怪盗ジバコ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2009年4月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167101084

みんなの感想まとめ

ユーモアとエンターテインメントに満ちたこの作品は、読者に心温まる体験を提供します。50年以上前に書かれたにもかかわらず、その魅力は色あせることなく、現代の読者にも共鳴する人間の精神性が描かれています。...

感想・レビュー・書評

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  • うーんおもろい!
    1967年の初版から愛されて平成、令和とやってきたこの作品。
    めっちゃわかる!面白さ色褪せてないよ!
    今となってはコンプラ違反とか言われそうなものも、お話として十二分に面白く楽しめるし最後まで飽きずにあっという間に読み切っちゃったよ

  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA89766525

  •  これぞユーモア小説と思わせてくれる一冊です。50年近くも前の作品なのに、今読んでもやはりおもしろい。ときおり昔の言葉づかいが出てきますが、作品内に表現されている人々の精神性は現代に通ずるものがありました。
     読み終わるとやさしい気持ちになれるような小説です。

  • 世界って言うほどのものではないんだろうけど、その醸し出す空気にどうしても馴染めなかった、、、
    当方にとっては"滑りっ放し"って感じの童話(?)集、昔風に言えば品の良い東京風ユーモアはイマイチなんですよね。かと言って大阪風コテコテなのも勘弁してほしいんですが。

  • 氏ならではのユーモアと、自らの旅行での体験と思われる異国情緒あふれる描写で織りなす、怪盗の活躍を描く短編集。
    所々でそのユーモアにほくそ笑んでしまいます。
    ジバコは謎の人物であり、キャラクターがつかめないことから感情移入がしにくいですね。そんなキャラ設定だから仕方ないけど。
    ともあれ楽しめました。他の本もぼちぼち読んでいきます。

  • なにも難しいこと考えないでひたすら読んでて楽しくて痛快な本だった!
    こういう本を読むのも個人的に大好きである

  • 童話と言っていいのかわからないけれども、北杜夫の子供向けデタラメ小説の代表格。読んだのは中学以来かなあ。鮮やかな手際、ユーモラスなエピソード、ケチな一面など、北杜夫氏の中にある面白くて派手な(ソーウツのソー的な)人格そのままというところであろう。
    内容は1本の続きの話だと記憶していたのだけど、実際は中編がいくつかとなっており、いい感じで休みをいれられるため、本当に軽く読めてしまう。そのせいもあるが、大人には「なんじゃこれ?」で終わってしまうかもしれない。内容も始終一貫してデタラメだ。
    そのデタラメであるが、これがちょっとした豆知識が散りばめられていて、船医をやっていたマンボウ氏ならではのもの。その辺も小~高校生の知りたい欲求をくすぐるのだろう。したがって、中学生くらいに一度は読んでおいてもいい本である。

    ただし、その知識もデタラメでないという保証はないのだけれども。

  • 突拍子もないユーモア。なかなか良かった。

  • 飄々としていて、荒唐無稽なドタバタすらも、不思議とスタイリッシュ。

  • そうそう、こんな本もあった。

  • 『クレージーの怪盗ジバコ』といふ映画は、30本に及ぶ東宝クレージー映画の中で、唯一原作のある作品であります。ジバコに扮した(?)植木等さんの、例のウヒャヒャといふ高笑ひ。翻弄されるハナ肇・谷啓。
    すでにクレージー映画としては峠を越ゑたといはれる時期の作品で、小林信彦さんなどは酷評してゐます。
    無責任=植木のイメエヂを追うとさういふことになるのでせうが、むしろ「ハナ肇とクレージーキャッツ」といふグループのアンサンブルを愉しむべきでありませう。原作小説とはかなり印象が違ひます。

    北杜夫氏の『怪盗ジバコ』は、元来1967(昭和42)年に発表されたユウモワ小説なのですが、2年前に文春文庫で復刊されたのであります。
    ジバコは希代の怪盗であり、本名年齢素顔全く分からず、変装の名人でもあります。盗みはするが、あこぎな仕打ちはせずに、むしろユウモワを感じさせる余裕の盗みをするのでした。
    明智小五郎くんと対決し、ジェームズ・ボンドを赤子の手をひねるようにあしらふ。超人であります。

    上質な娯楽小説となつてゐますが、気になるのは、復刊された現代の読者の目にはどう映るのか、といふことであります。
    遠藤周作氏のいふやうに、いつの頃からかユウモワは軽んぜられてゐるやうです。お笑ひと称するものは人気があるやうですが。
    何かと強い刺激に慣らされた現代人には「ユウモワ」を解することが出来るか...?

    http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-255.html

  • 北杜夫が亡くなったのをきっかけに手にしてみた。なつかしいこのリズムやテイスト。小林宣彦のオヨヨ大統領シリーズや、畑正憲の「ムツ・ゴーロの怪事件」を思い出す。

  • タイトルはフランスの人気小説家モーリス・ルブランの「怪盗ルパン」と、ロシアの文豪ボリス・パステルナーク作「ドクトル・ジパゴ」の掛け合わせ。007も明智小五郎も出てきたっけ。ただ面白いというのではない何かがそこにはあるのです。

  • 娯楽。

  • すごく面白かった!!
    ジバコの持つ豊かすぎるアイデアにビックリさせられっぱなしでした!

  • 少し昔に書かれたものなので、少し読みづらさはあるかもしれません。

  • 希代の怪盗ジバコの物語。

    さくさく読める。そのわりに後からじんわりとこみ上げてくる楽しさがある。
    腹抱えて笑う、というのとは違うけどユーモアに溢れた作品であるのは間違いない。

    何も考えずに楽しむが吉。

  • 好きなものがたくさん出てきた。ルパンもボンドも。
    本文以外っていつも余計なお世話って思うのだけど(でも、読むけど。。)、遠藤周作さんの解説も、新装版のあとがきもよかった。

  • 北杜夫のユーモア小説。なんだか躁気味の作品である。途中、007が登場したりと、もうやりたい放題。

  • 軽快な文章で楽しめる。なんか伊坂幸太郎の黒澤思い出した。

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著者プロフィール

北 杜夫(きた・もりお):1927(昭和2)年東京青山生れ。旧制松本高等学校を経て東北大学医学部を卒業。神経科専攻。60年『どくとるマンボウ航海記』がベストセラーとなり、また同年『夜と霧の隅で』で芥川賞を受賞。『楡家の人びと』(毎日出版文化賞)、『輝ける碧き空の下で』(日本文学大賞)、「茂吉四部作」で大佛次郎賞受賞。純文学からユーモア小説、「どくとるマンボウ」シリーズなどのユーモアエッセイ等で幅広い読者を得る。2011(平成23)年逝去。

「2026年 『父っちゃんは大変人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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