上前の感覚がここにある。 -
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