ステッセルのピアノ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1996年10月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167100292

作品紹介・あらすじ

パリ、ペテルブルク、大連、旅順、金沢、旭川など、ステッセル将軍から乃木将軍に贈られたとされるピアノの数奇な運命をたどった感動の物語。デビュー以来初の書下し。(川西政明)

みんなの感想まとめ

数奇な運命をたどるピアノを通じて、歴史の深い傷と人々の思いが交錯する感動の物語が描かれています。乃木希典とステッセル将軍の関わりを背景に、ピアノが各地に残した伝承を探求する旅が展開され、明治の遠い記憶...

感想・レビュー・書評

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  • 乃木希典の遺光を感じさせる話。数奇なピアノが国内打ち捨てられていることに遠い明治を感じた。

  • 旅順に行ってみたくなりました。

  • ステッセルにまつわる伝承を持ったピアノが各地に存在する。
    そうした伝承が生まれた訳をさぐる旅。
    ピアノの伝わる地にはかつての戦争において凄惨なる人的被害を被った歴史があり、土地の人々には暗く深い傷が刻まれた。
    そうした傷を抱えながらも前に向かって歩いていくためには、乃木とステッセルという壮絶なる戦闘の中心にいた二人による“美しい話”が必要であった。
    事実、真実よりも大事な挿話がある。。

  • 金沢などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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