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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784166613816
作品紹介・あらすじ
グループサウンズ(GS)は、エレキギターやエレキ・ベースを中心にして数人で編成されたグループである。ベンチャーズやビートルズ、ローリング・ストーンズなどの影響のもとに生まれたものとされ、1965年から69年にかけて、日本のミュージック・シーンを席巻した。
グループ名をあげれば、ザ・スパイダース、ブルー・コメッツ、ザ・タイガース、ザ・テンプターズ、ザ・ゴールデン・カップス、ザ・ジャガーズ、オックス、ザ・ワイルド・ワンズ、ヴィレッジ・シンガーズ・・・となる。
作詞・作曲には、橋本淳、なかにし礼、村井邦彦、筒美京平、鈴木邦彦などが参集し、独自の世界を築き上げた。その世界観は若者の熱狂的な支持を受け、社会現象ともなった。〝失神グループ”なども登場した。
グループサウンズを深く愛聴し、また通暁する近田春夫氏は、どんなGS関連の書物にも、GSはビートルズの影響下にあったとされるが、まずは、その「常識」をくつがえすことから始める。そして彼らの音楽に深く分け入り、各グループについて詳細に論じる。その魅力の解き明かし方が、本書の醍醐味である。
また付録として、生き証人でもある、元ザ・タイガースの瞳みのる、元ザ・ゴールデン・カップスのエディ藩、作曲家・鈴木邦彦へのスペシャル・インタビューも敢行した。今にして初めて明かされる秘話も満載だ。まさか、タイガースの発祥は、マージャン仲間だったとは・・・!
本書は、何年かに一度はやってくるGSブームの火付け役になるであろう。
みんなの感想まとめ
音楽シーンの一時代を彩ったグループサウンズの魅力を深く掘り下げた作品で、著者はその時代に身を置いていた経験を活かし、豊富な知識と視点から解説を展開しています。ネオGS世代の読者も、過去と現在の視点でそ...
感想・レビュー・書評
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サブスクで音源を聴きながら読んだ。自分はネオGS世代だが、その時のGSの捉え方とさらに時間が経った今とではシーンの印象が違う。業界の背景が色々あってのブームだったんだな。それにしても良い楽曲が多い。リピートして聴いてしまうな。
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グループサウンズの成立から消長までをまとめた解説書。
著者自ずから、そのシーンの中にいたこともあるので詳しいのは当然のようにも思えるが、相変わらずの博覧強記ぶりに感嘆させられます。 -
「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」の近田春夫が文春新書でもう一発!今度のテーマはGSです。今回もYouTubeで検索しまくりの「聴く読書」でした。実質、昭和41年から45年(ここが西暦表記ではなく年号表記なのも、らしい!1965年から1970年…西暦にすると東京オリンピックから大阪万博までの高度経済成長の終わりの始まりの時代であることがわかります。)のわずか5年間のGSカンブリア紀のメジャーGSをマニアックに解説しています。ザ・スパイダーズ、ブルー・コメッツ、ザ・タイガース、ザ・テンプターズ、ザ・ゴールデン・カップス、ザ・ジャガーズ、オックス、ザ・ワイルド・ワンズ、ヴィレッジ・シンガーズ…当時の少女たちの心を掻き毟ったアーティストたち、楽曲たち。ロックが生んでロックになり得なかったジャンルのガラパゴスミュージックの狂い咲きです。このカンブリア紀はジュリーやショーケンを次の世代に残しただけでなく、橋本淳や筒美京平、すぎやまこういち、阿久悠、鈴木邦彦、村井邦彦などのソングライターたちの世代交代の入り口でもありました。今、山下達郎や竹内まりあのシティポップスが高度資本主義の生み出したコンテンツとして世界に発見されていますが、その一時代前の洋楽と邦楽のマリアージュミュージックとしてのGSが、なにか世界の音楽好きのツボを刺激するかもしれませんね。少なくても小学生時代に妹の肩越しにGSを見ていた世代の自分のツボにはバッチリでした。
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近田春夫さんがGSバンドに在籍していたことに驚きましたが、そんな氏だからこそ書けた内実に富む一冊になっています。GS史観的にも新しい発見がたくさんで楽しく読めました。
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昭和36年生まれ61歳の私にとって、
昭和41年から45年に一世を風靡したグループサウンズは
途中からようやくリアルに聴いた、という世界。
しかしなぜか、
ここに取り上げられている楽曲たちは妙に覚えている。
グループ名もよく知らなかったはずなのに、
すぐ曲を連想できる。
なんでだろう
瞳みのる先生は高校時代に古文の先生。
タイガースの話はご法度だった。
かたくなだった。
それがようやく打ち解けて復活したと。
70歳を越えて3歳の子がいると、、、
人生いろいろだねえ -
GSは私が小学校から中学に掛けて時代を牽引しており、幼いながら私もどっぷり使ってたので、実に懐かしい。分かる、分かるの大パレードだった。姉貴の買った明星の歌本で歌ってたなあ。中1の文化祭で2学年上の先輩のGSの演奏がかっこよかったなあ~。あ、その先輩、高校も同じで高1の時にやはり文化祭でステージに立たれたが、曲ははしだのりひことシューベルツに変わってたわ、時代だね。まあ、そっちもかっこ良かったけど
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懐かしいグループサウンズとは、なんだったか、近田さんがアプローチしたものです。最盛期が昭和41年から45年で、高度成長期の若者の心をガッチリとらえました。だけどどうして下火になるのが早かったのか?これは、エピローグに書かれていますし、そうなのでしょう。よく一冊にまとめて頂いたと思います。
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GSマニアで、現場にも身を置いた(末期のワイルド・ワンズでkbを弾いた等)近田が語り下ろすGS本である。
従来のGS本はマニアック過ぎた、との判断から、メインストリーム中心に語るわかりやすいGS入門になっている。
《GSのコアな時代は、事実上、昭和41年から45年までの5年間に過ぎません》151ページ
ということは、私にとっては2~7歳くらいの出来事だ。
なので、さすがにGSについてリアタイで知っているわけではない。ゴールデンカップスやダイナマイツなど、のちにロックファンからも高く評価された一部のバンドを断片的に後追いで聴いたのみである。
それでも、本書は面白く読めた。日本のロック/ポップス史に関心のある人なら楽しめるだろう。
本書は、『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』、また、そこから派生した同じ文春新書の『筒美京平 大ヒットメーカーの秘密』に続き、近田春夫の話を下井草秀(ライター/編集者)が構成する第3弾である。
本書の「まえがき」を読んでも、近田が下井草に寄せる信頼の大きさがよくわかる。 -
本の内容より、近田さんの御面相に驚いた。
時代劇の悪役にしか見えない、変わりすぎにも程がある…
個人的には、GSの最高傑作は、ダウンタウンブギウギバンドの「スワンの涙」、だと思う。(オリジナルのムード歌謡は聴くに耐えない) -
【GSの魅力の源泉に迫る!】GSが一世を風靡したわずか5年間に、数多くの名曲が生まれた。GSの本質はどこにあるのか。著者の長年の思考がここに結実する!
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