その人の名は言えない (文春文庫 い-2-3)

  • 文藝春秋 (1975年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167104030

みんなの感想まとめ

人間関係の葛藤と恋愛の複雑さを描いた物語は、特にヒロイン夏子の内面や周囲の男性たちの思惑が交錯する様子が印象的です。昭和の香り漂う恋愛模様は一見よくある展開に思えますが、物語の終わり方には独特の余韻が...

感想・レビュー・書評

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  • 夏子を取り巻く男たち、また姉の秋子らの内面の描写がおもしろかった。
    結局、夏子は夏子であった。

  • 昭和の恋愛物語、よくある感じ・・と思いながら読んでいましたが、終わり方が好きです^^

  • パーティーの夜、美貌の女性夏子の唇を盗み去ったのは誰か?無償の情熱と純粋への憧憬との矛盾に悩むヒロインと、周囲に集う讚仰者の葛藤を、ミスティリアスな手法を配しながら香気高いロマンに結晶させた著者初の新聞小説。ここにあるのは、永遠の愛へのかぎりない探索を試みる人間の切ない姿態である。

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著者プロフィール

井上 靖 (1907~1991)
北海道旭川生まれ。京都帝国大学を卒業後、大阪毎日新聞社に入社。1949(昭和24)年、小説『闘牛』で第22回芥川賞受賞、文壇へは1950(昭和25)年43歳デビュー。1951年に退社して以降、「天平の甍」で芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」で日本文学大賞(1969年)、「孔子」で野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章。現代小説、歴史小説、随筆、紀行、詩集など、創作は多岐に及び、次々と名作を産み出す。1971(昭和46)年から、約1年間にわたり、朝日新聞紙面上で連載された『星と祭』の舞台となった滋賀県湖北地域には、連載終了後も度々訪れ、仏像を守る人たちと交流を深めた。長浜市立高月図書館には「井上靖記念室」が設けられ、今も多くの人が訪れている。

「2019年 『星と祭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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