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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784166614059
作品紹介・あらすじ
貴族の世から武士の世へ、大きなターニングポイントとなった平治の乱。後白河上皇の最側近で天才的な政治家だった信西が死に、源氏が敗れ、少年頼朝が流罪になったことは知られているが、「だれがこの乱を起こしたか」という最大の謎には、実はまだ定説がない。気鋭の歴史学者である著者は、この乱の実体を暴く言葉を、将軍となった源頼朝が残していたことを発見する――。「真犯人」、そして関係者たちがおこなった壮大な隠蔽とは? 歴史はミステリより面白い!
みんなの感想まとめ
平治の乱の真相に迫るこの作品は、貴族から武士の時代への転換点を描きながら、権力闘争や隠蔽の構造を解明します。著者は、歴史の中で語られなかった「真犯人」に焦点を当て、平治の乱の背後にある複雑な人間関係や...
感想・レビュー・書評
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平家物語の旅の終着。天皇家の父と子の権力闘争が院政を産み、武士の時代を用意する平治の乱の真相。
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平治の乱について著者が気付いた真相を元に平治の乱を丹念に追っていく過程がおもしろかった。
実際に著者の真相が真実かどうかはわからないが興味深かった。 -
平治の乱について分析した一冊。
これまで保元の乱とセットでしか語られることのなかったこの戦と、その後の結果について深く知ることができた。 -
面白く、サクサク読み進んでしまうのだが、随所に別の自著を案内したり、ここではページを割けないとか、少しフラストレーションが溜まる箇所が多かった。
歴史の裏側を垣間見る感じがするので、為になった。 -
<目次>
○事実経過編
第1章 真相解明を妨げるもの
第2章 三条殿襲撃事件
第3章 二条天皇脱出作戦
第4章 京都合戦
第5章 二条派失脚事件
○全容究明編
第6章 保元の乱の恩賞問題と源義朝
第7章 先行学説の弱点と突破
第8章 二条天皇黒幕説の論理的証明
第9章 源頼朝の証言と三条殿襲撃の「王命」
第10章 「信西謀反」の真相と守覚擁立計画
第11章 残された謎~信西・清盛・後白河の動向
○最終決着編
第12章 二条の勝利と後白河の逆転勝利
第13章 乱の記念碑~新日吉・新熊野・法住寺殿
第14章 孤立する二条の死と平清盛の覇権
第15章 乱の清算~「朝の大将軍」の鎌倉幕府
○エピローグ~平治の乱の新たな全貌
<内容>
論理的に積上げられた面白い論文。なかなか厚いが(347ページ)、読み応えはある。ただ「平治の乱」という一般には余り伝わらない戦乱(教科書では保元の乱とセットだ)を読む人はいるのか?二条天皇の陰謀を後白河が再逆転する流れは、わかりやすいが…。かつての呉屋勇一『応仁の乱』ほどのことはあるまい…。 -
清盛や鎌倉殿の大河ドラマの前に読んでおけば、と悔やまれた。
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平治の乱について新しい視点を持てて面白かった
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丹念と言えば丹念。多少丁寧過ぎる気がしながらも読破。歴史ミステリーなら、この半分のボリュームで書かれていたに違いない。
平治の乱の当事者達の役割についての解説は、この時代について書かれた、他の著作に触れる時に一つの武器になるだろう。 -
【源頼朝が「真犯人」を暴いていた!】最大の謎「誰が乱を起こしたか」に定説がなかった平治の乱。壮大な隠蔽を気鋭の歴史学者が解き明かす。日本史版『薔薇の名前』か?
著者プロフィール
桃崎有一郎の作品
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