子どもは誰のものか? 離婚後「共同親権」が日本を救う (文春新書)

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  • 文藝春秋 (2025年5月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784166614936

作品紹介・あらすじ

国際的に離婚後の共同親権が認められるなか、なぜ日本では“骨抜き”の共同親権しか実現し得ないのか。全国四〇人超の当事者との対話を通して浮かび上がったのは、行き過ぎたフェミニズムがもたらした社会の歪みだった。「子どもの最善の利益」を第一に考えた、日本の家族の未来を展望する。

◎離婚のトリセツ「共同養育計画合意書」収録

<<小林元治弁護士、推薦!>>

「子どもにとって深い愛情のもとではぐくまれることは、かけがえのない人生の幸せである。共同親権の新制度が始まる我が国で、この本は必読の一冊である。」ーー弁護士 小林元治


■■子ども、夫、妻、そして祖父母――
全国の離婚当事者の「声なき声」を集めた必読の書■■

・変わり果てた息子の姿(NIさん)
・残された絵本とベビー靴(MRさん)
・周到に準備された昼逃げ(MAさん)
・探偵を雇って妻と娘を探した(KHさん)
・身に覚えのないDVで即日「退去命令」(YSさん)
・措置入院を経て、執念で子どもを連れ戻した母親(SYさん)
・日時を決めても会えない(HWさん)
・親権と監護権を分けたことが裏目に(HYさん)
・マジックミラー室での対面(IYさん)
・罪悪感を持ちながら母親に会っていた(IRさん)
・パンツ一丁で逃げ出した(YMさん)
…ほか

「両親の離婚で子どもの心は置き去りにされてきた。子どもは物ではない。不幸のガラパゴスにおける最大の被害者は子どもである」(「はじめに」より)

第一章 単独親権のもとでの悲劇
第二章 改正民法「選択的共同親権」の限界
第三章 フェミニズムと共同親権反対運動
第四章 離婚に直面した子どもの心に寄り添う道
第五章 日本の家族の未来

感想・レビュー・書評

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  • 佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
    https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD11689326

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/582203

  • 子どもは親から多くのものを受け取りながら育つ。しかし、ある日突然それが失われることがある。親にとってはそれでいいのかもしれないが、子どもにとってはそうはいかない。ある日、世界の半分が突然消えることを想像できるだろうか。

    新しい家族法の施行まで、遅くともあと1年となった。1件でも親子が引き裂かれる悲劇がなくなるよう、嘉田先生は法務委員会で子の利益の最大化を訴えている。その背景にあるものがここにまとめられている。

    子どもは引き離されても、自身のルーツをたどっていくようだ。その結果、50年ぶりの親子再会が実現しても、父親が認知症になっていたり、接触を試みた時にはすでに亡くなっていたりすることもある。残念の一言では表せないエピソードに、思わず涙してしまう。世の中から理不尽が一つでもなくなることを心から祈る。

  • 【離婚後も「ふたり親」という提案】なぜ日本では“骨抜き”の共同親権しか実現し得ないのか。全国40人超の当事者との対話を通して歪んだフェミニズムの正体に迫る。

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著者プロフィール

参議院議員、元滋賀県知事、日本環境社会学会元会長、農学博士
1950年、埼玉県生まれ。1970年代初頭京都大学探検部員としてアフリカで水と環境の価値を発見。ウイスコンシン大学大学院・京都大学大学院修了。1970年代から琵琶湖周辺農村での水利用調査などを行い、1982年より琵琶湖研究所研究員として鳥越晧之たちと生活環境主義を提唱。1980年代中頃より琵琶湖博物館の企画・建設提案し1996年開館に結びつける。2000年より京都精華大学教授を経て、2006年公共事業の見直し・子育ての充実を訴え滋賀県知事に。「流域治水条例」を全国で初めて制定。2014年勇退後はびわ湖成蹊スポーツ大学学長。2019年より参議院議員。
編著書に『水と人の環境史』(1984年、鳥越晧之・嘉田編)、『生活世界の環境学』(1995年)、『水辺遊びの生態学』(遊磨正秀と共著、2000年)、『水辺ぐらしの環境学』(2001年)、『環境社会学』(2002年)、『生活環境主義でいこう!──琵琶湖に恋した知事』(古谷桂信と共著、2008年)、『知事は何ができるのか』(2012年)、『滋賀県発! 持続可能社会への挑戦』(内藤正明・嘉田編、2018年)、『命をつなぐ政治を求めて』(2019年)、『流域治水がひらく川と人の関係』(嘉田編、2021年)など多数。

「2022年 『水と生きる地域の力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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