竜馬がゆく (5) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105136

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの帰省で見つけた本を備忘録として登録。
    自分でも内容をよく覚えてないのでレビューが書けません。

  • 池田屋事件、蛤御門の変

  • 破格の人間、英雄の姿をみた。
    大望を抱き、戦艦を操れる国家で有数の人間だった。
    自分1人のことだけを考え、小さく収まろうとした自分に喝が入れられた。

  • 池田屋事件、蛤御門の変と、幕末の風雲急を告げる事件が続発。外交上手の薩摩と、尊王攘夷の気持ちばかりが空回りする長州の明暗が分かれた。しかし、国許に戻ればそれぞれ藩主に難があった。いつの間にか、というかとんとん拍子に竜馬は、その風雲の中心に存在する立場になってしまった。「日本」という当時としては抽象的な考えを持つ竜馬にとって、思うに任せない状況が続く。

  • 竜馬は登場せずとも、池田屋事件、そして蛤御門の変はもの凄い迫力です。竜馬と西郷隆盛の初対面の際に竜馬が鈴虫を捕まえることに夢中になった、それが二人の相互人物評価に繋がったとの逸話は、初耳ですが、本当なのでしょうか?実に愉しい、しかしどこで観察されるかが分からない怖いようなエピソードです。そしてお田鶴様とおりょうの神戸での対面(対決!)も手に汗握る緊張感があります。

  • 既読本

  • (1988.06.27読了)(1987.04.18購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎるのだ…次々死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫した。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまい、かれの壮大な計画も無に帰してしまった。

    ☆関連図書(既読)
    「竜馬がゆく(一)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.06.25
    「竜馬がゆく(二)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.07.25
    「竜馬がゆく(三)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.07.25
    「竜馬がゆく(四)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.07.25

  • 生井良一先生推薦

    幕末に新しい日本をつくるために活躍した坂本龍馬。内戦を避けるために武力を使わず、「海援隊」という海運会社をつくり、その会社を使って敵対していた薩摩と長州を結んで、明治維新に導いた。この本は、その坂本龍馬の青春時代とものごとに捕らわれない自由な発想力の魅力を伝えてくれる。

  • 1985.12.23

  • 大学入試に失敗した春休みに読んだ本。まさに人生観を変えてくれた。この本を読んで以来、尊敬する人物は坂本龍馬となった。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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