福田恆存の言葉 処世術から宗教まで (文春新書)

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  • 文藝春秋 (2024年2月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784166614455

作品紹介・あらすじ

戦後日本を代表する知識人〝最後の講演〟初の書籍化!

ゴマはうまくすれ
近代化に呑まれるな
エゴイズムを肯定しろ

世界一流だった陸軍、海軍がどうして戦争に負けたのか
人生はエゴとエゴとの賃借関係
理想家は現実世界に適応できない
日本では民主主義が運営できない
状況を読む深さで勝負は決まる
国家意識がない日本人
家族にも想像力、演出力が必要
アメリカの目的は敵の排除だけ
「愛」と「理解」は全く別問題
神様との付き合い方

戦後を代表する知識人である福田恆存は、近代化の弊害を問い続けた。
その思想のエッセンスが詰まった「伝説の名講演」を初の活字化!

保守派の知識人が問う「君たちはどう生きるか」ーー。

みんなの感想まとめ

人生や人間関係を深く考察した講演録は、戦後の日本における知識人の視点を鮮明に映し出しています。著者は近代化の弊害やエゴイズムの重要性を問い、現実を直視することの大切さを伝えています。彼の独特な表現は、...

感想・レビュー・書評

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  • 正義感が強くて、真面目ぎみな自分の性格を嫌悪している方にオススメです!
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    ・処世術を技術と捉える
    ・目的のために手段を選ばずをいけないと考えるのは道義論なだけ
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    新潮文庫のシェイクスピア翻訳と言ったら福田恒存さん!
    昔風な言葉遣いで少しとっつきにくいかもしれないですが、そこに古典ぽさ(荒々しさ、痛快さ)があり、時空を遡り想像しながら楽しめるのが福田恒存シェイクスピア翻訳。古典から人生と対人関係を学んだ生き字引みたいな著者の人生訓を感じる講演会録でした。
    なんといっても、時代が求める是と反発の空気を読む読解力が半端ないです。さらに強引かもしれないけど独特で明快な様々な事象の解釈は痛快です。
    ---------------------------------------------
    ・自分が得をしようと思ったら相手が得をするようにしたほうがいい
    ・人生は貸借関係
    ・どこの宗教でも愛というものを理想とする。愛というのは、いろんな言い方がありますがーーー自己犠牲ですね。
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    古典演劇の名台詞のような箴言的な断片言葉が満載ですので是非!

  • 福田恆存の本は大学時代に読み耽った。久しぶりに新書で読みやすそうなのもありとってみた。
    相変わらずの福田節というのが第一印象。いま読むと時代がかった女性への見方などは首を傾げる箇所も。わたし自身の考え方、それを形成する外部環境の変化を感じることができた。
    しかし文藝春秋はなぜいま福田恆存だと思ったのだろう?そこがちょっと興味ある。

  • ❇️日本の近代化とは
    富国強兵
    1. 強兵➡️日清、日露で勝ち大東亜で破れた、、、戦闘力だけでは勝てない時代、経済、情報等の総合力が必要
    2. 富国➡️吉田、池田、角栄まで勝ったが中曽根以降に失速、失われた30年
    ❇️1990年の 歴史の終わり
    日本は富国強兵に代わる 目標を発見出来ていない
    ★恥の文化
    日本とヨーロッパはよくにている➡️ 騎士道と武士道、決闘と切腹、マフィアとヤクザ
    ❇️処世術
    1. 先ず、我が身のエゴイズムを知れ、自分可愛さ
    2. ゴマは上手く擦れ、自分一人だけでなく、回りの環境全体の快適さをも考慮せよ
    3. リアリズム➡️➡️
    道徳、倫理、正義を言い出すとキリがない
    損得勘定、利害関係を見極める方が、かたがつきやすい
    ➡️トランプのデイール、
    挨拶よりお札、
    ★リアリズム
    帰納法>演繹法
    現場の具体例、成功例を探せ、やって見なければわからない、人間はそれほど賢くない
    ★欺瞞にまみれた理想主義が危険 = アメリカ民主党政権
    ➡️クリントン オバマ、バイデン

  • 福田恆存氏が吼えまくっている!

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著者プロフィール

評論家,劇作家,演出家。東京大学英文科卒業。 1936年から同人誌『作家精神』に,横光利一,芥川龍之介に関する評論を発表。第2次世界大戦後すぐに文芸評論家として活動を始め,やがて批評対象を文化・社会分野全般へと広げた。劇作は 48年の『最後の切札』に次いで 50年『キティ颱風』を発表,文学座で初演され,以後文芸部に籍をおいた。 52年『竜を撫でた男』で読売文学賞受賞。 63年芥川比呂志らと文学座を脱退,現代演劇協会,劇団雲を結成して指導者となる。 70年『総統いまだ死せず』で日本文学大賞受賞。シェークスピアの翻訳・演出でも知られ,個人全訳『シェイクスピア全集』 (15巻,1959~67,補4巻,71~86) がある。著書はほかに『人間・この劇的なるもの』 (55~56) など。 81年日本芸術院会員。

「2020年 『私の人間論 福田恆存覚書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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