- 文藝春秋 (1980年1月1日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167105419
みんなの感想まとめ
歴史の深淵を探る物語が展開され、登場人物たちの複雑な人間関係が描かれています。特に大久保利通と西郷隆盛の友情と対立は、歴史の中での彼らの役割を際立たせ、読者にとって興味深い視点を提供します。著者は多く...
感想・レビュー・書評
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第10巻にて
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一応、川路に戻ってきた、よしよし。
それにしても蘊蓄話が多くて筋から逸れたではなく、もともと筋なんて気にしてないんでしょ、という気がする。
再読ですがその内容をほとんど覚えてませんが、大久保・川路ラインの行き着く先を「濃厚に」抉り取るのかな?そこかしこには見え隠れしてますが、この作家の特徴として、最後まで言多くて霧に隠れる感じがありますからなぁ。 -
他の本にあっちこっち飛んでいたので、本書を読み終えるのにだいぶ長い期間をかけてた。
西郷が下野したことをきっかけに、新政府に対する不満分子が噴き出す。
政府を守ろうする大久保利通と、不満分子が爆発するきっかけを作った西郷隆盛。この二人が同郷の親友であるところが歴史の妙である。
しかし、西郷はきっかけを作っただけで何も運動を展開したわけではない。何も動かない西郷が作り出した嵐に翻弄される大久保利通。このコントラストを見ると、西郷隆盛という人物がいかに大人物であったかが分かる。
しかし、本書で注目すべきは次の一文だ。
「西郷は誰に対しても寛容な男だったが、かんの悪い男にだけは閉口してみせるところがあった」
司馬は「かんの悪い男」というマイルドな書き方をしているが、要は「バカな男」ということだ。
懐の深い西郷でさえバカな奴は適当にあしらっていた。
そうか、それで良いのだ。
そうだ、その通りだ。
バカな奴と語るのは時間の無駄だから。
バカな奴と語っても交わることはないのだから。
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☆4つ
おもしろい、面白いのだが少々むづかしい。読破するには相当の根気が必要である。今は正月。この様なちょっと特殊な環境でないとガシガシとは読み進められない本である。
なにしろ横道に逸れて行くことが多い。
著者もその事は分かっており、そのたびにきちりと理を書いてから逸れていくのであるが、なんせ一旦それるとなかなか本道へは戻って来ない。はてこの本は一体に誰のどんな事について書いた本であったろうか、と読者を何度もいぶかしがらせる。
でも、まあそこは司馬遼が語ると是非もなく面白いし、全部で10巻もの大作であることが初手から分かっているので、まあこのくらいの寄り道もありだわなぁ、などと思ってしまうのである。
まだ3巻がやっと終わったところ。こののんびりした正月の間にどこまで読み進めていけるかが、その先の読了に向かっての鍵を握っていると思える。楽しいが少々くたびれることでもある。疲れたらば、ぎたでもつま弾きながら読み進もうぞ。 -
読んだきっかけ:司馬遼太郎は全部読みたい
かかった時間:9/9-9/15(6日くらい)
内容:明治維新から西南戦争の話(たぶん)。3巻は、西郷の下野から、佐賀の乱直前までの、周囲の反応。
太政大臣三条実美のご乱心により、征韓派は予想もつかなかった敗北を喫する。
西郷の絶望と下野、そして征韓派の薩摩人は西郷について鹿児島に落ちる。
その後の政府の動揺や、征韓派の動きを、じっくりと書き込んでいる。
ちょっと動きが少なく、退屈でした。 -
1~3巻。歴史評論的に語られるくだりは悪くない。いま思えば、銀河英雄伝説のスタイルはこれのパクリなんだな(笑)。
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20/10/29
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89年24刷本
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司馬遼太郎の作品
