坂の上の雲 4 (文春文庫 し-1-31)

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  • 文藝春秋 (1978年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784167105310

感想・レビュー・書評

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  • 日露戦争は、絶対的数的不利の小国である日本が勝った、という歴史の教科書程度の事実のみ知ってて、さらにいうとその中で知ってる名前は乃木希典くらいなんだけど、どうやら乃木軍は旅順において恐ろしく無能で、無益な戦闘で日本人を玉砕たらしめていたらしい…。
    歴史を知らない自分と、その時代の軍人の死生観と、たぶんここから起きる奇跡的(偶然的)勝利が、後の大戦に突き進む負の遺産になっていくんだろうことに気づき始めて絶望している。

    (余談)
    著者のリサーチ力は相当のものだと感服するが、同じことを何度も述べる癖はしんどい。笑
    馴れてきたけど。

  • 旅順が落ちない。伊地知と乃木の頑迷さにもどかしさを覚える。同時にトップの能力、判断でここまで組織としての結果が変わるのかと考えさせられる。現代では企業や企業内の部署のトップを良く見ることが大切だと感じる。また、頭が切れることと人を統帥してまとめ上げること、別な能力だと気づかせてくれた。

  • 出た、猛烈なまでの人物評。
    特に参謀長はこの小説によって客観的評価を受けることさえ厳しくなってしまった感ありです。
    実際どうだったかは判断し兼ねますが、結果を見れば長たるもの、その責を問われざるを得ないかと。
    それに作家の本意は個人攻撃ではなく、もし民族の性格というものがあるなら陸軍にそれは濃厚に反映するという主張から、日本という国の国民の弱さを激烈に表現し、未来への糧にして欲しいということなのかと個人的にはそう解釈します。
    実際、現在もそう言った面が見え隠れするところを見るに、作家の指摘はなかなかに奥深いものやもしれず。

  • 無謀な作戦に日本兵達がまじめに挑んだら残虐な結果になったというのを読んで、私も全ての指示を疑うべきだなと学んだ。

  • 旅順の戦いと児玉の活躍。
    バルチック艦隊の迷走。

    著者は陸軍が嫌いだということはよくわかった。

  • 明治三十七年二月、日露は戦端を開いた。豊富な兵力を持つ大国に挑んだ、戦費もろくに調達できぬ小国…。少将秋山好古の属する第二軍は遼東半島に上陸した直後から、苦戦の連続であった。また連合艦隊の参謀・少佐真之も堅い砲台群でよろわれた旅順港に潜む敵艦隊に苦慮を重ねる。緒戦から予断を許さない状況が現出した。

  • 有能、無能の軍人が明暗明らかになって来た巻。
    この状況から日本はどうやって勝てるのだろう。

  • 2009年度【請求記号】913.6||S【資料ID】91990626【配架場所】工大君に薦める

  • 1986.1.22

  • 三巻から約1月振りに四巻を読んだ。
    竜馬がゆく同様八巻はさすがに長い。でもおもしろい。

    三巻同様日露戦争の戦術が中心。無能な指導者による犠牲者。
    旅順攻撃による戦争の悲惨さ。などなど感慨深い。
    五巻はいよいよ二〇三高地。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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