翔ぶが如く 1 (文春文庫 し-1-39)

  • 文藝春秋 (1980年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167105396

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

歴史の変革期に生きた人物たちのドラマを描いた作品で、フィクションとノンフィクションの絶妙なバランスが魅力です。明治維新という激動の時代を背景に、西郷隆盛や大久保利通などの個性的なキャラクターが織り成す...

感想・レビュー・書評

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  • 西郷どんは魅力的な人物なので、長編ですが一気に読めます。

  •  わたしには、知らないこと・理解できないことが数え切れないほどある。なぜ今の社会の形が作られたのか。果たして、これが幸福な社会なのか。そんなことを考えているうち、明治維新に興味を持ち、この本に手をだすことにした。
     明治維新から150年。幕末の志士たちは、どんな思いで近代国家を作り上げたのか。

  • 第10巻にて

  • 久々に読んだけどやっぱり面白い。
    フィクションとノンフィクションのちょうど
    中間にあるような歴史小説。

    事実と史実の間を想像で埋めてストーリーを
    作っていくのは本当にすごい。

    そして、歴史が変わる時期ってのはすごいなぁ。

  • ★評価は再読後に。
    別に「青天を衝け」がやってるから再読の訳でなく、前回の「竜馬がゆく」の続きがたまたまこの時期になっただけでして。
    まぁそれは兎も角、この作品は司馬遼節が濃厚。明治という時代を昭和という時代から書いたという感じで、2021年から眺めるともしかするとあらゆるものが前時代的と言われてしまうのかな、と感じなくもなく。もしかすると「国民作家」と言われるこの作家の扱いは今後変わってくるかもなぁとさえ思いつつ、第二巻に進みます。

  • 久しぶりに司馬遼を読んだ。
    『山県有朋』を読んで、明治を作った男たちの物語を読みたいと思ったのがきっかけだ。
    明治維新後の時代の雰囲気を感じるには小説が良い。
    しかも、司馬遼である。面白くないわけがない。
    西郷隆盛、大久保利通、大隈重信、木戸孝允など、各人の強烈な個性を描きながらのストーリー展開は、さすがの筆力である。
    純粋に面白かった。まだ一巻なのに面白かった。
    西郷隆盛という大人物の魅力と、西郷本人の悲哀と苦悩。
    また西郷を見出した賢君・島津斉彬の先見性と不幸。
    明治維新という変革がこれだけの人材群を輩出したのか。それともこれだけの人材群がいたからこそ、変革を起こすことができたのか。いずれにしても、「人材は束で出る」と言われるように、各人の才能が入り乱れながら、独特のマーブル模様を描きながら、明治という時代が作られていく。
    そして、その裏には吉田松陰を筆頭に、維新で散っていった才能が無数にある。
    その志を継いだ男たちが、文字通り命をかけて模索したのが新しい明治という時代だった。
    幕末から明治にかけて、この時代がなぜ面白いのか。命をかけた男たちの物語だからだ。

  • 明治維新とともに出発した新しい政府は、内外に深刻な問題を抱え絶えず分裂の危機を孕んでいた。明治六年、長い間くすぶり続けていた不満が爆発した。西郷隆盛が主唱した「征韓論」は、国の存亡を賭けた抗争にまで沸騰してゆく。征韓論から、西南戦争の結末まで新生日本を根底からゆさぶった、激動の時代を描く長篇小説全十冊。

  • ☆の数。今はとりあえづ3つ。

    少し難解でなんとなく掴みどころのない本である。一応は西郷隆盛が主人公の様子であるが、西郷を中心に全部の話が進んでいくわけでもない。

    いろんな人物が登場する。でもなぜか同時代を駆け抜けたはずの坂本龍馬の登場だけはほとんどない。いや全くないと言ってもいいか。まあ、この物語に龍馬を多く登場させてしまうと西郷の存在がそれだけ薄くなってしまうのは必定だから仕方のない事でしょう。龍馬の方は『竜馬がゆく』でしっかり読んだからそれでいいのだ。

    さてではこの物語の、今のところの主人公?は誰かというと、こりゃもう間違いなく作者の司馬遼太郎でしょうな。自分の書きたい事、書きたい方面へと文面を匠にいや強引に導いていく。読者はそれに翻弄されながらもなんとか食らいついて読み続けているという状態なのである。あ、この場合の読者ってのはわたし自身のことね。

    さて2巻以降どうなっていくのであろうか。

    (尚、いまこれは米国テネシー州の某エコロホテルの一室で書いている)

  • (1989.12.16読了)(1989.11.03購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    明治維新とともに出発した新しい政府は、内外に深刻な問題を抱え絶えず分裂の危機を孕んでいた。明治六年、長い間くすぶり続けていた不満が爆発した。西郷隆盛が主唱した「征韓論」は、国の存亡を賭けた抗争にまで沸騰してゆく。征韓論から、西南戦争の結末まで新生日本を根底からゆさぶった、激動の時代を描く長篇小説全十冊。

  • 3/29

  • 全十巻。
    西郷隆盛と大久保利通を主軸として描かれた、明治初期の物語。
    今まで一番馴染みの薄かった時代でしたが、読み進んでいくうちに引き込まれていきました。
    明治維新を成し遂げた人々と彼らに反発した人々の対立、江戸時代から残る藩体勢、西洋諸国を見てきた人たちの苦悩など、教科書でしか知らなかった時代の本質が少しだけでもわかったような気がしました。

    郷土の偉人・前島密の名が出てきて、妙に嬉しかったです。
    いつか、前島密の自伝を読んでみたいと思いました。

  • 20/10/16 70

  • 89年26刷本

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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