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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784166614790
作品紹介・あらすじ
人は誰しも生きている間に言葉を遺すものだ。ましてやひとかどの人物ならば、その言葉はしばしば含蓄に富んでいる。
送る側も、生前の偉人の言葉には激しく反応するから、追悼文はしばしば言葉の宝庫となる。
そんな言葉を集めてみたいという動機のもとに編んだのが本書である。
第一章では、松下幸之助、丸山眞男、石原裕次郎、千代の富士、やなせたかし、吉本隆明、小山内美江子、大平正芳などの、知られざる側面が、彼らを「師」と仰いでいた人物によって語られる。側近、もしくは身近な者だけに晒した「生の言葉」「生の姿」の迫力が凄い。
第二章では、水木しげるの晩年と壮年の日々を、奥様と娘二人が思い起こす。美術館であまりに解説がうまいために学芸員に間違われたエピソード、手塚治虫への想い、水木作品が古びない理由などを語る。
第三章で登場するのは美空ひばりである。最期の「不死鳥コンサート」に至るまでと、それを成し遂げたあとの凄まじいエピソードが明かされる。
第四章で語られるのは、稀代の作家にして政治家であった石原慎太郎であるが、息子の目を通した素顔はわれわれが知る姿とはかけ離れている。「オレは思いっきり女々しく死んでいくんだ」の真意とは?
第五章で阿川弘之を論じるのは、倉本聰氏である。氏にとっては、作品・人間・生き方・思想、そのすべてが好きで、まさに「師」以外の何物でもなかった。
第六章で立花隆を語るのは佐藤優氏である。二人は共著をものしているのだが、最初から立花とは波長が合わなかったと追想する。最後に佐藤氏を立花に近づけたものは何だったのか。
そして、本書では、保阪正康氏による半藤一利、澤地久枝氏による中村哲への追悼がつづく。
追悼文は、送り送られる人たちの、人生の縮図なのである。
みんなの感想まとめ
言葉の力が人々の生き様を映し出す本書では、著名人たちの言葉やその背景にある生き方が深く掘り下げられています。松下幸之助や水木しげる、美空ひばりなど、各章で紹介される人物たちは、彼らの言葉を通して、人生...
感想・レビュー・書評
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文藝春秋既掲載から選ばれた著名人の言葉。私的には、吉本隆明の言葉と言葉の奥にあるものをセットにして人を観る態度、半藤一利の「1:1:8の法則」が刺さりました。
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言葉というより生き様を紹介したもの。
紹介されている人たちが偉大すぎるし、書いている人たちも大変立派な方々なので、自分のロールモデルとしては考えにくいけれど、彼らの言動には感銘を受けるし尊敬の念を覚える。 -
どの著名人も生きている時に会ってみたかった。
先人たちから今のこの世界はどう見えていますか?
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【人が遺す生と言葉の宝庫に出会う!】人を追悼するとき、送る側が?よすが?とするのは故人が遺した言葉である。故人の生を偲びつつ、胸に刺さる多くの言葉を集めてみた。
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